佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

磯釣界を憂う

2010-10-18 19:08:25 | 日々の思い
磯釣りの全盛期はいつ頃だったのかな?…全関西磯釣り連盟の三木会長が亡くなられる前には、日本一の釣りの団体であったと思う。それが最初に分裂してできた西日本磯釣り協議会、続いてできた日本釣り連盟連絡協議会の3つに分かれた。

西日本が現在では一番大きな団体となっている。そして全関西、日本釣り連盟となっているが、日本釣り連盟も和歌山が昨年分裂して100名ほど抜けたと聞くし、滋賀・京都も連盟の形が保てないぐらいに減ってきているという。三重も連盟としての動きが鈍く、いつも会長が不在な感じがしている。大阪も5年前に比べて会員数が激減し、実際に会員が動いているところは北摂FCと守口荒磯、新大阪磯クに京阪磯ク、安威川磯クに新大阪荒磯クぐらいで、来年には120名を切るだろうと思われるぐらいに衰退している。

来年の新年総会は何人集まるのかと心配だ。今年の新年会も会員の参加が少なく、来賓の方が多くなりそうで困ったものである。それを思うと来年は今年以上に参加会員を集めるのが大変だろう。

数年前に私が各団体に呼びかけて、各団体が集まっての新年会が行われた。大変好評であった。そして2年目に全関西が主となって行われたが、それが2年続いたのに止めてしまった。惜しいことである。

私は今年の初めに、在阪の連盟が集まって新年会を合同でやればよいのにと勧めてあげたが、あまり気乗りのしないところがあったようで、全関西と府連は、その気があったようだが、決まらなかったようです。

先の読めないところは会が廃れていきます。磯釣りの世界を廃れさせないようにしたいならお山の大将にならず、内弁慶にならずに協力しなければ、ますます会が落ち込んで自分たちの機関誌も、スポンサーが減って発行できなくなることでしょう。

そこで会長が良いところを魅せてドンと大枚をはたくとかして持ちこたえるとか、全日本釣り団体のように募金を募るとかしなくては、立ちゆかなくなるのではと思われます。

私が今さら心配することはないのでしょうが、今までやってきた磯釣りの世界が廃れるのは残念なことですので、若い人の奮起を促したいために、ひと言、言わせてもらいました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする