佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

大阪府釣り団体協議会総会/2

2010-04-30 20:33:52 | 釣り界の歴史
平成22年度の役員

21年度は無事に終わりました。役員の皆様どうもご苦労様でした。
続いて今年もよろしくお願いいたします。ご苦労様でしたといえば終わったようですが、この団体には役員の終わりはありません。役が交代するのが関の山ですので、覚悟してよろしくお願いしますとしか言いようが無いのです。

いい加減、私もよい年齢ですので交代してもらいたいのですが、今やめると付いてやめるという厄介な人がたくさんおられるので困ったことです。まだ色々な企画を出すのがいけないのかもしれませんが、もう少しだけ頑張ります。

それで今年も私が会長を勤めさせていただきます。先月、私がお金をもらったとか云々で揉めた事で裁判に訴えるとかの話があった時に、会長を辞めて受けて立ったら面白かったのですが、他の人に迷惑をかけるからとのことで説得されて関連発言を消したのですが、相手からは未だに謝罪はありませんので腹がたったままです。

余計な事に脱線しましたが、今年の役員さんの名前を書いておきます。
今年もクラブが増えましたので嬉しい限りです。

名誉会長・・吉川幾久雄
相談役・・・戸波俊二、木村 章

副会長・・・寺山登、岡田国明、塩見孝男、桝本修作、中出隆文、来田仁成
      今中毅、倉田保夫、兼松伸行、藤枝喜市、藤原靖典、西丸孝一
      竹島潤一

事務局長・・酒井信由喜

常任理事・・妻倉弘献、清水幸雄、片山直、松本光博、山下隆、飯塚俊夫
      巾崎裕、小谷翠、丸島節一、宇都京孝、三川貴弘、潮見英仁
      伊藤康治、長田伸一郎、森川裕、河村元弘、中島健蔵、横田博昭

あと各部担当役員さんの名前も書かなければと思っています。
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大阪府釣り団体協議会総会/1

2010-04-29 18:38:15 | 釣り界の歴史
昨日、大阪府釣り団体協議会の22年度の定時総会が行われました。

議長に酒井事務局長を選出し、議事の進行に入りました。

議事としては・

平成21年度理事会と検討議題
平成21年度事業報告
平成21年度収支決算報告並びに会計監査報告
平成22年度の役員体制の報告
平成22年度事業計画事案
平成22年度予算計画事案

上記について話し合いました

事業報告として、6月7日に大阪湾のクリーン作戦に参加しまして、全関西磯連5名、大阪府釣連盟6名、全日本磯連大阪8名、泉州ハネ研1名、チヌ関西4名、釣り文化1名、サーフ和6名、関西疑似餌1名、JOFE大阪3名、JOFE兵庫1名、山田渡船1名、森永誠氏の計37名の参加。多くの参加者があったのですが、5クラブの参加が得られなかったのが残念です。

8月28日に第28回目の大阪湾の稚魚放流が行われました。放流資金として15万円を拠出しました。山田渡船、丸高渡船、たまや渡船、やざわ渡船、丸本海洋センターなどが協力して各自の領分へと走って放流します。

9月19,20日「水都大阪2009水辺のにぎわいフェスティバル」に参加
エビ釣りに1300人の来場者があり、放流募金にも協力いただきました。

10月3日に、川が結ぶ人とまちの3区物語のイベントに協力。平松市長さんや横倉府会議員さんも見にきてくださいました。

10月4日に障害者の方対象の釣り大会に後援させていただきました。大阪府青少年海洋センターにて釣り大会が行われお手伝いに参加。魚料理に焼きそばパーティも行いました

10月25日に日本釣振興会さんからの協力依頼のファミリー釣り大会のお手伝いに参りました、参加者は115人でした。

11月7,8日に公認釣りインストラクターの講習会及び資格試験を行いました。場所は心斎橋のヒューマンアカデミー、救命講習も行われました。

12月13日に第4回目の大阪湾チヌ釣り選手権が行われました。マルキユー後援にて武庫川一文字で各渡船屋さんからの選抜選手が出て競いました。

22年1月17日にWTC(ワールドトレードセンター)にて海難事故防止講習会が、海海上保安庁の講習会と大阪市港湾局の立入禁止問題に絡めての話で共催参加しました。

22年2月5,6,7日にフィッシングショー大阪に参加、府民釣大会の表彰式やチヌの稚魚放流募金や釣りの講習会などを行いました。以上が事業の報告です。

<出来事>

明日は京都で本格的に老人ホームの打ち合わせです。
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大阪府内水面漁場管理委員会報告/続き

