佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

釣行記/隠岐の島 その3

2010-10-14 19:55:11 | 日々の思い
結果からいいますと坊主でした。
朝一番から夕方の船が迎えに来るまでサザエをとっかえひっかえ付けて、2人して投げましたが、エサトリのアタリで1日が暮れました。

そして、「明日があるさ」といいながら宿に帰りました。
お風呂に入れてもらい、今日の坊主のことも洗い流して、明日への期待と作戦を夕食にて練るべく食堂に行きましたら、山盛りいっぱいのおかず、ビールに焼酎で明日への乾杯。私、飲めもせんのにコップ一杯いただきました。その後で、少し焼酎もいただきました。

明日の作戦は?と、吉野氏に聞くどころか、この民宿のご主人の三味線に合わせての奥さんの民謡を聞かせてもらいながらの食事となりました。

最後にはこの「いさり火」の奥さんが作詞作曲された、釣りに呆けた男の歌を聞かせてくれました、よく聞いてみるとこれはyosino氏のことを歌ったようでした。

彼はここでは家族の一員のようで、完全に溶け込んでいましたので、お互い大変深いお付き合いをしているようですが、ここまでくるのは大変なことです。

翌日、横田氏が腰椎の再発でいけなくなり、私は吉野氏の相棒の岡本氏と一緒に上がる事になりました。

最高に良く晴れ渡り、5時半の出港で磯に上がった時には、もう太陽が暑いぐらいに照り付けてきました。今日は何とか一匹、物にしたいものと張り切って竿を出しました。磯に上がるときに吉野氏にポイントを教えてもらい、底をめがけて投入。

一投目から竿先を震わせてきます。しかしゴツンという当たりがない。でも時折激しいアタリが来るので、イシダイがおると自分にいい聞かせて、2投、3投目と繰り返しサザエを割っては投入。

でも30秒ともちません。投入して底に落ち着いたかなと思い、糸ふけを取り始めるまでに竿先を震わせてくる。ピトンにセットする頃にはもうエサは取られてないような状態で、どこに投げてもそんな感じで、横の岡本氏に聞くと、「アカン、すごいエサトリや」と言う。

この隠岐の島はイシダイとマダイで有名なのですが、これだけのエサトリがいては、釣りにならない。しかし、これだけエサを取るということはイシガキかサンバソウがワンサといることなのでしょう。これだけのエサトリが大きくなって釣れて来るときをしっかりと見極めたらよく釣れることでしょう。その証拠に吉野氏は良く釣ってるようです。

あまりのエサトリに悩んで、手持ちで一度引っ掛けましたら、案の定25センチにも満たないサンバソウが掛かってきました。朝から4キロのサザエを使ってこれが本日唯一の釣果?でした。

がっくりとして、11時の納竿前に竿をたたみました。2日かけてサザエを10キロばかり使ってのイシダイ釣り、なかなか釣れませんが、再度吉野氏に連れてきてもらう約束で七類港に向けてのチャーター船で帰途に着きました。

帰りは連休のこともあり中国道が大混雑の渋滞で7時間近くかかりました。横田さん残念なことでした、腰の痛みが出なかったら、再度底物に挑戦しましょう。
吉野氏、岡本氏、どうもありがとうございました。
コメント
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