佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

内水面漁場管理委員会視察Ⅲ

2011-07-31 14:59:40 | 日々の思い

大和川と柏原堰堤魚道について 平成23727日の報告       

頂きました大和川河川事務所さんの資料から(事務所担当の方に了解を得てます)

 

大和川は約180本の川が集まり大阪湾に流れています、その流域面積は1,070km2

で、幹線流路延長は、68Kmにもなり、年間の降水量は、1300mm/年です。

 

この河川の主なところは、奈良県地方の初瀬川、布留川、寺川、飛鳥川、曽我川、

葛城川、高田川、佐保川、富雄川、竜田川、葛下川、石川、東除川、西除川、です。

 

この大和川の柏原堰堤では昭和36年ごろから38年ごろはまだ川に入って水遊びをしている子供たちの写真が残っています。

 

そのくらい水はまだ綺麗であったようですそれが高度成長期に大和川流域の人口が急激に増加しそれから大和川の水質が悪化したようです、そして昭和45年をピークにして劣悪な状態となった。

 

この大和川の水質は昭和45年に最低の水質を記録した後下がりだして平成22年には過去最高の水質を記録し、環境基準を下回る数値が出ました。

 

このように水がアユがすめるまでに改良されてきて今は選定魚種として

 

「魚類」 17

ウナギ・ヤリタナゴ・ヌマムツ・ウグイ・ムギツク・タモロコ・カマカツ・ズナガニゴイ・

イトモロコ・ドジョウ・シマドジョウ・ギギ・アユ・ドンコ・トウヨシノボリ・カワヨシノボリ

ヌマチチブ

 

「甲殻類」 4

ミナミテナガエビ・テナガエビ・ミズレウマエビ・モクズガニ

 

この美しくなりつつある柏原市役所に設置された水槽に生きているアユや珍しい

カマカツやヨシノボリが飼われます、

 

この大和川の改修に関わる一番の問題は亀の瀬の地すべり問題でしたそれも見せていただきましたので次回に報告いたします。

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松永正津・拓正会35周年記念つづき

2011-07-30 14:32:21 | 釣り

池や川のこのごろの代表で、悪の代表のように言われている魚がいます。

数がまだ少ないころは、そんなに悪く言われてなかったのですが、爆発的に、

どこの池にも繁殖してにほん古来の魚を全滅させていくような悪い印象が起き

大変なめに会っている魚、ブラックバス。

 

この魚も何とか上手く食べられたらよいのですが、中々難しいようです、食べないのと

競技用に育てられている関係で、釣っても海の魚のようにもって帰ることは無いので、また放すので魚は少なくなる事が無いようで大きくなっていくので、法律で再放流を禁じた所もありますので、釣人も気をつけなければなりません。

 

頭の上に大きなコブをもっているのが特徴で、これに似た色の青いナポレオンフイッシュと言うのがおります。

 

瀬戸内海のチヌのよく釣れる家島群島などの周辺には小型のカンダイがたくさんいますし、私が数年前に広島の波止に釣りに行った折にはその波止の足下を1mぐらいのが行ったりきたりしていましたが、誰も釣ろうとはしません、下手に掛けたら、竿をおられるだけですから。

 

私も以前、島根県のトモシマと言う磯で底ものをやっていて掛け合わせたときに3つにおられたことがありますので、くれぐれもご用心。

 

クロダイのこの魚拓は優秀賞をもらっておられるものです。

 

このシーバス(ハネ)は大阪市長賞をうけたものですが、このごろの若い人のルアーの海における対象魚のようで、名前もシーバスとかわりますが、波止などでの釣人や、磯で釣っている人は、皆さんスズキ、その小さいのをハネといいまして、先日、此処に載せました今中氏が釣られた、スズキは大した大物です、これは、ニッカンスポーツ新聞社の6月の表彰魚になりました、年間もいくでしょう。

 

 

 

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内水面漁場管理委員会視察Ⅱ

2011-07-29 19:51:16 | 釣り

大阪の一級河川の大和川は奈良から大阪を流れていく川です。

この大和川のことを、国土交通省の大和川河川事務所にてお話を聞いてきました。

 

流域の概要として

大和川は、奈良県の笠置山地に源を発し、なら盆地から亀の瀬渓谷を経て大阪平野を西流し、大阪湾へと注ぐ一級河川です。

 

