佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

ブログについて

2013-02-28 14:48:06 | 日々の思い

5年目に入ったブログなのですが、いままでできることなら1日でも欠けたくないのですが

昨日も抜けました、

これから時々抜けるかもしれませんいつも読んでもらっている方には申し訳なく思いますが

又報告しますが、前から伝えています私の女房の病気が進行していて薬が効かずガンが大きく

なりつつある、本人はまだ元気なのですが、出来るだけ病院にいてやりたい、仕事のこともあるのですが、今は暇なので、毎日通っています、そんなことでこれからも時々抜けますが許してください。

僕も今はこれが楽しみの一つなのですが・・・・

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尾鷲磯釣り大会についての報告

2013-02-26 18:38:00 | 釣り界の歴史

第26回 尾鷲磯釣り大会の表彰式が2月24日の日曜日に尾鷲市熊野古道センターにて

行われました。

この日は第2部の大会も同時に行われて、その結果発表と1部、2部、3部の表彰式も同時に行われました。

この第1部は、平成25年1月5日(土)~2月10日(日)までのロングランで行われた。

その結果と2部の結果に基づいて3部までが発表表彰となった。

私の所属していた、大阪府釣連盟は長年この大会の後援をやって来て、尾鷲市や、渡船、観光協会

などとも親しくさせてもらってきましたが、1昨年あたりから現会長が後援しないようなことを言い出したためにギクシャクしだして、今年度から京都府磯釣り連合会の柳会長に頼んで、後援をうけて

もらえる事になった。

私としては大変残念なことでありますが仕方がない。

又、このために今年度から機関誌「さざなみ」の広告も尾鷲関連のところが皆取りやめるという

異常なことになり、当然のことながら広告がなければ発行も出来ないということになりうる。

そして今年から機関誌も取りやめることになったという、情けない話である。

連盟創立以来20数年に渡って作られた機関誌がなくなるということを聞きは、発行のために

苦労された、故、宮林初代編集長や、故、新竹初代会長も草葉の影で嘆いておられることでしょう。

もう少しO氏が皆さんとうまくできなかったのかなーと思いました。

尾鷲市長の挨拶

ボヤキはこのぐらいにして

今年は大きなグレが多く出たようです、

第1部の大会では10位でも50センチを超えていました。

第2部では50センチを超えるのは出ませんでした。

第1部の優勝は57,2センチで河内長野市の田畑氏が誠丸にて「かがり」磯で釣りました

あと2位56,8センチで三重県の高橋氏,3位も同じところで55,8で奈良の岡本氏でした

この岡本氏は偶然、私の知人で以前サンテレビの釣り堀チャンピヨンにもなりました。

 

第2部の優勝は48,5センチで松原市の浜田氏でした釣られたのは「久木崎」でした

 

グレの賞品を渡している京都磯会長の柳氏

 

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麻雀

2013-02-25 18:12:34 | 趣味

大阪土田会のメンバーによる定例会も2ヶ月目も終わりに近づきました。

皆さん大変熱心です、それぞれが自分の持ち味をだして勝負しておられます。

月に2回が最低の条件なのですが、日程上参加できない方また参加者の都合で3回出てもらわなアカン方とか、1度しか参加できない方もおられて組み合わせがむつかしい。

 

現在20名と言っていたのが今は24名に増えています、会員さんが認めればダメとは言えませんので

大会の関係で4人の組み合わせが必須条件となるので、できるだけそうなって欲しい物ですが、

だんだんと増えていくでしょう。

 

来月の土田プロの講習会の日(3月15日)に「麻雀界」の編集から取材に行かせて欲しいとの連絡もあり盛り上がることと思います。

 

1月の成績では1月22日に浅野さんが212,800点を出されたのが最高点で

2番目も浅野さんの171,000点で、

3番目は川島さんの167,000

4番目は高橋さんの161,000

15万点以上は

5番目は尾本さんの159,200

6番目に植田さんの154,600

7番目に矢田さんの151,500

8番目に鳥羽さんの150,600-

となっています。

まだまだ先は長いです1日4回戦をやった中での良い成績をとっていくのですから1月2月の成績が悪くても心配はないでしょう、私も大変悪い成績ですがこれからがんばります。 

22日は女性4人での対局で、大変楽しくやられていました、その対局が終わったあとで3人ほど合流して知り合いのお店、居酒屋「しらさわ」にてワイワイガヤガヤと楽しみました。「

 

