佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

自然保護活動

2011-04-30 11:25:39 | 日々の思い

広島の中村幸春氏から「瀬野川を楽しむ会」の報告が来ました。

 

活動内容                                                                                 

 

瀬野川のいきものを子供たちに伝える

瀬野川の河川工事等を監視助言する

瀬野川を学習モデル河川に登録する

現在の生き物を保護維持する

瀬野川河川敷にワイルドフラワーを植栽する

 

 

 

この瀬野川の活動の経緯として、これからの各地の河川工事に対する地元の動き方の参考になればとの思いから彼から内容が送られてきましたので、書きます。

 

平成12年瀬野川では大規模な浚渫工事が行われていたが、このままでは子供たちの生まれ育った地元の川の思い出がなくなると思い、息子の担任の先生と数名の父兄と話し合った。

 

結論としては「残り少なくなった瀬野川の魚や水生昆虫を残して見せてやりたい」と決まり、PTC活動として、担任のせんせいと子供保護者100名ほどで瀬野川探索会を開いた。その後治水利水が両立できる工法を提案。

 

広島県も協議に入り工事も大幅に見直され、見事に両立できる工事が行われた、工事は非常に難しい問題もあったが見事に両立できる工事が出来上がった。

 

 

「子供や孫に少しでもきれいな水を残さなければ」との思いが見事に瀬野川を救った。

その後毎年、私たちは延べ1000人から1200人ほどの子供たちを瀬野川に案内している。

 

2011年、瀬野川を楽しむ会のメンバーは13名、サポートしてくれる学校はクラーク記念国際高等学校150名、広島大学生物生産学部10名、広島市立大学10名です。

 

201012月には、海田町企画課と広島県の後押しで国土交通省、文部科学省、環境省が、瀬野川を「子供の水辺」再発見プロジエクトに登録できました、これは発足当時に掲げた、子供達に「瀬野川」を通じて環境学習できるようにと目標に活動した結果と思います。

 

 

彼は大阪でも地元の河川を守る釣人が1人でも増えたら嬉しい限りですと延べています、

彼との付き合いも、無くなった釣り雑誌「つりのとも」以来の長い付き合いをさせてもらっています。

 

 

私のことを今までも色々と応援してきてくれている友人に、お前は人を見る目が無い上に甘いなぁとよく言われます。自分さえよければ、今まで世話をしてもらってきているのは関係ないとの考える人が多いのですが、彼とは家族のように付き合いさせてもらっていますし、これからも良い関係のお付き合いをしていきたいと思っています。

 

 

大阪の河川でもこのような活動を参考にしてやることが出来ればよいのになと想っております。大きなことばかり言って何も実行しないのと違い、コツコツと彼は地道に動いてやってきており、「広島のTSS報道番組」でもその10年間をまとめた番組編集がされたようです。

 

 

これからも頑張って、瀬野川だけで無く各地の河川の環境保護などの応援をしてあげてください。

 

中村氏が色々と川のことを書いて送ってくれましたので連載をしたいと思います。

花は瀬野川の河川に子供たちが育てた花です。

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大阪市「自動車文庫」

2011-04-29 19:53:25 | 日々の思い

最近になって気がついた貸本の事。大阪市の自動車文庫と言うのを皆さんご存知ですか?

私も最近になって知ったのですが、バスに本を積んで各地を回ってきているのです。2月に初めて借りたのですが、3月は7冊借りました。

今回借りた本

椎名誠の「続怪しい雑魚釣り隊」。作者が自分の仲間とアチコチ釣り歩いて楽しんだことを釣雑誌に連載し、まとめたものの第2巻。

この方が書いたからこんな本でも売れたのでしょう、一般の者が書いたのでは売れないでしょう。

渡辺淳一の「鈍感力」。「鈍い」と言う事について掘り下げて書かれています。鈍感力=神経的なタフさ!、少々の事では落ち込まないぐらいの強さ。病気になったときに落ち込んで病気に負けてしまう事、恋愛においても鈍感なほうが武器となる。少々ふられても言い寄っていくと言うのが良い結果となる。

私の女房殿もそういう点で”ガン“と対決して少々の事では落ち込まないと言う強さを持ってくれていると思って期待し、この病気だけはわかりませんが、何とか病気に勝って欲しいと思っています。

この本にもそれが書かれていましたので、それとなくこの行のところを見るようにテーブルに置いておきました。

駆星周「クラッシュ」。一言で言って中途半端な面白みの無い本でした。

 

鳴海章「潜入指令高度ゼロ」。ストーリーを作るまでに、いろいろと調べるのでしょうが、ヘリコプターのことが好きなのか相当に熱が入った、リコプターの運び屋を主とした内容の本でした。

佐野洋「選挙トトカルチョ」。時期的にどんな内容かなと興味をもって呼んだのですが期待はずれでした。

菊池秀行「魔界都市」。ユーレイ話の絡んだわけの分からない本でした。次回からは中身を少し見てから借ります。

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そば専科植田塾 つづき

2011-04-28 18:26:40 | 日々の思い

いただいた教科書から、そばのことを少し書いて見ます。

そばの語源、漢字は中国の梁(502~557年)の時代に刊行された書籍に「蕎麦」という文字の記載がある。この字をソバムギと訓読みしたのは実の形が角ばっているためで、角麦・稜麦の仮字をあてたりした。ソバムギが下略されて「そば」とよばれるようになった。

