佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

釣堀「じゃのひれ」釣行紀

2010-10-30 20:54:25 | 釣り
肝心の釣堀に行ってきたことを書きますと、やっぱり下手でした。
今回はプライベート?のような、仕事仲間の家族の招待のような釣りでした。

北摂のクラブの吉岡氏のグループが主で、そこに仕事の関係の家族と、私の相棒の横田氏と運天氏の仲間の3人の総勢14人と子供2人と老人2人の大家族の混合チーム。

午前7時半から2つのマスを借り切って釣りを始めました。イカダの貸切コースの一番奥にあるFに吉岡氏のグループが入り、手前のEに私たちが入りました。

暑くもなく寒くもなく、まぁまぁの天気でしたが、Fのメンバーは順調に釣れているのにこちらはアジのエサトリの大群に悩まされてなかなか釣れません。それでもボチボチとタイが釣れ始めました。釣れないのは私と運天氏と横田氏の3人だけ。

隣の組はコーナーに陣取った女性が1人はしゃいでいます。そこが良く釣れているようです。見ていると大騒ぎになってきました。イシダイの36センチぐらいのが釣れたのです。エッ!、イシダイも入っているのかと言っていると、今度はイシガキが釣れてきました、そんならこちらにもと思って頑張るのですが釣れません。

しばらくして清水氏のお父さんにメジロがかかり大騒ぎしてあげた後、清水氏の奥さんに持たせてあげた竿にもメジロ。さぁ大変、端の者が頑張れがんばれと茶化すが、本人は必死で大物と格闘、ゆっくりと上げてやと言いつつ、時々、竿が柔らかい分、よく持ちこたえてついに釣り上げました。

釣り上げた後、「あーしんど」と座り込んでいました。手を見ると真っ赤、いかに重たい魚と引き合いしたのかよく分かりました。大変満足した事と思います。

そのすぐ後、清水氏にシマアジが、かかり悪戦苦闘でもしっかりと釣り上げてよいオミヤゲができました。私と横田氏は、青物を同時と行っても良いくらいに掛けたのですが、2人してばらしましたので、お互いヘタクソといわずに済みました。

その後、私の置き竿がガタガタと鳴き、上げるとイシガキダイが掛かっていました。それならもう1匹と真面目にやって本当に釣れましたが、結果、私が一番ダメでした。相棒もマダイが3匹とシマアジ1匹でした。

1時に納竿して吉岡氏のメンバーの結果を発表したら車椅子のお爺さんが1位でしたので、皆さん拍手喝采でした。

この日は子供にイルカを目の前で見せてあげたので大変喜んでくれました。釣堀を終わってその足で福良港に行き、「うずしおクルーズ」遊覧コース。日本丸にて鳴門観潮にて、渦潮を見物しました。

この「じゃのひれ」はオートキャンプ場として大きな貸ロッジもあり、ゆっくりと過ごせるために早く申し込みをしなければ、土、日はなかなかとれません。私たち2人もロッジが開いてなくて少し離れた民宿かるも荘という料理民宿に泊まりました。釣堀にこんなゆっくりと泊りがけで行くとは思いませんでしたが、少しノンビリと贅沢にご馳走をよばれました。

料金・・釣堀貸切は平日、50,000円(5名から)
    日曜、100,000円(10名から)予算相談に応ずるとの事
    一般は1人・10,000円 (大人)中学生以上
    女性は5,000円(子供とも)

うずしおクルーズ・・大人1人・・2,000円
          子供1人・・1,000円
       帆船の日本丸・咸臨丸とも同じ料金です。

朝一番に釣りをしてお昼過ぎに福良港のレストラン「蛸はち」で食事して、帆船に乗ってのんびりと鳴門観潮の渦潮見物をして一日を過ごす。オミヤゲは、タイにシマアジ、メジロ、で大満足。

じゃのひれ・・0799-52-4477
帆 船・・・・0799-52-0054
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釣堀「じゃのひれ」についてⅢ 

2010-10-29 18:00:38 | 日々の思い
ある朝、山にお盆のシキミを採りに行った農夫が池のほとりにさしかかると、霧の立ち込めた池の水面から、すーと着飾った見たこともない美しい娘が現れた。身の丈、なんと十丈(約30メートル)あまり・・・。
度肝を抜かれた農夫は一目散に山を駆け下り、家に帰るや布団をかぶって寝込んでしまったという。

誰も「池で巨大な美女を見た」という農夫の話を信じなかった。1年が経過して翌年、お盆の季節が巡ってきた、先祖を迎えるために、お盆の飾りのシキミ採りに下男と連れだって出かけた村の庄屋さんが、朝霧に煙る池辺で、見上げるような背丈の絶世の美女に遭遇した、下男は腰を抜かし、わなわなと震えるばかり、唇は紫色だった。

庄屋さんは咄嗟に「南無大師遍照金剛」の経文を唱えたという。昨年は取り合わなかった
里人も今回は庄屋さんの話、下男も目の当たりにしたと云うので信用しないわけにはいかない。以来、二つの池を誰言うともなく「美女池」とよぶようになったのである。

これを伝え聞いたある法師は「大蛇は川で百年、海で百年の修行を積んでようやく竜となり、竜巻を起こして天に昇る、池に現れた美女は大蛇が修行中、退屈しのぎに大きな娘に化け、里人をビックリさせたのであろう」と語ったと伝えれている。

美女池にも深い大きな洞窟があったために、「潮崎」の磯にぽっかりと開いた洞窟と互いにつながっていると人びとは信じ込んだ。

この話は鳴門の竜巻(渦潮)の解き明かしに、南淡路の村里で口伝えに受け継がれてきたという。古老は「美女池という名前はたしかにあとからつけられたもの、お盆にはご先祖さまにシキミをお供えするなど、土地に伝わる習慣を大切にする、心優しい、夢のある子に育つようにとの願いをこめて語り継がれてきたものであろう」という。

