社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

大増税・大軍拡の2019年度予算

2019-02-28 07:38:16 | 日記

議会と自治体3月号は、来年度予算の徹底
分析を特集している。

表題は「大増税・大軍拡の『二重の亡国予
算』」としている。

安倍内閣は、前代未聞の「予算修正」を行
い、財政赤字はどこへやら、初の100兆円
越えにいたった。

亡国予算のひとつは、消費税増税で暮らし
と経済を破たんさせる予算、
もうひとつは、大軍拡で戦争への道を進む
予算、という角度で分析している。

それにしても、すさまじい軍事費の予算だ。
安倍首相には、平和のポリシーが全くない。

他国の軍事的脅威を煽るだけで、軍事力こ
そ「平和」だと時代錯誤もはなはだしい。

目玉の幼児教育の無償化も中身を見れば、
パフォーマンスばかりだ。
保育園の数が足りないにも関わらず、受け
を狙う政策で、ちゃっかり「民営化」のい
っそうの促進をすすめる予算だ。

安倍首相は、アメリカの兵器の爆買いをは
じめとしたムダ遣いにために、何が何でも
消費税増税をしなければという袋小路に入
り込んでいる。
そのために、統計偽装にまで手を染めてし
まった。

消費税に頼らない別の道があるのだ。
              こちら ⇒

ウソとごまかし、通らなければ数の力で強
行採決を繰り返す。

近づく選挙で、与党の数を減らせなければ。
これが最大の課題だ!


デフレ推進政策=アベノミクス

2019-02-27 07:21:23 | 日記

訪問・対話を続けているが、やはり消費税
増税は困る、年金の切り下げ、給料なんて
上がっていない・・・など。

安倍政権の経済政策は、生活者の立場から
みると消費を減らすことばかりだ。

年金の切り下げは高齢者に、じわじわと生
活を切り下げることを余儀無なくさせてい
る。
そもそも国民年金だけで、月6万円台とい
うのは無理だ。

国民の最低生活基準である生活保護も削減
が続いている。
前回の大幅な削減に続き、昨年の10月に、
再び削減を強行した。この時も「統計」を
悪用した。

そして「雇用の流動化」政策の結果である
非正規労働の大幅な増加。北海道ではすで
に雇用の40%が非正規。不安定雇用と低賃
金がまん延している。
子どもの貧困が深刻化している所以だ。
北海道の調査でも深刻だ。   こちら ⇒
 79ページ
  家族が必要とする食料を買えなかった
 84ページ
  子どもを受診させなかった理由

誰だ! こんなことにしたのは! と叫び
たい。

アベノミクスは従来型の、自民党型の、経
済政策を大きくしたものだ。とりわけトリ
クルダウン理論がすさまじい。
新自由主義の行きついた姿ではないか。

経済の6割を担う消費。ここを痛めつけて
ばかりいるのが安倍政権だ。

デフレの悪循環を断ち切るうえでも、アベ
ノミクスを辞めさせなければ。

最低保障年金、最低賃金の引き上げ、非正
規労働を大幅に減らしていくこと。
要はアベノミクスと逆のことをやらなけれ
ば。
当然、アメリカの兵器の爆買いも中止させ
なければ。

しかし、アメリカと財界・大企業しか見え
ていない安倍首相では無理だ。

いよいよ政治を変える時が近づいている。


結果を真摯に受け止め・・・

2019-02-26 07:31:32 | 日記

沖縄の県民投票の結果は「辺野古の基地」
建設を中止してほしいということが、明白
になった。

しかし安倍首相は「結果を真摯に受け止め」
と相変わらずワンパターンの答弁だ。

私たちは、この言葉を何回も聞いている。
すでに安倍首相の「まくら言葉」となって
いる。

枕詞は語調を整えるために意味はないとい
われている。
「枕詞は聞き飽きた」とよく使われる。

安倍首相の「真摯」は向かい合う相手がト
ランプ大統領となっている。

報道でもうひとつ気になっているのが「普
天間の基地をどこにもっていくか」という
論点だ。

沖縄の米海兵隊の戦力を固定化しており、
米軍の軍事力の現状維持の思考だ。
知らず知らずのうちに「軍事力」「軍事プ
レゼンス」論に侵されていないだろうか。

もともと沖縄の米海兵隊不要論やガム移転
など、米側からの論調もある。

普天間基地は無くても大丈夫だということ
を日本の政府は組み建てることが必要なの
だが、安倍政権にはまったく期待できない。

ジャーナリストの奮闘を願いたい。
思考の袋小路を抜け出すために。

そして沖縄県民に、国民に、真摯に向き合
える新しい「政権」が喫急に求められる。


やっぱり! 米軍機運用は非公表の密約

2019-02-25 07:05:45 | 日記

共産党の穀田衆議院議員が「日米密約」を
暴露、外相・国交相も認める。 こちら ⇒

一昨年、日米共同訓練で、北海道演習場に
オスプレイが飛来したとき、三沢基地を何
時飛び立つか、政府はまったく分からず、
職員が目視で監視し、今飛びたったと電話
で連絡するというお粗末な展開になってい
た。