そばの産地は、昭和27年から始まった輸入が現在、国内需要の80%を占めるようになってきた。国内産のそばの自給率は20%以下という事で大変貴重なものになっている。

各地の郷土そば、

北海道はコンブそば(そば粉に昆布を混ぜて打ったもの)

青森は、津軽そば(そば粉に大豆の粉とそばがきを混ぜて打ったもの)

岩手は、わんこそば

山形は、板そば(太めの田舎そばで杉の板の箱に盛る)

新潟は、へぎそば(そば粉に海藻のふのりを混ぜて打ったもの)

茨城は、けんちんそば(けんちん汁をかけたそば)

長野、おやまぼくちそば(山ごぼうの葉脈をつなぎとして使用したもの)

京都、にしんそば(ニシンを載せたそば)

島根、釜揚げそば(茹で上がったそばを茹で汁ごと盛ったそば)

兵庫、皿そば(せいろやざるでなく、皿に盛ったそばで黒っぽい太めの麺)

その他、つなぎに発酵させた大豆汁を使う津軽そば、ヤマゴボウを使う信州の富倉そば、山いもを使う出石の皿そばや、薩摩そばも有名との事。

 「せいろ」と「ざる」の違い

江戸の元禄の頃から、ぶっかけそばが流行るにつれて、それと区別するため、汁につけて食べるそばを「もり」と呼ぶようになった。これは、そばを高く盛り上げる形から生まれた呼び名で、その盛り付ける器の名前から「せいろ」「皿そば」などと呼ばれた。

昔はそばを茹でずに蒸し器で蒸して食べたので「蒸篭」とよばれ、「ざるそば」は江戸中期、深川にあった「伊勢屋」で、そばを竹ざるに盛ってだしたのが始まりといわれている。

そばつゆ

そばがいくら美味しくとも「そばつゆ」が不味ければせっかくの手打ちそばも台無しであるというのが植田塾長の考えです。

そばを食べるとき、「そば」と「つゆ」の相性がとても重要になる。そこで、手打ちそばに合うたれは「生のそばつゆ」でなければならない。そして美味しいそばつゆを作るには、十分に熟成された「かえし」と、厳選された素材から取れる「白だし」が欠かせない。

この「かえし」と「だし」に植田塾のオリジナルがある、またそばつゆにも植田塾のオリジナルのものがあるので、食べて、飲んでみてください。

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そば専科植田塾

2011-04-27 20:29:20 | 日々の思い

そば専科の植田塾のモットーは「楽しく打って美味しく食べる」。

何せ植田塾長は難しい事は嫌いな方、とにかく楽しくやろうというのが第一のようで、一緒にいますと次から次ぎへ駄洒落が飛び出してきて、ついこちらも何か言い返さなくてはいけないのかと考えてしまう、愉しい方です。

手打ちそば手順

1.水回し(そば粉に水を加え、粉の一粒一粒に水を入れ込む作業)

2.くくり、こね(大きくなった粒を1つに纏めます)

3.菊練り(生地を中央に折り込むように練ります)

4.へそ出し(菊練した玉を円錐形の形にします)

5.地延し(手の平を使い体重をかけて円形のふちから延ばす作業)

6.丸出し(麺棒使用)

7.四つだし(丸くした生地を四角にする作業)

8.本延ばし(生地の厚みを均一にする作業)

9.たたみ(切巾は21センチ以上)

10.切り(駒板と包丁が密着した状態で切っていきます、マッチの軸太さ)

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そば専科「植田塾」が震災チャリティ

2011-04-26 20:00:29 | 日々の思い

そば道場の植田塾では、東日本大震災の被災者の方々へのお見舞いとして「そば」によるチャリティを開催します。

これはソバを食べていただいて、その代金を全額寄付にするという思い切った企画です。近くの皆さん、ぜひ食べに来てください。売り上げの一部を寄付するというのはよくあるのですが、全額寄付なんて?

このお金は「全国麺類文化地域交流推進協議会・東日本支部」に寄付し、そこからまとめて寄付をしてもらうそうです。

日にちは、今週の金曜日、4/29日です。場所は南久宝寺2丁目南西角で、三休橋筋の角のビルの2階(スワン大阪第3ビル)です。

電話06-6245-7720です。この日は11時から13時までの予定、一人前のザルそば500円です、大盛りもありまっせ!

ここではそばを「楽しく打って、楽しく食べる」をモットーに塾長の「だじゃれ」を聞きながら楽しく覚えていくという教室を開催されておられます。

ソバの詳しいことはまた話しますが、先日見てきたのを撮影してきましたので、少し公開します。

ソバを打つための道具

出来上がったソバ

手打ちソバの手順は次に写真にて紹介しますので、しばらくくお待ちを。

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