佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

長き釣り友の歴史3

2022-09-30 19:15:09 | 釣り
  • 1 釣りとの出会い

Episode イガミ釣りの始まり

祖父と一緒に行ったというより仕込まれたイガミ釣りは、釣行前日のカニ取りから始まる。谷川に生息しているあの赤いやつを縁にブリキの戻りがついているカニかごにいっぱい採集していく。

当日は長い竹竿と仕掛け一式をもってひたすら浜、磯を歩く。そして祖父がわかっているポイントにつくとすぐにカニを金槌で潰してポイントに撒き餌をする。しかし竿は出さない。次のポイントまでまた磯を歩く。そして次のポイントでまた同じ作業をする。しかし竿は出さない。再び別のポイントに移動して同じ作業をする。そんな作業を4、5か所してから最初のポイントに戻る。そこで改めて同じようにカニを潰して撒き餌をしたのち初めて釣り道具をセットして釣りを開始する。すると割合すぐにイガミが釣れる。アタリが遠のくまで釣るのではなく既に撒き餌をしている2番目のポイントに移動する。そこでも同じように改めて撒き餌を少ししてイガミを釣り上げる。次も同じ作業を繰り返し、逆にまた釣りながら帰路につく。必ずと言っていいほど10匹くらいは釣れる。今のように釣り人はなく大変効率的というかプロの釣り方を観て私の釣りは始まった。

今はそのような釣りはできないしあまり自分自身が学べていないと思う。

それから2~3年経って私が小学5年生のころ、母方の祖父がイガミ釣りに来た。私が案内して同じ釣り方で祖父の世話をした。その時祖父はイガミを釣り上げて喜びお前のイガミは小さいけどわしのは大きいと言って自慢した。子供心に大人げないなあと思ったがよほど嬉しかったのかもしれない、今その気持ちもわかる。

Episode ウツボ釣り

これも祖父に仕込まれた釣り方である。竹竿の節を打ち抜き適当な長さにそろえて、その中に太い糸を通す。そして大きな針にエサ(魚に切り身)を付けて釣る方法である。10本くらい持っていく。

ウツボ住処は磯の陰や穴であるから強引にその穴に竹筒を突き刺していく。次から次へとウツボが生息しているらしい穴に突き刺してから一服し、その竹筒を回収していくのである。普通の糸と針にエサがついているだけならウツボは穴の奥に入り込みなかなか曳き出すことはできないけれど、さすがのウツボも竹筒迄穴に引き込めないから竹筒を強引に引っ張ると意外に簡単にウツボを引きずり出し釣り上げることができる。

これを持ち帰り開いて干す。乾燥すれば金槌で叩いて骨を砕き更に出刃で細く切ってつけ焼きにして酒の肴として食すという流れである。

今思えば遊びではなく食糧対策のようなものであった。

 

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長き釣り友の歴史2

2022-09-29 19:39:33 | 釣り

我が人生の釣遊記

 

  • 1 釣りとの出会い
  • 2 釣りの休止時期と再開
  • 3 磯釣りクラブと遠征
  • 4 大阪府釣連盟
  • 5 定年と釣り
  • 6 終末の釣り人生
  • 7 釣り文化の変遷と未来

 

  • 1 釣りとの出会い

Episode イガミ釣りの始まり

祖父と一緒に行ったというより仕込まれたイガミ釣りは、釣行前日のカニ取りから始まる。谷川に生息しているあの赤いやつを縁にブリキの戻りがついているカニかごにいっぱい採集していく。

当日は長い竹竿と仕掛け一式をもってひたすら浜、磯を歩く。そして祖父がわかっているポイントにつくとすぐにカニを金槌で潰してポイントに撒き餌をする。しかし竿は出さない。次のポイントまでまた磯を歩く。そして次のポイントでまた同じ作業をする。しかし竿は出さない。再び別のポイントに移動して同じ作業をする。そんな作業を4、5か所してから最初のポイントに戻る。そこで改めて同じようにカニを潰して撒き餌をしたのち初めて釣り道具をセットして釣りを開始する。すると割合すぐにイガミが釣れる。アタリが遠のくまで釣るのではなく既に撒き餌をしている2番目のポイントに移動する。そこでも同じように改めて撒き餌を少ししてイガミを釣り上げる。次も同じ作業を繰り返し、逆にまた釣りながら帰路につく。必ずと言っていいほど10匹くらいは釣れる。今のように釣り人はなく大変効率的というかプロの釣り方を観て私の釣りは始まった。

