社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

どさくさに紛れて採決「高年法」

2020-04-24 07:16:20 | 日記

新型コロナウィルス対策が焦眉の課
題になっていいるなか、国会ではた
いした審議もしないで可決したもの
がある。

「高年法」=高齢者等の雇用の安定
等に関する法律だ。

中身は雇用の安定とは真逆の高齢者
のフリーランス化を進める、いわば
不安定雇用、非正規雇用をいっそう
すすめるものになっている。

この改定は、70歳までの「就業」を
努力義務として企業の課すが・・・

雇用ではなく、「就業」という言葉
を使っている。

ここにごまかしがある、

いわゆる雇用によらない働き方だ。

業務請負やフリーランスを進めるこ
とになる。
企業は雇用の義務から解放される。

今は高齢者だが、いずれ全労働者に
広がっていく。これが自民・公明の
やり方だ。

雇用でなければ、こうなる。
        過去のブログ ⇒

労働基準法のない世界だ。

新型コロナにより「社会の脆弱性」
が明らかになり、それを推進した
「新自由主義」のひどさも明白と
なった。

利潤第一主義が人類をどこに導く
か。今一度立ち止まって考えるこ
とが必要ではないか。


呪いの言葉をどう解くか?

2020-04-23 12:22:41 | 日記

働く人々を縛る「呪いの言葉」には
どんなものがあるのだろうか。
そしてその解き方は?

昨日のブログで「呪いの言葉」につ
いてふれたが、もともとは国会での
官僚答弁である「ごはん論法」を明
らかにした上西充子法政大学教授の
提案でもある。

ひとこと言えば、国民が声を上げよ
うとすることを抑圧する言葉を「呪
いの言葉」とした。

ブラック企業で働く若者に「嫌なら
辞めればいい」という言葉でしばっ
てしまうことだ。
これでは声すら上げられない。

安倍政権の進める「働き方改革」に
は、たくさんの美辞麗句がある。

ともすれば「いいんじゃない」と受
け入れてしまう。

要するに、思考が狭くされ、ブロッ
クされてしまう。

私達の回りにはたくさんの「呪いの
言葉」がある。

この縛りから、どう解き放つことが
できるのか。

上西教授はTwitterで、「#呪いの言
葉の解き方」を多くの参加者から得
ている。

さらに、この「まとめサイト」があ
る。
           こちら ⇒

ぜひご覧になって、自らの呪いを解
いてほしいと願う。


呪いの言葉「批判するときではない」

2020-04-22 07:34:55 | 日記

新型コロナウィルスの広がりとともに
安倍政権の後手後手、決断の無さへの
批判がひろがっている。

そこへ「大変なときだから、批判ばか
りではなく、力をあわせよう」「批判
するときではない」との声がある。

善意からか? 安倍応援団からか?

新型コロナウィルスへの日本政府の対
応は、世界のなかでも「異常」といえ
る。

政府の問題点を国民の立場から批判す
ることは、とても大切だ。
それによって、新たな対策や改善も生
まれる。

とりわけ今緊急を要するものは「自粛
と補償をセットに」だ。
安心して休んでもらう。そのことによ
って人の動きを止める。
そして医療崩壊を食い止めるための予
算と人員の確保だ。
PCR検査もいっきに拡大させないと
大変なことになる。

先日も書いたが。政府が機能している
のか、という疑念が浮かんでいる。

だからこそ「批判」が必要だ。

21日付朝日新聞の耕論に清田隆之さん
の「ゆがんだ自己責任論映す」という
記事があった。

現状にマッチしたすぐれた分析だと思
った。

安倍政権は、この「自己責任」を最大
限に利用している。

善意からでも「批判する時ではない」
論を展開している人たちに、わかりや
すく、今何が問題かを共通認識にする
地道な取り組みが求められている。

それが清田隆之さんのいう「社会の紐
帯意識」をたかめていくことだと思う。

でなければ「批判する時ではない」と
いう言葉が「呪いの言葉」として、私
たちの足を止めることになる。


旧態依然たる安倍内閣

2020-04-20 12:02:15 | 日記

つくづく安倍政権の新型コロナ対策は
「経済対策」しか頭にないのではない
かと思う。

30万円の給付という内閣決定がくつが
えされ、一律10万円となった。

安倍政権で、内閣決定がくつがえされ
るということが今まであったのか?

