佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

磯釣の楽しみ 続き 

2011-06-11 17:55:24 | 釣り

仕事のことを無理やり済ませ、打ち合わせに来てくれた友人にもその旨を伝え、やっといけることになった。そして谷本氏に電話して行くことを伝えて渡船の船長にも電話したら、一番船は午前450分頃に出るとの事。

 

 

 

一人で車で走る事になり、我が家を午後10時前に出て田辺の「釣太郎」でウニを、買って途中休憩しながら、翌、午前2時に着き、2時間足らず車で仮眠しました。 

 

4時前に谷本氏の車が港に走りこんできた。もう付近はうっすらと明るい。この時期は430分には夜は明けるようだ。 

 

田並の荒堀船長に電話で昨夜聞いたところでは、ボチボチ食いだしたとの事ですが、あまり期待はできそうに無い。今回は試しのつもりと気分転換のつもりなので・・・

 

 

 

ウニはいま1140円もしまするでも無ければ釣りにならないので50個頼もうかなと思いましたが、少しケチって30個にしました。マルキユーのエサの赤貝があるのでそれとの併用でやる事にしました。

 

ただ、エサ取りがどんなのか分らないのでアタリがあればエサが足りないかも?。

エサ取りが多ければ赤貝などは瞬時に無くなるので使うのがもったいない。イシガキが多くいるようなら、マルキユーのこの赤貝はむき身なので手早く付けてよいのですが、エサ取りに弱いのでそのタイミングが難しい。

 

出船間際に1人の釣人から電話が入ったようで少し時間待ちして530分頃に港をでたが、海はベタナギの様子、潮は小潮で満潮が11時なので急ぐことも無いが・・・。

 

船頭の話では、ここの所お客さんが少なくてやっていけないと嘆いている、今日は3人だけである。日曜日でも少ないという。磯釣りする人が減っているのか、震災の影響かも知れないとも思っているとの事。

 

私と谷本氏はいつもの大赤島に上がった。上がりにくい磯ではあるが、田並の一級磯であるので、私の仲間の底物をする人は皆まずこの磯を目指す。以前、クラブの木川氏が70センチのクチジロを上げた実績のある磯でもあるので、柳の下のドジョウを狙っての磯上がりである。

 

潮は少しゆっくりと沖に流れている、谷本氏から、大きなのを掛けたら笛を吹きやと、激励をうけて磯の右と左に分かれた。

 

 

昨夜買ってきたウニに水をたっぷりと入れてやり、シカケをセットして、今年初の底物釣りである、張り切っていこう。海に宜しくお願いしますと挨拶して第1投。

 

 

どんよりとしたお天気で、太陽も出ていないが、風が無いので汗ばんでくる。

何投かウニきりして、20mぐらいのポイントに入れた。穂先にエサトリのアタリが出ているが、竿を揺らすようなアタリではない。エサの交換に上げてみたら、付けたはずのウニのかけらも無い。

 

これはエサ取りが相当にいるのかと思いつ、付替えて投入した。すぐにまた穂先にぴりぴりとしたエサ取りのあたり。2、3分すると穂先を揺らしていたのが止まった、暫く待ってあげてみると、先ほどと同じ状態、芯まで無い。

 

 

芯までないということは?と良いほうに期待をかけて再投入、また同じ・・・。

時間はあるので、来るまで待とうの心境です。底物釣りは根競べですが、アタリが無いのは辛い。エサ取りでも竿先を揺らしてくれるぐらいなら楽しみがあるのですが、穂先をピリピリとさすだけでは、期待も持てない。

 

やがて穂先も揺らさなくなってきた。ひょっとしたら大物が回ってきてエサ取りが消えたかなと勝手な良い方の期待をするが、竿を上げてみるとウニのかけらも、何にも無い。物凄いエサとりがいるのだなぁと、がっくりした。

 

試しにウニを割って海中を引いて見たら、なんと黄色い蝶々魚の大群がついてきている。ほかにもいろいろなのがエサをつつき回しているのだろう。底に着くやいなや、われ勝ちに襲いかかって食っているのであろう。ウニの芯が刺さると痛いだろうにと思うが。

 

釣りにならないことが分り、エサもなくなったので12時前に竿をたたんだ。

残念ながら、初底物釣りは丸坊主に終わったが、ノンビリと潮の香りをかげて、気の合った友と釣りを楽しめるのは良い事と思いました。

 

また明日から仕事にガンバロウという気になる。時間がとれたらまた来るよと、船頭に告げて帰って来た。

 

安心な使いやすい道具

 

 

 

 

コメント
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