関西空港のオープン当日に我が北摂FCの有志グループで奄美大島に釣行する事になった。北摂FCとしては初の団体による遠征である。
友人で、連盟の秋の大会(甲の浦)の折りにずっとお世話になっている関汽航空の加納社長から「関空のオープン初日に奄美へ釣りに行く人おりませんか?」との問い合わせ。聞けば「当日の飛行機の座席が売れ残っていて航空会社としては初日ぐらいは満席でなかったら恰好がつかないので、旅費を負けるから行ってくれる人を探してほしい」との事で、人数は「12~13人位」との事。
それならばと、早速クラブのメンバーに声を掛けると、金額的に大変安いので皆で行こうかという話になり、急いで渡船の手配をした。
渡船と宿は顔馴染みの「ビッグフィッシング」の向井社長にお願いした。そしてクラブから総勢11名のメンバーが奄美大島釣行に揃った。
私以外は皆さん初めての奄美行きで、関西空港へも行きに乗る南海電車の「ラピート」も初めてという。お上りさんよろしくワイワイ、がやがやと揃って出発。
釣り道具は先に「ビッグフィッシング」の向井さん宛に全員が送ってあるので、手荷物だけの身軽な旅と言った感じであるが、現地には全員の大変な荷物がある。
奄美空港への差し回しの車で「ビッグ」に到着。出迎えてくれた向井氏と歓談後、急いで昼食を取り、そそくさと釣り支度をし、エンジンをかけて待ってくれている渡船場へと急いだ。
全員、気持ちはもう磯の上。早く大物と対戦したい気分。波静かな海上を走ること約40分、島を半周したような頃、やがて見えてきた磯に3~4人づつのパーテイを組んで上がる事になった。
私は山下氏、山本氏らと組んで磯上がりしたが、あまり大きな磯でないのでこの磯では夜釣には少し不安である。船頭に聞くと、夜釣にはもっと大きな磯に変わるとの事なのでひと安心した。
今回は夜釣が本命であるので、それまではのんびりと釣りをしようという事になって、ゆっくりと仕掛けをしながら、エサのオキアミをパラパラと撒いていると、底の方から、南方独特の色鮮やかな魚が次から次へと現れてくる。
何が釣れるのか楽しみである。それぞれが仕掛けを整え第一投。この澄み切った海の底から釣れ上がってくるのは、きれいな服をまとった美魚ばかりで、こちらが望んでいるような大物は一向に誰にも釣れない。
沖合いを狙っていると突然に糸が横に引っ張られた、何か分からんが、「よしー!」と掛け合わせて見ると、水面を飛び出してきたのは70センチぐらいの「ダツ」である。横走りして結構引っ張ってくれるので楽しめる。適当にあしらいながら巻いているとその後ろに、何かデカイ奴が追いかけてきている。
「オーイ、あれ見てみ、何やと思う?」と皆に声を掛けた。そしてよく見てみると、なんとダツが逃げ回っている後ろから追いかけているのは大きな「ジョーズ」であった。ダツは釣られているということなんか考えていないのか、磯際まで巻き上げたらサメは磯から離れていった。
その「ダツ」をもう一度ビューと遠方の海上に放り投げたら、どこにいたのか、またジョーズが現れた。逃げる「ダツ」と追う「ジョーズ」、食うか食われるかという言葉があるが、この場合は「逃げるか食われるか」であろう。
右に左に跳ね回るように逃げる「ダツ」それを追い回す「ジョーズ」であるが、はりが付いているというハンディをものともせずに泳ぎ回るダツ。このように細長い魚でもサメにとってのエサになるのだろうか、それとも遊びのつもりで追っているのだろうか、散々追い回して捕まえきれずにとうとうあきらめたので「ダツ」の逃げ切りに終わった。
続いて磯際で・・
友人で、連盟の秋の大会(甲の浦)の折りにずっとお世話になっている関汽航空の加納社長から「関空のオープン初日に奄美へ釣りに行く人おりませんか?」との問い合わせ。聞けば「当日の飛行機の座席が売れ残っていて航空会社としては初日ぐらいは満席でなかったら恰好がつかないので、旅費を負けるから行ってくれる人を探してほしい」との事で、人数は「12~13人位」との事。
それならばと、早速クラブのメンバーに声を掛けると、金額的に大変安いので皆で行こうかという話になり、急いで渡船の手配をした。
渡船と宿は顔馴染みの「ビッグフィッシング」の向井社長にお願いした。そしてクラブから総勢11名のメンバーが奄美大島釣行に揃った。
私以外は皆さん初めての奄美行きで、関西空港へも行きに乗る南海電車の「ラピート」も初めてという。お上りさんよろしくワイワイ、がやがやと揃って出発。
釣り道具は先に「ビッグフィッシング」の向井さん宛に全員が送ってあるので、手荷物だけの身軽な旅と言った感じであるが、現地には全員の大変な荷物がある。
奄美空港への差し回しの車で「ビッグ」に到着。出迎えてくれた向井氏と歓談後、急いで昼食を取り、そそくさと釣り支度をし、エンジンをかけて待ってくれている渡船場へと急いだ。
全員、気持ちはもう磯の上。早く大物と対戦したい気分。波静かな海上を走ること約40分、島を半周したような頃、やがて見えてきた磯に3~4人づつのパーテイを組んで上がる事になった。
私は山下氏、山本氏らと組んで磯上がりしたが、あまり大きな磯でないのでこの磯では夜釣には少し不安である。船頭に聞くと、夜釣にはもっと大きな磯に変わるとの事なのでひと安心した。
今回は夜釣が本命であるので、それまではのんびりと釣りをしようという事になって、ゆっくりと仕掛けをしながら、エサのオキアミをパラパラと撒いていると、底の方から、南方独特の色鮮やかな魚が次から次へと現れてくる。
何が釣れるのか楽しみである。それぞれが仕掛けを整え第一投。この澄み切った海の底から釣れ上がってくるのは、きれいな服をまとった美魚ばかりで、こちらが望んでいるような大物は一向に誰にも釣れない。
沖合いを狙っていると突然に糸が横に引っ張られた、何か分からんが、「よしー!」と掛け合わせて見ると、水面を飛び出してきたのは70センチぐらいの「ダツ」である。横走りして結構引っ張ってくれるので楽しめる。適当にあしらいながら巻いているとその後ろに、何かデカイ奴が追いかけてきている。
「オーイ、あれ見てみ、何やと思う?」と皆に声を掛けた。そしてよく見てみると、なんとダツが逃げ回っている後ろから追いかけているのは大きな「ジョーズ」であった。ダツは釣られているということなんか考えていないのか、磯際まで巻き上げたらサメは磯から離れていった。
その「ダツ」をもう一度ビューと遠方の海上に放り投げたら、どこにいたのか、またジョーズが現れた。逃げる「ダツ」と追う「ジョーズ」、食うか食われるかという言葉があるが、この場合は「逃げるか食われるか」であろう。
右に左に跳ね回るように逃げる「ダツ」それを追い回す「ジョーズ」であるが、はりが付いているというハンディをものともせずに泳ぎ回るダツ。このように細長い魚でもサメにとってのエサになるのだろうか、それとも遊びのつもりで追っているのだろうか、散々追い回して捕まえきれずにとうとうあきらめたので「ダツ」の逃げ切りに終わった。
続いて磯際で・・