やはり国民の声が内閣を突き上げたの
だ。

「自粛と補償はセットで」という国民
の声が、まだ届いていない。

ようやく「地方創生臨時交付金」を休
業補償に使ってよいと言い始めたが、
あまりにも金額が少ないし、このまま
では、自治体ごとの格差が出てしまう。

国が休業を要請したのだから、国が責
任をもって基準を示すのがスジではな
いか。

人の動きをどう止めるのか。その中で
重要なのが「休業と補償」だ。

安倍内閣の新型コロナ対策は、後手後
手の連続で、あえて言えば「政府が機
能していないのでは?」と思う程だ。

台湾や韓国では、徹底的な「検査」で、
症状がなくても陽性ならすぐ隔離。台
湾では、1日3000円の手当で家にいる
ようにしたとのこと。

日本では、この検査があまりにも行わ
れていない。
すべての感染状況を把握するというこ
とは、対策のイロハではないのか。

徹底的な検査と隔離しかない。
そのための補償であり、経済対策では
ないのだ。

SARSはほとんどが重症化し、その
ため追跡調査が可能で封じることがで
きた。新型コロナウィルスは無症状で
スーパースプレッダーが広げているこ
とがわかってきた。

だからこそ、徹底的な検査しかない。

しかし、いまだに保健所を通さなけれ
ば・・・政府は何をやっているのか!

医療崩壊の危機にどんな対策をうって
いるのか。

政府が機能していないのではないかと
ふっと思う。
安倍首相の責任はあまりにも大きい。


小出し小出しの対策、そして補償は

2020-04-17 08:31:02 | 日記

安倍首相はリーマンショックとは違
うということを理解していないので
はないか。

金融危機は上から時間をかけて庶民
の生活に。
今回はストレートに下から、国民の
移動制限により、一気に消費が冷え
込んだ。

新型コロナ対策も、小出しの連続だ。

昨日道新に次亜塩素酸の消毒液の販
売のニュースが掲載されたところ、
なんと20人ほどが並んでいた。

政府は、マスクも、消毒液も、そし
てPCR検査も、国民の不安に応え
ていない。

霞が関が内閣主導のため、また経済
主導のため、厚労省が表に出てこれ
なくなっているのではと疑っている。

国民が求めている「補償」は経済対
策ではない。
休業させ、人の動きを止めるための
「補償」だ。

日本共産党は昨日、「感染爆発、医
療崩壊を止める緊急提案」を発表し
た。
          こちら ⇒

・外出自粛・休業要請と一体の補償
・検査体制強化と医療現場への本格
 的財政支援を
・介護・障害者などの社会保障体制
 を守り、ジェンダーの視点で
・消費税5%への減税に踏み切る

安倍政権のグタグタと続く対策では
地域が持たない。
このままでは壊滅的打撃を被る。

飲食店街など「休業と補償」をしっ
かりやり、人の動きを止めることだ。


きくいもの食パン

2020-04-16 07:37:27 | 日記
ザキパンより

血糖が気になる方に人気の「菊芋」
(きくいも)。この度、菊芋を練り
込んだ食パンが誕生した。

ここ1ヶ月ほど毎週購入している。
食感はもっちりしており、味は普通
の食パンと変わらない。これなら菊
芋が苦手とする人も大丈夫。

新型コロナウィルスで外出が少なく
なり、少し食べすぎの方々、とりわ
けお年寄りには健康によいのではな
いかと思う。ただし、おいしいから
といって食べ過ぎては元の木阿弥。