2010-04-28 17:51:23 | 釣り界の歴史
ギギのこと

川に入って録画したギギを地元の人に見せると大層喜んでもらえた。別に食べるわけではない、まだいることがうれしいのである。

その他にも色々な魚種を確認し、ギギの巣に托卵するコイ科魚類ムギツクの産卯シーンも初めて録画できるという幸運にも恵まれた。まだ誰も見たことが無かったギギの産着卯も発見した。

でも一度たりとも子供が川に入って魚取りをしている姿を見なかった。橋の上からブラックバスを釣る事も無く糸を投げていた子供たちは良く見かけた。これでは川の中の情報は地域の中で途絶えてしまうのは無理も無い。

だから、大人達は昔いた魚が今もいるかどうか知らないし、魚の名前などの伝承がほぼ完全に途切れてしまっていることを、ここでも実感するはめになった。

強烈なものを残すことができる子供時代の体験の欠如は、取り返しのつかない負の遺産として一生つきまとう。

魚に関する体験の欠如ならそれ自体はほとんどの人の人生に影響はないが、子供のときに体験しなければ他の多くのことまでも地域の中で体験できなくなっているとすれば、それは大きな悲劇である。

子供は1日の多くの部分を学校で過ごすが、逆に学校だけが全てではない、むしろ本音の部分の人格形成は家庭であり、地域であり、自然である。

ここのところの体験が不足したり、ねじれたりするといつまでも尾を引く。私は自然保護は人間の問題だと思っている。それも地域の文化、つまり勉学とか教育といった肩を張ったものではなく、日常の生活の中で知らず知らずのうちに身についてしまう文化の形成が必要不可欠に思えてしようがない。

川とそこに住む生物に関わる文化、ほとんどの場所で途切れてしまった文化をどのようにして復活し、発展させるかが、重要な課題である。

一度跡絶えた文化を復活を復活させることは至難の技である、時代の流れの中で跡絶えるべきして跡絶えたからである。

しかし、私は夢は捨てていない、多くの場合、生き物はしぶとく住み家をみつけて細々と暮らしている、その住み家を広げてやる事が生物を絶滅から救う唯一の道である。

このことを知る本トラスト協会やボランティヤの人達の存在は重要ですので、期待してやみません。

以上、先生の書かれたものを2日に渡って読んでもらいました。私たちの団体も先生が書かれておられるように川などで遊ぶ子供が少ない事に鑑み、子供がもっと外で遊ぶべきと思い、子供の釣り教室を今年は各地でやる予定ですので皆さんの協力をお願いいたします。

学校を開放してもらい、キャスティングなどをやってもらいたいのと、釣り教室として日本釣振興会が出されている冊子を利用して魚のことを知ってもらうとか、釣りの仕掛けを教えるとかをするつもりです。

この後、水産課の藤林氏のビワコで見つけた鳥の写真が提供されましたのでここに見てもらいます。アイガモ夫婦の珍しい写真とカルガモ夫婦の写真です。

それと大阪の農林水産や食品産業の振興をはかるための「ロゴマーク」ができたのことで見せてもらいました。

<今日のこと>
今晩は大阪府釣り団体協議会の総会です。
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大阪府内水面漁場管理委員会報告 

2010-04-27 21:28:36 | 釣り界の歴史
4月26日、委員協議会が大阪府公害審査会室において開かれました。

今回は長田芳和委員からの報告です。長田氏は大阪教育大学教授(動物生態学)で主に平野部の淡水魚の研究と保護をやっておられます。

今回は「川と魚の子供文化」と題して書かれたものについて話されました。ギギという魚の生態をまとめられたものですが、水中ビデオでこの魚の色々な動きから産卯までを撮られておられます。ビデオを見せてもらっての話でしたが、ここにあらわすことができませんので、書かれた文を何回かに分けて載せます。

私は鳥取県の大山のふもとの村で生まれた。棚田の中にある集落で、どの道を下っても日野川に突き当たる。そこらへんの川幅は100mに近く、その浅瀬、深場、急流、緩流が具合よく散らばっている。

夏は子供たちの水泳場となるわけで、高校生から小学校低学年までが互いに見える範囲で思い思いに1日を過ごす。そうしながら危ない場所を覚え、高学年になるとそこを制覇して次の危ないことに挑戦する。しかしあの川で死んだ者はいない、兄貴分は遊びながら低学年の挙動を目の端に捉えていたのである。