沖縄の小学校にヘリの窓枠が落下しても、
相変わらず小学校の上を飛行している。
学校の校庭に「防空壕」まで作った。政府
は本当にアメリカに連絡・抗議をしたのか。
やっぱりしていないとしか思えない。
              こちら ⇒

このままでは釧路市街地の上空をオスプレ
イが自由に飛び交うことになり、学校、保
育園、病院、牧場の上も。

さらに「アルトラブ(ALTRV)」も。
これは米軍が、民間航空機の運航を制限し
て訓練することを意味し、釧路空港上空に
適用されたら大変なことだ。

どこまでもアメリカに「卑屈」なのか。

沖縄の住民投票では、7割超が「辺野古反
対」となった。

民意はアメリカの「軍事」の前に屈するの
か。

自民党、公明党が問われている。


はやぶさ2

2019-02-23 08:14:30 | 日記

6メートルの幅へのピンポイント着陸。
それも電波で35分以上かかるのに。

リュウグウから玉手箱を持ち帰る。
なんと夢のあるとりくみだろうか。

さまざまな報道に接していると、まさに
「チームはやぶさ2」だ。

まだ次のチャレンジがある。
まだまだ困難はあるが、がんばってほし
い。そして、子どもたちに、大きな夢を
与えてほしい。

こうした宇宙探査を思うたびに、膨大な
防衛予算、世界の軍事予算の少しでも減
らして宇宙開発にむければ、すばらしい
夢と希望が与えられだろう、ということ。

もしそうなていたら、月に人間が常駐す
る世界になっていたのではないか。

いや、それとも世界から貧困を撲滅でき
たのではないか。

こども時代に見た「モスラ」。南海の孤
島にあった石碑の言葉・・・「平和こそ、
永遠に続く繁栄への道」を思い出す。

戦後の映画人の思いであり、多くの国民
の決意でもある。


AI、IoTは人を幸せにするか?

2019-02-22 07:05:56 | 日記

AI、IoTが発展・進化すれば、仕事は短時
間で終わり、便利な世の中になる。
夢の世界の到来か。

こんな「ノーテンキ」な見方が、政府の方
針「Society5.0(ソサエティ5.0)」であ
る。

現実は?
ウーバー労働にみられる「プラットフォー
ム」労働を見れば一目瞭然だ。

確かに便利にはなるが、そこで働く人たち
は長時間・低賃金労働そのものになる。
いわゆる「ギグ労働」「オンデマンド労働」
といわれ、劣悪な労働環境となっている。

だからヨーロッパなどでは労働者の反対運
動が起きている。    こちら⇒

一昨日の「AIの進化と労働過程の研究」に
その原因が分析されている。
そして前衛の2月号にも友寄英隆氏の寄稿
「安倍内閣と財界の『Society5.0』の空疎
な中身」にさらなる分析がなされている。

このAIによる「未来社会論」批判では、
イソップ寓話のほら吹き男の「ここがロド
ス島だ、ここで飛べ」を引用している。

AI、IoTの本来の豊かな発展のためには何
が必要か。社会の仕組みを学んでこそ、で
はないか。
その解明は「資本論」のなかにある。


賃上げは今世紀「最悪」水準!

2019-02-21 07:11:39 | 日記

アベノミクスにより、賃上げは今世紀最高
水準になった。(安倍首相の自慢!)