地方で、地域で、新しい取り組みな
ど、がんばっている市民がいる。

しかし、安倍政権の「後手後手」に
は、呆れかえるとともに、国民の生
活や危機的状況がまったく見えてい
ない。
このグタグタ感は何なのか。

昔の自民政権なら、地方議員、国会
議員から国民の声は今よりは届いて
いたのではないか。

それが「保守」ではなかったのか。

安倍首相は回りをイエスマンで固め
てしまい、裸の王様状態になってし
まっている。

そして、逆らえば、次の国会議員の
イスは保障されない。

それが youtube の星野源との勝手な
コラボに典型的にあらわれた。

釧路の商店や繁華街などの飲食店。
このままでは、壊滅的打撃を被る。
消費税10%増税とコラボショック
だ。

自民・公明政権の末期症状だ。

人の動きを止める=しっかり補償を
する。
スピードが必要だ。


最後のネット、生活保護の対応

2020-04-15 07:21:12 | 日記

リーマンショックをはるかに上回る
新型コロナウィルス・ショック。

生活苦の最後のセーフティネットで
ある生活保護。

矢継ぎ早に厚労省が通達を出してい
る。

4月7日に「新型コロナウイルス感
染防止等のための生活保護業務等に
おける対応について」
       こちら⇒(209㎅)

・窓口では必要最小限の事を聞き、
 受け付けること。詳細は電話で。
・車は処分させるのではなく「宣言」
 の間は、通達通り6ヶ月まで保留
 させること。
・コロナ禍で仕事もみつからないと
 思われるので、就労指導を止める。

保護申請書を提出し、受けとる事を
「受理」という。
これをさせない事が自治体で広がり、
九州では「おにぎりを食べたい」と
餓死者を出したことは記憶に新しい。

私は「まず受理しろ」と受け止めた。

車をもっていても、持ち家があって
も、食べていけなければ遠慮なく、
申請すべきではないか。

リーマンショック以来、セーフティ
ネットは多少整備されたが、今回は
それを上回る危機だ。

数日前、ネットカフェの閉店による
ホームレスの増加の記事に対して、
ネットの書き込みをみて驚いた。

税金を払わないやつが何をわがまま
なことを、と極端な「自己責任」の
オンパレードだった。

リーマンショックから何を学んでき
たのか。読んでいて具合が悪くなっ
た。

命の、生活の危機だからこそ「社会
的連帯を」!


医療の総力を!

2020-04-14 12:06:49 | 日記

13日、日本内科学会は、新型コロナ
ウィルスへの「緊急シンポジウム」
を開催した。

シンポは無観客でネットを通じて行
われ、4月30日9時まで一般公開
されている。無料で。(2時間7分)
            こちら ⇒

第一線の専門家なので話は難しいが
私たち素人でも分かることはある。
特にクラスター対策は聞くべきだ。

第一部(基調講演)
 1.疫学と今後の動向
 2.クラスター対策
 3.感染対策と治療
第二部 パネルディスカッション
 ~日本内科学会の役割と使命~
 1.感染症医の立場から
 2.呼吸器内科医の立場から
 3.老年内科、高血圧治療の立場から
 4.リウマチ・膠原病内科医の立場から
 6.まとめ

「いま非常に難しい第二波に直面し
ている」
「PCR検査センターを至急立ち上
げるべきだ」
「医療にかかわるものが総力をもっ
て対抗しないと、なかなか勝てるた
たかいではない」

医療者の決意がにじみ出ている。

だからこそ「3密」の密閉、密集、
密接を、それぞれ避けるためにも、
政府の「自粛と補償をセットに」が
絶対必要だ。

巨額の税金を使うイージスアショア
やF35の爆買いは直ちに止めるべ
きだ。

朝貢外交はやめるべきだ。
いや、現代は米貢外交だ。


再び補償なき要請!

