佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

趣味のジャズレコード/越路吹雪

2009-08-20 17:56:54 | 趣味

最新のレコードプレーヤーを買ってからもうずいぶん経つのに、聴く機会がズルズルと伸びていました。家ではなかなか聴けないので事務所に持ち込むことにしました。

ジャズレコードも沢山ありますが、口ずさめる古き良き時代の曲も良いものです。その中の1枚にコーチャンこと「越路吹雪ビッグプレゼント」のレコードがありました。

このレコードに収められているのは、全て男と女の葛藤を描いているように感じます。聴く人によっては違うのかもしれませんが、本当に心の中から歌っていて一曲一曲、感情がこもっています。 この人の歌をよく聴いて勉強するような若い歌手は今どきいないでしょうが、中年の魅力を持つすばらしい歌は最近聞けなくなったのでは?。

私が思う歌の上手い現役歌手は五輪真弓、天童よしみくらいしか頭に浮かびません。 このプレーヤーの音響はいまひとつで当時の録音技術とは残念ながら合いませんが、久しぶりに聞く歌声はいいものです。

多くのファンに愛されて亡くなった歌姫の声、今はCDの良い音声で聞くことができるのでしょうが、古いレコードもそれなりに良いものです。

このアルバムの構成、いきなり「ラストダンスは私に」で面食らうのです。そして最後が「愛の賛歌」。どちらが先が良いのか、最初に入れる曲については悩んだことでしょう。

ここに入っている曲の作詞は全て岩谷時子で、編曲は全て内藤法美となっています。そして演奏はロイヤル・ポップス・オーケストラです。越路さんのショーは残念ながら見たことがありません。

今、You Tubeで見せてもらっていますが、大人の歌という感じで若い歌手が真似して歌っているのもありますが問題外ですわ。残念なことにあれだけの感情が出ていません。

この人のアルバムを1曲ずつ紐解いてみたいです。「ラストダンスは私に」が最大のヒット曲なのか「サン・トワ・マミー」なのかそれとも「愛の賛歌」なのか。歌詞が岩谷時子さんとなっていますが、どの歌詞をとっても今の時代のものと違って意味がしっかり分かるのが良いですね。

また、歌詞はそのまま恋文としても使えるのではないでしょうか。このアルバムに入っている24曲はとても色気があり、大人の恋のムードを十分に出しています。 このアルバムの収録曲を紹介しましょう。みなさんの中で、どのくらいご存知でしょう。24曲中、20曲をご存知の方は、まぁコーちやんのファンでしょう。

Sade1
「ラストダンスは私に」「サン・トワ・マミー」「思い出のソレ ツァーラ」「別離」「夜霧のしのび逢い」「恋ごころ」

Sade2
「悲しき雨音」「チャンスが欲しいの」「ラ・ノヴィア(神に誓って)」「ろくでなし」「いとしのパラオ」「夜のメロデイー」

Sade3
「枯葉」「家へ帰るのが怖い」「バラ色の人生」「セ・シ・ボン」「え・マントナ」「幸福を売る男」

Sade4「人生は過ぎ行く(ラ・ヴィ・サンバ)」「イカルスの星」「メランコリー」「ミロール」「じらさないで」「愛の賛歌」

これらの中で一番感情がこもっていて、他の人が真似のできないのは「人生は過ぎ行く(ラ・ヴィ・サンバ)」でしょう。語りが多いのですが、中年の魅力がたっぷりと出ている曲です。 コーちやんが歌うから合うのでしょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする