佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

生物多様性ファイター

2010-10-16 18:42:52 | 日々の思い
昨日書いたファイターの人々の中から割愛して何人かを紹介します。

「ハチの干潟調査隊」岡田和樹氏

広島県竹原市を流れる賀茂川の河口ににひろがる、「ハチの干潟」この干潟の埋め立て工事の計画に疑問を持って調査隊を立ち上げて干潟の大切さを人々に訴えて埋め立ての計画は取り消しとなった。それ以後この干潟の生態系を守るために活動を続けている。

この彼と同じようなことを成功させたのが時々紹介している広島の中村幸春氏がいます。
彼は先日、広島県の知事よりその努力に対して表彰も受けました

「海の環境教育NPObridge」伊藤久枝氏

伊豆諸島の御蔵島で、ミナミバンドウイルカとオオミズナギドリの生態観察を柱に、人間と自然の関わりを考えるフィールドプログラムを実施している。 
野生のイルカと一緒に泳ぐ「ドルフィン・スイム」のツアー参加者にも「環境教育のフィールドとしての御蔵島の大きな可能性などを伝えて教育的利用もできるようにしたいと、話している。このドルフィンスイムは淡路島の釣り堀「じゃのひれ」でも体験ができる。

「ビオトープを考える会」長谷川明子氏

「ビオトープというと、生き物が集まるように人工的に作られた池等を思い浮かべる人が多いのですが、森や川、さらに街もビオトープなんです。人間も含めた生物すべてが生きる場所ですから、ビオトープは地球そのものなんです」と語る。

私の所属する内水面委員会(橋本知事からの辞令)でもビオトープの見学会に行かせて貰いましたが、時間のかかる仕事です。これは一般市民も協力してやっていくべき事で、お役所の仕事と思っている方がいるとしたら大変な間違いで、環境問題も、自然に帰ると言うことも含めての事業でしょう。

「ざりがに探偵団」 斉藤和範氏

外来種問題を通じて地域の生物多様性を伝えたいとの考えから活動しているとのこと。北海道でニホンザリガニの生態調査や保全活動をして、特定外来種のウチダザリガニが悪影響を及ぼすとのことから防除活動を続けている。その他、在来の自然環境の保全という観点から、その他の様々な外来種についても教育活動に取り組んでいる。

いま問題になっている「ブラックバスとブルーギル」の駆除に琵琶湖へ、エビ撒き釣りで強力してくれませんかとの依頼があり、「泉州ハネ釣り研究会」のメンバーと大挙して行くことになっている。果たしてエビ巻きでどのくらい釣れるのであろうか。

「東海大学海洋学部水産学科」秋山信彦氏

アオリイカやカワハギといった水産生物の増殖やクロマグロ、アワビなどの養殖研究に取り込むかたわら、ミヤタナゴを飼育。絶滅危惧種の魚が増え、身近な所で普通に見られるようになる日を待ちわびて研究しています。

大阪府の水産センターで同じような研究をしているNさんは、いつも大阪湾のチヌ放流事業にも協力してくださっています。この本は、そうした方面(エコ)でのことを主に取り上げた本のようです。現在の地球環境を取り巻く問題に直接あたって自然を取り戻そうと呼びかけています。その中での水に関する人々の多様性ファイターを取り上げてみました。

<昨日・今日>

今朝は早くから京都に出かけました。太秦のワンルームマンションの総合打ち合わせです。施主への行程説明です。業者が決まっておれば仮契約となるのですが、まだ決まっておりませんのでなかなか前に進みません。

予算が大変厳しいので、業者も二の足を踏んでるようで、こちらも予算とニラメッコで設計打ち合わせと細かいところまでの説明です。

設計の契約を先にしなければならないのに、まだできていないので設計担当のI氏に申し訳なく思っている。
コメント
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