実は・・・

   21日付赤旗より

それは名目であった。

安倍首相の「悪夢の民主党政権時代」と
いうフレーズを繰り返していたが、民主
党政権時代の実質の賃上げ2.59%は、安
倍政権の1.1%と比べても。

さらに安倍政権の賃上げの「二重の上げ
底」も明らかになった。

消費税増税による名目賃金の上げ底に加
えて、ベースアップに定期昇給を加えて
上げ底にした。定期昇給は年齢や勤続年
数によって上がるものであり、労働者全
体の水準があがるものではない。

この1.1%も、統計の偽装をを無くせば、
さらに低下する可能性がある。

賃上げが否定されると、今度は総雇用所
得が増かしていると自慢する。

これも実は・・・

6年間で就業者は384万人増えた。
このうち65歳以上が266万人。5~24歳
の90万人増のうち、学生・高校生が74万
人、アルバイトをしないと勉学できない
ことではないのか。年金が下げられ続け、
やはりアルバイトで生活の足しに。

総雇用者所得の増加は低賃金労働者の増
加であり、一国の首相が誇れるものなの
か。

統計や公文書の改ざん、そして自分にと
って都合の良い数字を並べて成果を誇る。

万事がこれだ。

景気が回復しているか、生活が良くなっ
ているか、庶民の実際の感覚の方が、い
かに正確か。

最近は、トランプにノーベル平和賞を推
薦した安倍首相に呆れている人が多い。

「悪夢」は安倍首相自身が「野党」にな
ったことではないのか。

やっぱり、選挙で自公の与党の議席を減
らすしかない。

7月の参院選で、安倍首相に再び「悪夢」
を見せよう。


AIの進化と労働過程の研究

2019-02-20 07:15:08 | 日記

友寄英隆氏による「AIの進化と労働過程の
研究」論文が、雑誌「経済」の12~2月号
に掲載された。

読んだ感想をひとことで言えば、ICT革命
やAIの進化を「資本主義的」に開発・発展
させれば、人類に「災い」を及ぼす、とい
うことではないか。

この論文の「下」に、
・劣化する雇用①
  大量失業の可能性
・劣化する雇用②
  プラットフォーム型雇用の問題性
・雇用と労働条件の二極化
・新しい労働災害・労働疾患
・自然言語能力の低下
  人間の全面的発達の視点

すでに、タクシーの「ウーバー労働化」な
どに大きな矛盾が発生している。
また、自公政権は地方自治体まで、プラッ
トフォーム化を目指している。
              こちら ⇒

軍事面では、無人化されたAI・ロボット兵
器の危険性が深まっている。
              こちら ⇒

資本論における「価値増殖過程」の矛盾は
いっそうの激しさを増し、貧困と格差を広
げていく。

人間をお置き去りにしたAIとIoTのいっそ
うの進化は、「災い」そのものに。

AIとIoTの本来の豊かな可能性は、利潤第
一主義のもとでは、花開かない。

大企業の民主的規制、そして「ウーバー化」
を請負ではなく、労働者としての保護のも
と、規制を強化していかなくては。

安倍内閣、自公政権にはまったく期待でき
ないし、儲けのための「規制緩和」を続け
させてはならない。

追記
私は何回かマルクスの次の言葉を引用して
いる。
「機械は、それ自体として見れば労働時間を短縮するが、資本主義的に充用されれば労働日を延長し、それ自体としては労働を軽くするが、資本主義的に充用されれば労働の強度を高くし、それ自体としては自然力にたいする人間の勝利であるが、資本主義的に充用されれば人間を自然力によって抑圧し、それ自体としては生産者の富をふやすが、資本主義的に充用されれば生産者を貧民化する」(資本論第13章第6節機械によって駆逐される労働者に関する補償説)

「機械」をAIやIoTに置き換えれば、今の
現状にぴったりだ。
AIやIoTの、本来の豊かな未来のために。
資本の暴走を止めなければ。


景気回復感がない

2019-02-18 07:25:51 | 日記

賃金が大幅に上昇
雇用所得が増えている
アベノミクスによって・・・・

統計偽装によって、安倍首相のうそとゴマ
カシが明らかになっている。

さらに地方の経済も疲弊している。
北海道の雇用者所得は、

   北海道の雇用所得の統計から作成(単位:億円)

2009年のリーマンショックで大きく落ち
込み、多少の回復はしているがアベノミ
クスの効果はない。

安倍首相は「地方創生」を大々的に打ち
出した。
まち・ひと・しごと創生基本方針2015
ローカル・アベノミクスの実現に向けて

    〃     2017
地方創生の新展開に向けて

    〃     2018
わくわく地方生活実現政策パッケージ

「地方創生」は毎年打ち出しており、
副題も、なかなかのネーミングだ。

しかし、安倍首相の経済政策は「トリ
クルダウン」、大企業しか目がいって
いない。その結果、地方が疲弊したこ
とへのイチジクの葉が「地方創生」で
はないのか?

