佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

釣堀「じゃのひれ」Ⅱ 

2010-10-28 19:16:54 | 日々の思い
いくら大蛇と言っても、入江の沖に、とぐろを巻いて横たわるほど大きいはずはない。ましてヒレがあるというからヘビではないだろう。
結論を急ぐならば「鳴門の竜巻」(渦潮)の解き明かしに語り継がれてきた「龍」と密接な関係がありそうだ。つまり、じゃのひれの蛇(じゃ)は巨大な「龍」と理解した方が
話は早い。

龍ならば想像上の動物だが、ちゃんとヒレがあるではないか。しかも巨大な「龍」が、縦横に海峡を泳いであの鳴門の渦潮を起こす、と言う説明は説得力がある。

ではどれほど大きいのか。砂嘴から類推するには、全長千メートルは優にあるのではないだろうか、渦潮を起こすパワーを考えればもっと大きいかも分からない。

じゃのひれから押登岬を回り、吹き上げの浜を越え、阿万港、阿万海岸を経てみなみへ6キロほどのところに「潮崎」という磯がある、周りは切り立っていて、内海には珍しく荒磯の風格がある。

ここに実は「蛇穴(じゃあな)」と称する大きな洞窟がある。大蛇はここに住んでいて、時々、福良湾の方にでかけ、のんびり入江の岸辺にもたれて、昼寝をむさぼっていたのであろうか、遠目に、人びとにはそう見えたのであろう。

その「蛇穴」(洞窟)は、海と反対側の内陸部にのびていて、直線距離で6~7キロも離れている論鶴羽(ゆずるは)山系の山間(やまあい)の北阿万稲田南村に位置する上の池、下の池に通じていると信じられていた。

この2里もある地下道を伝って阿万潮崎に住む大蛇が、時々池にも現れたとされる。よほど遊び好きだったようだ。

<今日のこと>

火曜日にいけなかった検診で病院に行きました。血液検査の結果、コレステロールが少し高いのと糖尿の心配があるとのことでしたので、野菜を多く採り油気をやめなさいとの事でした。あと血圧が少し高めになっていた。
コメント
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