まずは無料だということ。
ワープロ・表計算・プレゼンソフトの、
リブレオフィスは、ワード・エクセル
の経験者ならすぐ使えること。
データ形式はODFの国際基準のデータ
だが、常時ワード・エクセルの形式に
セットできるため、互換性は十分ある。
もうひとつ。
プリンターのドライバーだが、各メー
カーのかなりの種類のプリンターが、
USBにつなげるだけで認識され印刷で
きる。これは楽だ。
古くなったパソコンだけでなく、新し
いパソコンでもOKです。
ぜひ一度・・・
参院選の後片づけもようやく終わり、かね
てからダウンロードしていたubuntu16.04
を、windows10 のデュアルブートとして、
インストールした。３D仮想デスクトップの
compiz もインストールした。
デュアルブート：ひとつのパソコンに、二つ
以上のＯＳを入れて自由に選択できるように
すること。
これがubntu16.04+compizの３D
背景のスカイドームが復活した。
３D仮想デスクトップも健在だ。
そしてワープロ、表計算のリブレ・オフィス
が、使いやすくなっている。
ワード、エクセルの操作法とかなり近いので、
使用法を読まなくてもOKだ。
左側のランチャーが、下段に移動できるよう
になって、これまた使いやすくなった。
日ごろはワープロ・表計算が主な仕事なので、
十分な仕様となっている。
写真加工のGIMPも使える。
無料のubuntu16.04 は、2021年までの5年
間サポートのため、安心して使える。
古くなったウィンドウズのパソコンは、思い
きって、ウブンツに切りかえては・・・
マスコミの報道から、今回の殺傷事件の
異常さ、そして犯人のあまりの身勝手な
状況がきわだっている。
障がい者への異常な憎しみはどこからき
たのか。その原因はこれから解明されて
いくと思う。
ただ、社会全体が格差と貧困の拡大によ
り、殺伐となっているのが気にかかる。
子どもから「競争、競争」で、卒業後の
「イス」は劣化し、数も少なくされてい
る。親は良い「イス」に座らせようとす
るが、親の格差が子どもにも反映する。
その背景に「新自由主義」の思想がから
んでいるのではないかと思う。
彼の言動から「優生思想」も気にかかる。
ともに自由と民主主義への反対物である。
「優生思想」はドイツのヒットラー時代
や戦前の日本にもあったが、繰り返しあ
らわれてくる。
今回の事件と報道から、精神障がい者団
体から意見と要望がでている。
こちら→
昨日は、朝からショックだった。
「重度障がい者を殺す」
「日本国の指示があればいつでも実行
する」
どこかでくいとめられなかったのか。
あまりにも悲しい。
なぜこんなことが起きたのか。
これからさまざまな事実が明らかに
され、調査や対策などが行われるで
あろうが、課題はあまりにも多い。
人間が人間として、障がい者もふく
めて、すべての人間が、個人として
尊重される社会にしなければと思う。
19世紀の資本主義の発展。
過酷な労働と貧困、児童労働など、多くの
労働者が資本家や政府にむかっていった。
そうした力に押され「工場法」がイギリス
でつくられ、世界ににひろがっていった。
強欲な資本を法律で規制していった時代で
もあった。
今は逆となっている。
さまざまな規制を、法律で緩和、解除して
いった。
別名「新自由主義」という。
その結果、「強欲資本主義」、「カジノ資
本主義」、さらにはショック・ドクトリン
といわれる「惨事便乗型資本主義」という
ところまで行きついている。
自民。公明やその補完勢力は、こうした流
れを促進してきた。
その結果が、非正規の拡大、ワーキングプ
アの増大により「格差社会」をいっそう深
刻にしてきた。
やはり政治を変える力が必要だ。
今回の参院選では、それがみえてきた。
安倍内閣の3年間の格差拡大はどうなった
のか？
（23日付赤旗より）
300万～600万円の人たちが大幅に減少
し、その代わりに100万～200万円台が
急増している。
格差はいっそう開いている。
たった３年間でこれだ。
そして、これからの国会で待っているの
は、さらなる格差拡大の「法案」だ。
参院選の結果は、私たちは前進したが、
自公の議席も増えた。しかし、よく見る
と、彼らは「薄氷」の状態だ。
誰が格差をつくりだしているのか。
だれが平和国家日本を壊そうとしている
のか。
国民は見えてきている。
さあ、これからだ。
今日は、windows10 について
windows10 の無償アップデートも28日ま
でと、あとわずかになった。
いろいろな不具合でためらっている人もい
るが、windows10 の再インストールディ
スクを作成しておけば、期限が過ぎても大
丈夫とのこと。
作成後は、元の windows7、8 に戻せば
OKです。
まずは windows10 にアップデート。
その後、マイクロソフトのページを開く。
Windows 10 を入手する
ツールを今すぐダウンロード
ライセンス条項に同意