2020-04-13 12:12:45 | 日記

安倍首相は11日、新型コロナウィル
ス感染症対策本部で、全国の繁華街へ
の自粛要請を行った。

「バー、ナイトクラブ、カラオケ、ラ
イブハウスはもとより、繁華街の接客
を伴う飲食店等については、緊急事態
宣言が出ている地域か否かを問わず、
全国全ての道府県において、その出入
りを控えていただく」

事実上の休業要請だ。
しかし、補償はしない。

どう考えても「経済対策」からの発想
だ。
自粛と補償は、新型コロナ対策であり、
安心して休業してもらい、人との交流
を減らす役割がある。
ここを誤解している。

補償なき休業要請は止めるべきだ。

こういう庶民とのずズレが、安倍首相
のyoutube に如実に現れた。

星野源「うちで踊ろう」との勝手なコ
ラボだ。

居間でゆっくり寛ぎ、犬と戯れコーヒ
ーを飲む。

新型コロナで失業し、給料さえもらえ
ない。また店の収入も激減し、いつた
たむか、その後は食べて行けない。
・・・今、無数の国民が生まれようと
している。

同時に感染の危険のなか、医療や介護
の現場を必死に守って不眠不休の人た
ちがいる。

こうした国民を「逆なで」する映像だ。

安倍首相、安倍官邸が何を考えている
のか、よくわかる映像だ。

直ちに辞任を、の声を大きくしなけれ
ば!


いよいよ始まる大量解雇

2020-04-10 08:11:34 | 日記

儲けのための極端な効率化によって、
社会全体の余裕やのりしろを失って
きたため、社会の脆弱性が新型コロ
ナウィルスによってはっきりしたの
ではないか。

自動車などの工場の停止、それによ
る一時帰休や大量解雇が。
また小さな会社も。

とりわけ4割にも達している非正規
労働者が、再びリーマンショックの
再現になりかねない。

職を失うと同時に住居も失う。

再び繰り返さないために、政治の責
任は重大だ。

安倍首相は、緊急経済対策として、
108兆円と自慢しているが、中身
がともなっていない。

「補償なき緊急事態宣言」がさまざ
まな問題を引き起こしている。

108兆円といっても、一般会計か
らは、16兆円。そのうち新型コロ
ナ対応は12兆円、個人や中小企業
への給付金は6兆円、医療提供体制
はわずか8000億円。

志位委員長は「やる気があるのか疑
われる」として抜本的見直しを強調
している。

マスコミでも「金額の魔術」などと
揶揄されている。

いずれにしても、過去に経験したこ
とのない未曾有の経済的危機に陥ろ
うとしている。

自粛と補償をセットに。
改めてこの声を広げていかなければ。


市単独で飲食業への補償

2020-04-09 07:03:57 | 日記

「自粛と補償をセットに」という声
を無視して「補償はしない」と決め
た安倍首相の記者会見。

そうしたなか、静岡県御殿場市で、
「三密」が高いバー、スナック、キ
ャバレー、ナイトクラブなど市内の
200店舗を対象に休業を求め、そ
の補償として1店舗100万円を上
限に売り上げを補償することを決め
た。事業費は最大1億円。
          静岡新聞より

新型コロナウィルスへの対策として
すばやい対応だ。たいしたものだ。

全国知事会も緊急提言を出し、一番
目に「休業補償」を打ち出している。
    こちら⇒(209KB)

休業補償は、安心して店を閉めるた
め絶対必要だ。

早く手をうたないと取返しがつかな
いことになる。

安倍首相のやり方は、言葉だけの威
勢であり、決めることができない典
型例だ。

溺れている人に、溺れている証明書
を出せというようなことは止めるべ
きだ。


飲食業こそ「自粛と補償」を!

2020-04-08 12:14:04 | 日記

昨日の「緊急事態宣言」
相変わらず最後は自己陶酔的な、情緒
的訴えに終始していた。

しかし、営業休止への「損失補てん」
にたいしては「現実的ではない」と拒
否した。なにがバランスがとれないだ。
とればよいではないか!

安倍首相こそ、現実的でない決定だ。

飲食業は「三密」の恐れがあると自粛
要請が出ている。
ところが個人事業が多く、日銭の生業
で、お客が来なければ家賃や電気代も
払えない。

安心して休業するためには「補償」が
絶対必要だ。

つくづく安倍首相は、現場を知らない
人間だ。たぶん高級店の食事ばかりを
しているからであろう。

新型コロナ対策で重要な人の移動を抑
制するためにも「安心して店を閉める」
ことが出来るように。

「自粛と補償」の声を上げていこう!


