釧路市は、全道に先駆けて「支所廃止」を行おうとしている。
なぜ?
国のスーパーシティ構想を受け、市民と行政のつながりをインターネット上に集約するというもの。いわば行政プラットホーム、インターネット上にあらゆる行政の窓口をつくり、AIも活用し自動化をしようとするものである。
これによって地方公務員を半減できるという発想だ。
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ちょっと待って!
高齢化社会に入っている今、地域の窓口の現状は?
高齢者宅では郵便物さえ開かずためている方もいる。
窓口の身振り手振りの対話でようやくわかる方もいる。
耳が遠くなった方、目も不自由になり、字もかけなくなっている方。これが地域の現状ではないか。
支所や郵便局の窓口に半日でもいればよくわかる!
やはり行政は人と人との共有空間であることが。
また各地域説明会では圧倒的に反対の声が多い。
市長をはじめ、ここがわかっていない。
「効率化」「スリム化」は誰のためなのか。
市民一人ひとりのためでないことははっきりしているのでは。
釧路市を北海道での、最初の国の実験場にしてはならない。
私はマイナンバーカードを持たない主義だ。
インターネットの現状を見れば一目瞭然ではないか。
毎日どこかで情報漏洩が起き、ランサムウェアの被害も後をたたない。
それどころか、ボット化されたコンピューターもかなりあるといわれている。
今はマルウェアに感染しても症状は出ない。スマホでは重くなったり、電池の消耗が早くなる程度だ。それすらない場合もある。
要は「今は廃止すべきではない」!
お金の問題ではないと市長も話している。
さらなる高齢化社会、障がい者にやさしい地域をつくるなら、「今は廃止すべきではない」
市民意見募集(パブリックコメント)の締め切りは24日木曜日まで。
用紙に書いて、窓口、郵便、FAX、メールで提出。