他のPC用にインストールメディアを作る
チェックイン
このPCにおすすめのオプションを使うにチ
ェックインがあることを確認して、次へ
USB か ISOファイル を選択
保存先の選択を → GO！
windows.iso というファイルが作成される。
ISOデータとは、DVDディスクをつくる
データのこと。このデータを保存しておけ
ば、いつでも再インストール用のDVDを作
れる。
また、USBを選択しても便利です。
windows10 用の再インストールディスク
（またはUSB）を作成しておけば、パソコ
ンが壊れても、windows10 を直接に再イ
ンストールできる。
いかがでしょうか。
それにしても、ウィンドズがバージョンア
ップするたびに、「あのボタンはどこだ」
と操作が大幅に変わることには困ったもの
だ。OSは、常に影の存在であるべきでは
ないか？
参院選が終わり、厚労省の「審議会」が、
医療と生活保護に続いて、介護保険も20
日に開かれた。
こちら→
資料１の「軽度者への支援のあり方」の
最後のページ論点をみると抽象的であい
まいな表現を使って、わかりにくくして
いる。さすが官僚の文書だ。
報道によると当日の審議会では、「要介
護２」まで切り込んだ介護保険はずしや
福祉用具への自己負担増への批判が続出
したという。
介護保険からはずした「総合支援事業」
を実施した自治体もまだ３分の１であり
検証も進んでいないのに、「またか」と
思うだろう。
国の負担を「増やさない」という制度の
持続性の論理のとりこになっている自・
公の議員は、霞が関のイエスマンになっ
ている。
ところが、経済対策と名がつけば、ポン
と20兆円もお金を出す。ひどい話だ。
保険料を払っているのに、介護が受けら
れないという「保険あって介護なし」が
ますますひどくなっていく。
同時に介護事業者やそこで働く人たちも
疲弊してきているのではないか。
介護保険導入時からみても、これでは
「国家的詐欺」ではないか。
米軍人が迷彩服を着て、中学校に出向き、
ほふく前進などブートキャンプ（新兵訓
練）を行ったと報道され、驚いた。
こちら→
女子中学生の顔にドーラン（迷彩）を塗っ
て、「obstacle course」（軍事用障害物
コース）のほふく前進や大声をだす訓練を
行った。
これを「mini boot camp」と呼んでいる。
報道後、問題のホームページは削除されて
しまったが、サムネイル画像がフォトペー
ジに残っていた。
中学生の男女の顔がはっきりわかるもので
あった。ドーランも遊び半分なのであろう。
そうとう慌てたのであろう。すべてが削除
しきれなかったようだ。
最近、「防災」の名をかりた「軍事」が忍
び込んでいる。
本来の防災は消防であり、レスキュー部隊
であるはずだ。
学校や教育委員会の「感覚麻痺」がひろがっ
ているのであろう。安倍首相の「戦争できる
国」づくりの影響もあるのではないか。
義務教育とまったく相いれない事件だ。
原因の徹底的解明が求められる。
前衛の8月号に「戦争に抗する思想」の特集
として岡野八代（おかのやよ）氏が寄稿して
いる。
このなかで「国家」の正統性についてのべて
いる。そして暴力団（国家）とみかじめ料（
税金）と比較して、国家とはなにかと問いか
けている。
国家とは何か、国家の組織的犯罪としての戦
争を論じている。
大変おもしろい。
日本語は歴史的形成のなかで、国家、国、政
府が混然としている。
英語は、ステイト、ネイション、カントリ、
ランドなど、日本語とかなり様相が違う。
科学的社会主義を学ぶなかで、暴力装置として
の「国家」は消滅していくとなっている。
私のなかでは当初、国家と国、政府が混然とし
ていたため理解に苦しんだ記憶がある。
そのなかで「ステイト」の概念で理解すること
ができた。
選挙という衣をまとった安倍政権。立憲主義な
ど、どこふく風かと思うほど乱暴に踏みにじっ
ている姿をみて、「国家」という概念をあらた
めて考えてみたい。
岡野氏は、80年代のアメリカでの「国家」を考
えたチャールズ・ティリー氏の論文の感想を書
いている。→こちら→
安倍政権が強行した「戦争法」、そして立憲主
義とは、国家とは、・・・あらためて考えてい
きたい。
「そして誰もいなくなった」
ネット上の「なりすまし」が、そのまま
実在の本人と入れ替わってしまう。
個人を確認するのにネット情報しか信用
されない社会。
クレジットカードから銀行カードなど、
使えなくなった時の恐怖。
「私」を証明するものが、次から次へと
消えていく恐怖。そして「なりすまし」
でつくられた「私」が、実在の「私」に
なってしまう恐怖。
恐怖感たっぷりの出だしだ。
国民総番号制が施行されているアメリカ
や韓国での個人番号の流出と「なりすま
し」があまりにもひどい。
韓国は人口の３倍も流出している。
はじまろうとしている日本のマイナンバ
ーは、それでも「もはや施行は避けられ
ない以上、せめて運用にはしっかりした