新型コロナ、感染症対策への緊急要望

2020-04-07 12:28:52 | 日記

今日「緊急事態宣言」が行われる。
東京など、7都府県に1ヶ月程度。

人と人の接触を8割減らせば感染は
急激に減少する試算を北海道大学の
西浦博教授がまとめた。

  5日付赤旗より

やはり移動制限は絶対に必要だ。
それを有効にするため「自粛と補償」
をセットにすることが最も大事では
ないか。
要は生活の安心を補償されれば、閉
店など自粛も成功する。

「自粛と補償はセットで」を憲法上
どう考えるか。
「私有財産は、正当な補償の下に、
これを公共のために用ひることがで
きる」という憲法29条3項の規定
から「感染拡大防止は、まさに公共
の福祉そのものだ。」といえる。

日本共産党は、以上のことを含めて、
「新型コロナウィルス感染症対策緊
急要望」を発表した。

ぜひお読みください。 こちら ⇒


医療を削減してきたのは誰か!

2020-04-06 08:02:55 | 日記

今日のしんぶん赤旗に、医療制度研究会副理事
の本田宏さんのインタビューが掲載された。

先進国最低の医師数と医療費。経済優先で国が削
減してきた。

これが現状だ。

本田さんは5年前に「本当の医療崩壊はこれから
やってくる」という本で告発しています。

ずばり、医師不足と赤字経営は厚生労働省がつく
った問題。医療費と医学部定員を削減してきた。

日本の医師数はOECD加盟国の単純平均より、
約13万人も絶対的不足なのに、医師不足の原因を
地方の偏在とすり替えてきた。(そういえば自民
党がさかんにいってきたことだ)

昨年の調査で、過労死ライン超の医者が8万人も
いる。

これに今回の新型コロナウィルスである。

ICUも異常に少ない。関わる看護師も少ない。

私は議員時代、全国の公的病院の赤字ばかりが
喧伝され、「民営化」こそ切り札だとしてきた
政府の政策を批判してきた。

自民党政治というのは「政官財」の鉄のトライ
アングルといわれてきたように・・・

政・官の「利益至上主義」は、税金を産業に注
ぎ込み、福祉や医療に使わせない流れをつくっ
てきた。

そして、国会では「財」の意を受けて、法律を
どんどん変えて非正規労働を大量につくりだし
てきた。軌を一にして生活保護攻撃が強まった。

コストカッターと言われる経緯者が「優秀」と
してもてはやされる風潮さえも。

その結果、人間社会の冗長性=余裕がなくなり、
社会の脆弱性が強まっていった。

政官財のイエスマンの政治。自民・公明政権を
終りにする時代がはじまっている。
市民と野党共闘、野党連合政権こそ、いまもっ
とも必要な政治ではないか。


ICUの危機

2020-04-04 12:04:48 | 日記

ICUとは集中治療室のこと。
重篤になった患者がお世話になること
が多く、ICUだけで意味が伝わるよ
うになってきた。

新型コロナウィルスの広がりで、この
ICUがあまりにも少なく、対応が困
難になりつつあると「日本集中治療医
学会」の理事長が声明を出した。
         こちら ⇒

新型コロナで医療崩壊を起こしている
イタリアの半分しかない。

人口10万人あたりのICUは、ドイ
ツが29~30床、イタリアは12床、そし
て日本は5床。

さらにマンパワーの問題も。
声明は「8床のICUでは、新型コロナ
ウイルス感染症の患者2名を収容した
時点でマンパワー的に手一杯」と訴え
ている。

まさに医療の「合理化」を進めてきた
結果、パンデミックに対処する「脆弱
性」がはっきりしてきた。

ようやく決まった安倍政権の具体策が
全家庭にマスク2枚とは、空いた口が
・・・
後手後手の対策が批判されてきたが、
具体策もチグハグだ。

いま、街が沈み、路頭にまよう市民が
出かねない。食べていけない事態が出
かねない。

早急に「自粛と補償はセットで」の声
を広げていかなければ。

     こちらも医療崩壊の恐れ ⇒