地方は、北海道は、疲弊している。
北海道の政治を安倍直結の道政にして
はならない。

知事選は「市民と野党共闘」の候補で
ある石川ともひろ氏しかいない。

道議選は、自公の与党の議席を減らす
こと。

これしかない。


どこまでもトランプに・・・

2019-02-16 07:48:19 | 日記

驚いたというより、あきれた。
安倍首相がトランプ大統領をノーベル平和
賞に推薦する文を送ったというニュース。

どこまでもトランプ大統領に付き従い、持
ち上げればすむのか。

防衛計画にもなかったF35を105機も爆
買いし、イージスアショア、他国を攻撃で
きる長距離巡行ミサイル、はては空母まで。
アメリカの兵器の爆買いだ。

今、安倍政権のもとで、自民・公明政権の
もとで、大軍拡がはじまっている。

安倍首相が、自衛官募集を6割の自治体が
拒否していると発言してから、自民党がい
っせいに動き出した。
事実上の自治体と議会への圧力ではないか。

これは将来の「徴兵制」の布石かと思った。

「6割の自治体が拒否」はまったくのウソ。
まさにフェイク。

安倍首相を頂点に、すべてが付き従ってい
く。恐ろしい状況だ。

昔の自民党はこうではなかった。

私は、自民党支持者から「安倍さんの自民
党は、自民党ではない」と言われた。本来
の「保守」と大きくかけ離れていってしま
っている。

最近は、地域商店街や農漁業、地域の要望
からみると、共産党の方が「保守」ではな
いか、と思うときがある。


「偽装」国家の行きつく先は?

2019-02-15 07:38:21 | 日記

今日の北海道新聞に金子勝氏(立教大特任
教授)の寄稿が掲載されていた。
題名は「もはや先進国ではない」

統計の不正(偽装)について書かれている
が、戦後の歴代の内閣と比べても異常とも
いえるものだ。

勤労統計は全数調査にもかかわらず、抽出
調査(サンプリング)にしてしまい、その
サンプリングを変えることによって結果は
政権にとって有利な数値となっていく。

たぶん、数例のサンプリングの結果を出し、
高い伸びのものを選んだのであろう。
コンピューターなら、あっという間に結果
がでる。

まさに安倍政権は、政権に都合のよい統計
結果を意図的に「偽装」してきた。
公文書の改ざんも。

戦前の日本にどんどん近づいてきている。

やってはならないことをやっているからこ
そ、バレれば数の力で「強権」的に採決を
強行している。

民主主義の危機であり、ファシズムの入口
だ。


骨髄バンク

2019-02-14 07:23:33 | 日記

驚きのニュースだった。
水泳の池江選手が、白血病で闘病生活に入
ることが公表された。

白血病にもいろいろ種類があるが、化学療
法や骨髄移植などで、治る病気になってき
ている。

骨髄バンクによる移植は2万例を超えたと
いう。
ただ移植にあたって、型が合うのが数万人
に1人しかおらず、骨髄バンクの登録もか
なりの人が必要となる。

登録は18歳から54歳まで。移植は20~55
歳までと制限がある。
この55歳をめぐって有名な小説があり、映
画にもなった。(当時は51歳)

釧路の骨髄バンクへの登録は、日赤の血液
センターが関わり、昭和イオンにある「ぷ
らっと946献血ルーム」で扱っている。

ドナー(提供者)になる。
骨髄バンクだけでなく、腎臓や心臓、目の
角膜移植など、助かる人は大勢いる。

免許証や健康保険証の裏をぜひ見ていただ
きたい。
ネックは家族の同意だ。やはり日ごろから
の家族の話し合いも必要だと思う。
また、企業でも「ドナー休暇」を設けてい
るところもある。行政も、この休暇への助
成など支援が求められている。

ドナーに関わった私としては、こうしたニ
ュースは常に気がかりだ。

池江選手には、復帰して多くの人たちに希
望を送ってほしい。
がんばれ!


痛快なり、安倍首相の「根拠」崩し!

2019-02-13 12:11:38 | 日記

昨日の予算委員会で志位委員長が、なぜ今、
消費税を上げてはならないか、安倍首相の
「根拠」を一つひとつ崩していった。

安倍首相は、相変わらず「昔の数字」に、
都合の良い「数字」にしがみついて、同じ
ことを繰り返すだけであった。

聞いていて痛快だ!
 記事はこちら ⇒
 動画は、
  消費税増税はきっぱり中止を(59分)
  質疑後の記者会見(9分)

GDPや実質賃金、消費の落ち込み、そして
6年間の就業増など。
とりわけ安倍首相が自慢していた総雇用所
得の増では、380万人増えたという中身を
暴露。65歳以上が266万人、15~24歳の
90万人増の内訳が、高校生・大学生が74
万人を占めているという「お粗末」という
より、かさ上げだ。