管理を」という声が多い。
アメリカや韓国は「しっかりした管理」
をしていないといいたい論調だ。
そのうらで、ベネッセ、年金、JTBなど、
大量の情報流出が起きている。
マイナンバーにクレジットを付加し、さ
らにスーパーのレジでも使えるように。
いったい何を考えているのか。
ノーテンキにもほどがある。
個人情報は、地方自治体が監理すればよ
いことであり、国が一元管理する必要は
ない。
マイナンバー（国民総背番号）は直ちに
廃止すべきだ。
ところで、ドラマの主人公はあまりにも
ノーテンキだ。
犯人情報をクラウドに置きっぱなしにし
ている。ただちに他のメモリーにコピー
していない。
クラウド社会の危険性も見えてくるドラ
マであってほしい。
安倍首相は経済対策として１０兆円をポン
とだすが、社会保障には金は使いたくない
ようだ。
参院選が終わって、14日、15日と続けて
社会保障審議会が開かれた。
14日が社会保障審議会医療保険部会。
15日が社会保障審議会生活保護基準部会。
高齢者の医療費を原則２割、さらに高額療
養費を現役世代と同水準とする。
生活保護は、前回見送られた母子加算の削
減も対象となっている。すでに3年かけて、
10％削減と冬季加算、住宅扶助が削減され
た。
社会的に発信できない弱い階層が狙い撃ち
されている。
「制度の安定」、「持続性」の名のもとに。
審議会では、「乱暴な議論だ」、「年金収
入はそれほど多くない。一気に負担を高く
するのは反対だ」などの意見が出されたと
いう。
政治の責任は重い。
色の名前であるが、名曲「城ヶ島の雨」に
「利休鼠の雨」が最初に出てくる。
この雨は暗いイメージそのものだが、歌詞
は暗さと明るさをもち、日本人の心情に響
くものがある。
なぜ「利休鼠の雨」が思い出されたかとい
うと、改憲勢力が３分の２を占め、憲法改
正の「発議」ができることになってしまっ
た結果に対して、「もうだめだ」という論
調があったからだ。極端にいうと日本人は
もうだめだ、となってしまう。
これは間違っている。
改憲勢力が３分の２を占めたことから、利
休鼠の雨の心情に陥ってはならない。
もう一つの側面＝真っ向から対決する日本
共産党の躍進をみることが必要だ。
自・公からの共産党攻撃は激しかった。
彼らの先輩が、自由と民主主義を破壊し、
戦争に協力しながら、共産党を自由と民主
主義への反対勢力と、さかさまに描きだし
ていることと関係している。
秘密保護法を強行し、社会全体を「物言え
ば唇寒し」という自由と民主主義の真逆の
状況にもっていっているのは誰なのか。
自由と民主主義が犯されようとしていると
き、そこには必ず日本共産党が立ちはだか
る。
これが日本の近現代史の姿だ。
（昨日の15日が日本共産党創立94周年！）
国民の過半数は、九条改正に反対している。
二度と戦争はしない、という戦後の国民の
想いは脈々と流れている。
近代国家の大原則である立憲主義を破壊し、
日本国憲法に敵対する「国会」での勢力は
大きくなったが、我々も大きくなった。
だからこそ、「新たな出発」だ。
追記
「城ヶ島の雨」は北原白秋が絶頂期からど
ん底に落ち込んだ時に、生まれた歌詞とい
われている。この時の心情を「利休鼠の雨」
と表現している。
今回の参議選で、自民党は衆参ともに沖縄
の国会議員がいなくなった。
衆議院の四つの小選挙区はゼロ、そして参
議院でもゼロ。
沖縄の民意を無視し、アメリカのための政
治を強権的に行ってきた結果である。
東日本大震災、福島原発の被災３県の東北
でも、今回の参議選はゼロとなった。
無所属が自民に入って、参議院の過半数に
達したとはいえ、安倍首相の強権政治はい
たるところでほころびがでている。
改憲勢力が、三分の二に達して、憲法改正
の発議ができるようになったが、そう単純
にはいかない。
多数を握ったからと言って、民意は無視で
きない。
戦争できる日本に変えようと、どんなに巧
妙に、どんなにごまかそうとしても、反撃
ははじまる。
ましてや自民党の戦前の憲法復活をたくら
む流れは、歴史の逆流である。自由と民主
主義への挑戦だ。
反撃はすでにはじまっている。
自公：4野党＋市民
３２の1人区での野党統一候補の結果は、
3年前の2勝から11勝となった。
メディアの調査でも、野党統一候補が無
党派層の６～８割を獲得した。
４野党の比例票の合計と比較すると、当
選した山形の171％増を最高に、のきな
み増えている。
安倍暴走政治をやめさせたい。戦争法は、
ごめんだ、立憲主義を守れなどの声が後
押しした結果だ。
自公が、必死になって攻撃した共産党と
民進党にクサビを打ち込もうとした結果
でもある。成功しなかったといえる。
憲法が無視され、立憲主義が壊されると
いう事態・・・「法の支配」が壊される
という近代国家ではありえない事態。
「法の支配」をとりもどすため、統一候
補のさらなる深化が求められている。
今回の参院選の結果について、日本共産
党の見解は→→こちら