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夢にまで見た宇治群島へP-12

2013-02-23 20:36:40 | 釣り界の歴史

東シナ海の荒海はそれから狂いに狂う。

雨まじりの強風が横殴りに吹き付け、7トンの小舟は、木の葉の形容そのままに頂点から

奈落へ、奈落から頂点へ、さんざんに奔弄される。

デッキはほとんど海水に包まれ船長の操舵室まですっかり水ひたし、私とH氏は機関室の横の

小部屋に、」足をかがめればどうにか寝られるが、機関氏とコック氏は身の置きどころがなくて、

終夜シートをかぶって、デックの隅にうずくまっていたのは何とも気の毒であった。

この大しけのなかで、一番困るのは、食事と排便である。

私はかえって食欲がましたぐらいだが、船に弱い人なら、転げる茶わんを手に持って、激しいピッチングとローリングのなかで、箸を運ぶのは、大変なことだろう。

殊に、便意を催して、上下する船の端にすがりながら尻をつきだして排便する荒業は、よほど馴れた人でないとやれたものっで内。

天気の良い日は、遠征もまた楽しいが、一度狂うと遠くの海は真実恐ろしい。

そして長い遠征には一度は荒天はつきものと考えて間違いない。

船に弱い人は、絶対に諦めるべきだし、船に強い人も計画は慎重を期さねばなるまい。

ドリームランド

人間の欲望には際限がない。

宇治群島がダイナマイト騒ぎで、思ったほどもつれないとなると、どこか、もっとよく釣れるところがないだろうかということになる。

船長に訊くと「ある」という、「どこ?」と尋ねると「草垣島」という返事、「よしそこへ行こう」と

いうことになった。

宇治群島から更に4時間、東シナ海のまっただ中にその島はある。

夜中に宇治を発ったので、そこに着いたのは、ほのかな夜明け、逆光に輝く水平線の彼方に、

“絶海の孤島“の形容そのままに、白い燈台のある草垣島が、小さな島巙群を従えて、まるでオトギの国の大者の如く黒く高く聳えている。

船が近ずくにつれて、私はまるで夢の国に踏み入ったような錯覚に捉われだしてきた。

それはそこが、私の空想も及ばない、美しさと、壮大さと、奇怪さに満ち溢れていたからだ。

草垣島のひきいる

一群の島巙は私がこれまでに見たものとは、全く趣が異なっていた。

まるで海の中から生えたように、高さ2,3百メートルもある奇岩怪石が、或いはゴジラの如く

或いはアンギラスの如く、突こつとした垂直の壁面を見せて突き立っている。 

そしてそのまわりを、名も知れぬ海鳥が奇声をはっしながら無数に飛び回っている。

私は自分がまるでマイク・ネルソンのような冒険家になったような気持ちがして口笛を吹きながら

うっとりとまわりに見とれていた、と、突然、何千とも知れぬイルカの大群が私の目の前をしぶきを

上げて走っていくではないか。

私はこのときほど、カメラを持ってこなかったことを、残念に思ったことはない。

食料の欠乏で、僅か1日だけで、そこを去ったが、ライトブルーの素晴らしい海の色や、穴子や

陣笠やフジツボのびっしり着いた、ホレボレするような独立岩礁を見ていると、こここそ、イシダイの発祥の地であり、磯釣り最終の地、メッカである、との確信を持つに至った。

獲物は、イシダイ1、タマミ1、クエ1、にとどまったが、それでもイシダイで竿がたたずに力負けでバラシタのが3枚もあり、船長の話でも、ときに3貫クラスの超大物が上がるという。

機会があれば、是非もう1度行ってみたい秘境“草垣島”である。

森岡さんの素晴らしい遠征記ありがとうございました。

12回に分けて書かせてもらいました、とても真似のできるものやないですね、

船でのトイレは普通のものにはできるものではありません、私も小笠原でそんな経験をしましたが、磯釣りは安全第1です。

 

 

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夢にまで見た宇治群島へP-11

2013-02-22 19:45:38 | 釣り界の歴史

最終編

ナイター

南国の強烈な太陽が、真っ赤に燃えて遥かな水平線の彼方に沈むと、透き通るように澄み切った

エメラルドグリーンの海がダークグリーンからライトブリューに、ライトブリューから

ダークブラックに、その色彩を刻刻と塗り替え、ぬばたま(射干玉)の闇にスッポリと包まれる。

 

地獄バリのついたロープを、力一杯拠りこむ。

漆黒の東シナ海の海がパシャリと小さな音を立て、孤独な釣り人の、

たった一つの希望が伸びていくロープに込められる。

小アジの撒餌が、青白鱗を放ちながら、ゆらゆらとたゆって、次第に淡く、闇の底に舞い落ちていく

巨大な岩礁が怪物のように黙々とうずくまり、死のような静寂があたりを支配する。

空は一面の星、海は池のように静かである。

 

ときどき四周の静寂をつんざいて、得体のしれぬ怪鳥がケッ、ケッ、と薄気味悪い鳴き声ををあげる。

と、手にしたロープが音もなく流れ出る。

クエだ!逆立った全神経の中で呼吸が停止する。

一ヒロ送りこんで、一瞬、力一杯ロープを引く、ガクッ、ズズズズッとした重量感に溢れた手応え

やった!、と、体中が無言で叫ぶ。

買い手が不気味に青白く光る。

巨大な燐光の塊まりが刻々と近づいて、海の底の青白い明かりが次第にひろがる。

無数の夜光虫のお供を引きつれて荒磯の夜の王様のご来光である。  

 

クエは四貫前後の小型ながら、全夜収穫があってボーズなし、殊に鳥島でやったときには、

正体不明の怪物に引っ張り回されて、力一杯の奮闘も空しく、2度も鈎を折られて逃げられた。

クエならハリを折られるはずがない。

一体何か来たのだろうか?

 

ストームといっても、昔高等学校でやったそれではない。

西南の空が曇ってきたかと思うと、ついさっきまでエメラルドグリーンの、夢のように柔らかく

美しかった海がものの2分で暗転し、ものの5分もたてば、一面に白い牙をむいて、

海の上のすべてのものに襲いかかってくる。

東シナ海の荒海は、それから狂いに狂う。

 

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