「くず箱」と「ごみ箱」の違い
同じものを表すので区別がつきにくいものですが、「くず」と「ごみ」はどちらも使えなくなくなったものを指す点では共通しています。
その違いは
「くず」には「良い部分、役にたつ部分を取った後の残りかす」という意味と「かけら、切れ端」と言う意味があります。
「パンくず」や「役に立たない」という意味の「くづ」があります。
一方、「ごみ」には「使えるが要らなくなったもの」という意味があります。
「粗大ごみ」などは好例でしょう。
また、違いとして「ごみ」のほうが「くず」より形態が大きい事があげるれます。
例えば「生ごみ」「紙くず」とは言うが、「生くず」「紙ごみ」とは言わないのは、この形態の差と生ゴミは肥料に役立つが、紙くずは何も役に立たない、と言う意味によるものと思われる。
こうして言葉の意味を考えると日本語は難しいものですなぁ。