その流域は38市町村に及び流域内人口は約215万人、氾濫区域内人口は約400万人となっています。

 

大和川流域では、昭和57年8月の大水害をはじめ、近年に於いてもしばしば水害を経験すると共に水質の面では、国が管理する全国の一級河川の中でワーストの上位である状態が続いており関係市町村・奈良県・大阪府と協力して治水対策と水環境の改善に取り組んでいます。

 

(先日の発表では全国のワースト4位に下がったそうです、がやはり、この地域の皆さんが協力してなってきているようです。)

 

今回の報告で頂いた中からアユの大和川に天然アユが遡上して、産卯している事が分り話題になりま

 

した、この写真の遠くの橋のたもとで卵が確認されました。

 

大和川では昭和30年ごろ迄、大阪湾から天然アユが遡上していました、昭和40年代に入り、高度経済成長とともに水質が悪化し天然アユが急速に姿を消しました。

 

その後、流域の下水道整備や、汚れた生活排水をすくなくすると言った人々の意識の高まりと努力により大和川の水質は大幅に改善されました。

そして大和川の水質の改善に伴い天然アユの遡上と産卯が確認されています。

 

この大和川の改善と共に、魚が川を上りやすくする魚道の改良も行われています、

昭和29年に作られた柏原市の堰堤は落差が1,5mもあり魚が行き来し難い環境でしたので、平成223月に長田先生指導の下で魚が行き来しやすい魚道を作り通水したことで、行き来できる距離が今までの2倍からの距離になりました。

 

明日に続く、

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内水面漁場管理委員会視察

2011-07-28 22:33:17 | 日々の思い

昨日水曜日、私の「みとの老人ホーム」の定例会議の日だったのですが、どうしても今回の視察は行きたかったので、現場の皆さんには悪かったのですが予定を変えてもらい、会議を木曜日にしてもらいました。

 

そのために行く事ができましたが、今日に伸ばした会議はお昼から8時までかかりました、この半年間悩んでいるナースコールの決着を着けるために今日はトコトンやりましたので、何とかまとまってきました、ただ少し「長いものに巻かれろ」の話があり、

大いにモヤモヤとしたものが残っています。

 

昨日の視察は大和川の柏原堰堤魚道の見学とそれに伴う近くの地滑り対策の現場も見せていただきました。

 

明日から又少しづつ報告します。

 

ところで先日マージャンのこと書いた折にコメントがあったのですが、他人の名前を使って書いたようで、卑怯な人もいるものですね、このところにコメントを書けるような人なら少しはまともな人でしょうが、情けない人ですね、書くなら自分の意見として書けばよいのに、昔流で言えば「○○○の腐ったような奴」でしょう。

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松永正津・拓正会35周年記念つづき 

2011-07-27 19:21:37 | 釣り

タコ・・

グネグネとしてつかみどころの無い奴で、

私も以前サンTVの撮影で九州の甑島に行った時にイシダイの仕掛けに食いつきましたが、これが海面に出た途端に大きく潮を噴き上げて笑いにネタにされたのを思い出します。

 

アマゴ・・

清流に住むといわれるアマゴを追いかけている人も結構いるようです。

天然のアマゴは少ないようです。

 

ナマズ・・

ナマズといえば地震を思い出すのですが、あまり美しいとは言いにくい。

カレイ・・

私達がカレイやらハゲの類を魚拓大会などで出すときに下手なりにスミを塗って取るのですが、この手の魚はスミがしみこんで上手く取れないものですが、この方たちは、別格ですね。

 

クロダイ・・

通称、チヌといわれるこの魚吊り上げたときは怒っているのでしょう、背びれをピンと張って見事な形です、そして色も美しいギンピカです。

 

磯でこの魚を狙って50センチを超すと年なしといわれます、そして中々釣れないものですが、先日の矢澤渡船さんの大会のようにゴロゴロと釣れたりするのは大阪湾だけでしょう。

 

この大阪湾でのチヌが良く釣れるのは長年にわたってチヌの放流をしてきたからでしょう、これは先駆者のヒロミ産業さんの故廣瀬氏と全関西におられた河崎氏のお陰でしょう、このことの由来を知った上でしっかりとチヌの放流もつずけてほしいものです。

 

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