心優しい夢のあるに加えて、いたずら好きで、昼寝も好む大蛇にあやかって、ちょっとお茶目で、ユーモアがあり、磊落(らいらく)な子供に育つようにとの願いも込められているように思うと八木氏は書かれています。
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釣堀「じゃのひれ」Ⅱ 

2010-10-28 19:16:54 | 日々の思い
いくら大蛇と言っても、入江の沖に、とぐろを巻いて横たわるほど大きいはずはない。ましてヒレがあるというからヘビではないだろう。
結論を急ぐならば「鳴門の竜巻」(渦潮)の解き明かしに語り継がれてきた「龍」と密接な関係がありそうだ。つまり、じゃのひれの蛇(じゃ)は巨大な「龍」と理解した方が
話は早い。

龍ならば想像上の動物だが、ちゃんとヒレがあるではないか。しかも巨大な「龍」が、縦横に海峡を泳いであの鳴門の渦潮を起こす、と言う説明は説得力がある。

ではどれほど大きいのか。砂嘴から類推するには、全長千メートルは優にあるのではないだろうか、渦潮を起こすパワーを考えればもっと大きいかも分からない。

じゃのひれから押登岬を回り、吹き上げの浜を越え、阿万港、阿万海岸を経てみなみへ6キロほどのところに「潮崎」という磯がある、周りは切り立っていて、内海には珍しく荒磯の風格がある。

ここに実は「蛇穴(じゃあな)」と称する大きな洞窟がある。大蛇はここに住んでいて、時々、福良湾の方にでかけ、のんびり入江の岸辺にもたれて、昼寝をむさぼっていたのであろうか、遠目に、人びとにはそう見えたのであろう。

その「蛇穴」(洞窟)は、海と反対側の内陸部にのびていて、直線距離で6~7キロも離れている論鶴羽(ゆずるは)山系の山間(やまあい)の北阿万稲田南村に位置する上の池、下の池に通じていると信じられていた。

この2里もある地下道を伝って阿万潮崎に住む大蛇が、時々池にも現れたとされる。よほど遊び好きだったようだ。

<今日のこと>

火曜日にいけなかった検診で病院に行きました。血液検査の結果、コレステロールが少し高いのと糖尿の心配があるとのことでしたので、野菜を多く採り油気をやめなさいとの事でした。あと血圧が少し高めになっていた。
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釣堀「じゃのひれ」Ⅰ

2010-10-27 20:02:05 | 日々の思い
淡路の釣堀「じゃのひれ」より頂いた資料より、数回にわけて書かせていただきます。

この「じゃのひれ」の由来というかこの名前について、知人である釣人仲間の、知る人ぞ知る隠れた有名人の八木氏が書かれた「南淡路の民話」より。

「じゃのひれ」は修行中の大蛇のお昼寝姿か近くの磯に「蛇穴(じゃあな)ありと書かれています。(現代釣魚文化研究所資料<郷土1001>より)

八木氏の奥さんの里が南あわじ市にあるそうで、里帰りのアッシー役を口実によく淡路に行かれたそうです。そして淡路の民話を聞くのが楽しみだったそうです。それは今も続いているとか。

「じゃのひれ」という耳慣れない地名が南あわじ市の阿万塩屋町にありました。
今は若者やファミリーに人気のオートキャンプ場や海の釣堀(じゃのひれフィッシングパーク)にイルカと泳げるコーナーも誕生、全国的に知られるようになりました。

昔はこの埋立地一帯、大きな入江になっており、ひっそりとした人(ひと)気のない静寂なところで、春の大潮の頃、アサリ採りの村人たちが三々五々、山道を伝って訪れる程度で、普段は全くの人外境でした。

入江の福良側に大きな砂嘴(さし)が突き出ており、一帯は遠浅で、ここがアサリ採りの好ポイントであることは一目瞭然。その砂嘴が、さながら昼寝をしている「大蛇の鰭(ひれ)」に見えたのであろう、古来よりこの一帯を「じゃのひれ」と呼ぶようになったというのです。

<今日の出来事>

今日は昨日書いたミスのお詫びに行きましたが、役所のコーナーを借りての話し合いで、こちらがいくら詫びても話を聞いてもらえませんので困ってしまいました。また日を空けて話し合いに行きます。どうしたらよいのか、頭が痛い。
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仕事

2010-10-26 20:36:43 | 日々の思い
昨日は時間がなくてブログ書けませんでした、見ていただいた方ごめんなさい。

仕事の方で少しクレームがつき、パニックってましてブログに手が回りませんでした。明日に解決できたら万歳なのですが。

今日は朝一番から東大阪市に打ち合わせに行き、その足で京都へ打ち合わせ。仮称「太秦プロジェクト」の件。先ほど帰ってきました、少し疲れています。

明日は弥刀の図面のまとめの打ち合わせをした後に東大阪市で、弥刀の現場の裏の方との話し合いに行きます。私がうっかりその方への連絡を見過ごしたための謝罪と、この現場の説明をしに行きます。

大きな現場というものはいろいろと問題が出てきます。気をつけたつもりでも中々難しいものです。いい仕事だからと喜んでばかりいられません。ちょっとしたミスが多くの人に迷惑をかけてしまいます、明日は素直に謝ってきます。

京都のマンションの施主さんが昨夜亡くなられて、私もショックを受けています。何とか工事の目処がつき、ホッとされたのかもと思いますが、施主さんは息子や家族のためと思って計画されていたものですから、大変残念です。

合掌とともに、遺志を継いで良い建物を作りたいと思います。
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