今はそのような釣りはできないしあまり自分自身が学べていないと思う。

それから2~3年経って私が小学5年生のころ、母方の祖父がイガミ釣りに来た。私が案内して同じ釣り方で祖父の世話をした。その時祖父はイガミを釣り上げて喜びお前のイガミは小さいけどわしのは大きいと言って自慢した。子供心に大人げないなあと思ったがよほど嬉しかったのかもしれない、今その気持ちもわかる。

 

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長き釣り友の歴史

2022-09-28 19:39:33 | 釣り

私の長い釣り人生の中でも50年からの付き合いのある悪友というか腐れ縁というか、

私が、色いろな会を預かるごとに事務局長をお願いしてきた谷本氏

彼は私よりももっといろいろな釣り体験をされてきました、私は主にイシダイ狙いで他の魚釣りは

あまりやりませんが、年とともに体力が弱り、最近は釣り堀がメインですが、まだイシダイ竿は振り

たい磯に行きたいと願ってはいますが、周囲は危ないからと、誰かサポーターを連れて行かなくては

と・その悪友の谷本氏が自分の釣り人生を書き上げましたので皆さんにぼちぼちとお披露目します。

「なお磯釣り団体の歴史については、私がこのブログの書き初めに書き残したのと、大釣り協の歴史

は谷本氏が数冊に分けて私が退任するときに全関西の本部にお届けしましたので、残っているとは思

いますが」

 ー我が人生の釣遊記ー  谷本正弘

prologue

私が釣りを始めた最初の指導者は祖父である。私の父はマグロ釣りの漁師であったが赤紙で出征、そして戦地でマラリアにり患、帰国し広島の陸軍病院で死亡した。また伯父も戦前は捕鯨船で南極までクジラ捕りに行っていたが海軍で参戦し撃沈死亡した。従って私が物心ついた時には家業の漁師は祖父だけが残っていた。

祖父は山仕事や細々と漁師を続けながら生き残っている男子の孫である私を早く一人前にするために幼い孫に釣りを教えるというより仕込んでくれた。

多分5歳のころにはもう竹の述べ竿で磯釣りをしていたと思う。

昭和22年私が小学2年生のころには既に自分で磯釣り用の仕掛けを作っていた。その頃今のようなハリスはなくテグスといって弱いが非常に貴重品であったと思う。道糸はヤバといって今でいうタコ糸に渋柿の汁を浸み込ませ強化していたと記憶している。錘は鉛を手製のブリキ板にへこみを入れて鋳型に流し込んで好みの大きさに自分で作ったものである。

そのようなことから私の釣りは始まった。

 

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ベンツ続き

2022-09-27 19:45:07 | 趣味

昨日書いたベンツのマイバッハ

スタートは1997年と書かれています。その年の東京モーターショーでコンセプトカーの発表

2002年にマイバッハ62と57がリリースされた。

内容と言い金額と言い富裕層を魅了したという。

そしてベンツがマイバッハ・モトーレンバウ社を買収して再び同じ道を歩くことになる。

昨日のフラッグシップとなるマイバッハGLSはSUVでGLS600の4MATIC。

日本に輸入されるのは4人乗りの収納式のテーブルをそなえて専用のシヤンパングラスを格納できる

と云うが車の中に持ち込むのはどうなのでしょう?という人も。

マーやっかみですな、とても私達庶民には高根の花です、でも乗ってみたいですね。

 

 

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ベンツ

2022-09-26 18:59:39 | 趣味

車すきの人間はいくつになっても好きです。

新しい車が出ると、見に行きたくもなるし、乗っても見たい・・・

久し振りにヤナセの支店に遊びに行き本をもらいましたので、数回に分けて皆さんにもお見せします。

この本はオーナーのための、ライフスタイルマガジンだという。

表紙は今ベンツが力を入れている、「MERCEDES-MAYBACH」GLS600

全長5210・全幅2030・全高1840 

排気量3982CC・エンジンV型8気筒ターボチャージャー付

最高出力・410KW(557PS)6000~6500pm

メーカー希望小売価格・2827万円

詳しい内容は、またあとで・・・

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