川遊びで何と言っても面白いのは魚とりであった。8番線(太い針金)と竹と自転車のチューブを用いた手作りの1本ヤスで採るウナギ漁は最高・・いっぱい書きたいけれども、あの感触は筆舌に尽くせないのでやめることにする。

その後紆余曲折の末、関西での25年間は川と魚に戻ることになってしまった。子供に返ったのと同然で、気の向くままに網を打ち、潜り観察してきた。

ある日、ハッと気がついたことがある。故郷で過ごした子供時代の川と魚に関する文化はすごいものではなかったのか?。なぜならば、あの川の魚を全種とも識別し、名前を呼んでいたから。淡水魚の分類が一通りできるようになった今、子供ながらに地方名であるけれども、ざっと18種類をよび分けていたことがわかる。

種類の識別点や呼び名をいつ、誰に聞いたか全く覚えてないが、学校の授業でないことははっきりしている。地域の中での伝承以外にはない。遊びの中で覚えてしまったのだ。今でもその名前は言うことができる。

ドロバエ(標準和名:タカハヤ)、ゴジョウシ(カマツカ)、チョッカリ(アカザ)、イシボッカ(ヨシノボリ)、クソボッカ(ドンコ)などすらすら出てくる。

もっとすごいのは、それぞれの種類がいつも多くいる場所や動き・習性、そして捕獲の方法も手触り、匂い、味も、つい最近のことのように思いうかぶ。これは何だろう、こういうのが身についた知識なのか、はたまた知恵か、故郷を遠く離れて37年、その年月を超えて心を揺るがす地域の文化のエネルギーの偉大さを思い知る。

去年は、春から初夏にかけて紀ノ川水系の川によく出かけた。目的はその途中の色々な果樹園を縫うように山から流れ下る小河川に生息するナマズ科ギギの生態をビデオ録画するためであった。

ギギは夜行性で、日中は岩下など暗い所に潜む。地図で探り当てた川に本種が生息するかどうか、水中ビデオカメラで岩下を探るわけであるが、近所の人からの聞き込みも行う。答えはすべて「以前はようけおったけど、今はおらんのと違うか」日本各地でこの返事に出会った。

しかし、川に入って調べると大抵は少ないながらも生息していた。「先生はこの様にして調べていかれてます、続きはまた書きます」

<昨日・今日の出来事>

日曜日、久しぶりに釣りに行ってきました。今日は一日走り回っていまして友人の見舞いにいくのが出来なかったので明日行くつもり(脳梗塞になったとのこと、少し心配だ)。
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町おこし、市場おこしのお手伝い 

2010-04-26 21:19:28 | 釣り
先週の土曜日、大阪・大国町にある庶民の市場・木津市場が毎月の最終土曜日にやっている朝市に、大阪府釣連盟のメンバーで少しでも市場おこしのお手伝いにでもなればと、エビ釣りイベントをもって出かけました。

当団体の目玉であるエビ釣りはいまや各地で評判を呼んで引っ張りだこになりそうですが、その1番目の木津市場が行っている朝市の行事の一つとしてやってくれませんかとの連絡があり、有志のメンバーでとにかくやってみました。

これは、昨年の西区での三区物語の催しを見てのことで、南海都市創造(株)の今村氏からの連絡で、木津市場の小林氏から話を聞いて引き受けました。

当日、私があいにく住んでいるマンションの総会があり、私が理事長をやっている関係でサボるわけにいかず、事務局長の酒井氏に一切を頼みました。

当日は11時とのことでしたが、皆さんが早くから来てくれたので10時から始めたとのことで、私が11時30分ごろになって、手伝いに来てくれた皆さんに申し訳なかったと思っています。

今回はこの催しが初めてのことと、余り知られてなかったとのことで、少し人数も少なかったとの事でしたが、来月もお願いしますとのことで、だんだんこの事が知られて参加者が増えていくと思います。

そして7月31日と8月23日にも別の所の催しにぜひお願いしたいと連絡も受けており、何とか釣人がこの様な行事もしている事を多くの皆さんに知ってもらいたく思っています。

日本釣振興会の席上でも釣人の底辺の拡大に役立つようにいろいろな事から始めたいと話しておりますので、私たち釣人仲間がこの様な事もやっている事を知ってもらい、皆さんにもお手伝いをよろしくと言いたい。
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