非正規をどんどん増やしておいて、雇用総
所得が増えたと自慢することは、「偽装」
ではないか。

いずれも「消費税10%」を中止すべきだと
いう志位委員長の理詰めの質問は圧巻だっ
た。

10月の消費税増税中止の一点で、力をあわ
せよう。

最初の選挙戦が、4月の統一地方選だ。
道議会の与党議員を減らす事、これにつき
る。


エネルギーと地域経済

2019-02-12 06:52:54 | 日記

昨年の北海道大停電(ブラックアウト)だ
が、唯一、支笏温泉地区は停電がなかった。
理由は、千歳水力発電所の電力で、独立し
ていたから。

再生エネルギー100%の稚内市では、ブラ
ックアウトしてしまった。100%といって
も北電に供給していたからだ。

このことを「経済2月号」で吉井英勝氏が
指摘している。
吉井氏は原発・エネルギー・地域経済研究
会代表の元日本共産党の衆議院議員。

地域社会の持続可能な発展の道として、コ
ラムに掲載されていた。

どのように地域に根差した再生可能エネル
ギーを発展させていくかが、ポイントだと
思う。

大規模なブラックアウトからの教訓は、一
極集中ではなく、「分散と集中」であろう。

経済効率からいえば、一極集中の巨大化こ
そ理想的だが、危険がともなう。

効率を進めた結果、非効率になる。よくあ
る事例だ。やはり、世の中は弁証法的だ。
私が引用するのは、自由の発展が自由を抑
圧するという弁証法的思考だ。

資本主義は、個々の企業の利潤の最大化を
目指して発展していく。そこには個々の企
業の「自由」が必要だ。
その発展により、「寡占化」が進み「独占
資本主義」となり、政治まで支配し、自由
を抑圧していく。

独占資本主義時代の「新自由主義」は、そ
の典型例ではないか。

ブラックアウトから、日本国憲法の第8章地
方自治、「地方自治の本旨の確保」を読むと
奥が深い。

追記
昨日の児童虐待で書き忘れたが、「DVサイ
クル」という言葉がある。
ハネムーン期、緊張期、爆発期を繰り返すと
いう。すべてのDVに当てはまるわけではな
いが、今回の再婚もそうなのではないかと感
じる。そして家庭という「密室」に隠れる。
他から接触・介入すればするほど。

第三者からみると「なんで」ということにな
る。
DV・虐待は一筋縄ではいかない。
だからこそ、人的にも、予算的にも、多くの
ものが必要ではないか。


なぜこんなことが! 児童虐待

2019-02-11 13:01:39 | 日記

先日、訪問した家庭で奥から涙をぬぐって
出てきた方がいた。新聞の児童虐待の記事
を読んでいて泣いてしまったとのこと。

連日、テレビや新聞などで報道されている
千葉県の小4の子どもの虐待による死亡事
件。 

そういえば、10年前にも北海道の稚内で、
4歳児の死亡事件があった。
共産党の真下道議が調査と議会質問を行っ
ている。
旭川児童相談所稚内分室の対応について
「虐待専掌の児童福祉司は配置されておら
ず、4月からの増員でも虐待専掌の児童福
祉司は配置されていないと指摘」、
児童福祉司を増やせという質問であった。

少しは増えているが、まったく足りていな
い。
去年の記事だが、1人あたり40件の虐待相
談があり、これに数回の面接を行うとなれ
ば、どんなに忙しいことか。

安倍内閣は、あわてて「増員」を打ち出し
たが、まったくの付け焼刃だ。

虐待専掌童福祉司の増員が決定的に重要だ。
そのうえでベテランをもっと増やさなけれ
ば。

2009年12月には、釧路市の女性団体協議会
と共産党市議団との懇談があった。そのうち
のひとつのテーマが「シェルター」であった。

さらに同じ時期、釧路市で椎名篤子さんの講
演があった。マンガを通して児童虐待を世に
問うた方だ。

集英社

凍りついた眼、続・・・、新・・・と3冊
出版されている。
最初が身体的虐待、続が性的虐待を描いて
いる。

読むと怒りとともに「やりきれなさ」も持
つ。
アメリカでは、数十年前以上からDVや児童
虐待に取りくんでいたが、成果は芳しくな
かったと記憶している。その大きな背景に
「貧困」が横たわっていること、その解決
こそが緊急だという新聞記事を読んだこと
がある。

緊急の対策とともに、格差と貧困、そこに
焦点をあてていく必要がある。

格差と貧困を広げてきた安倍内閣の責任も
ある。

去年のブログ 児童虐待、DV →