ふろしき王子のブログ◎
出前講座開催☆
http://furoshikiouji.asia
メール isamix@gmail.com
 



8/9に生まれた亜依が我が家へやってきて(もともとお腹の中で同居していたが)、
赤ちゃんのいる暮らしに多少慣れてほっとしたのか、

息子、自分、妻の3人揃って風邪をひいた。
赤ちゃんはけろっとしている。

はじめに息子が熱とセキ。それが、何だかんだ疲れを溜めていた大人に伝播しました。

でも、風邪って移されるのが原因ではない。
健康な人は菌が来てもへっちゃらなので、
既に弱っていて風邪をひくべき人が、たまたま菌をきっかけに症状(自己治癒反応)が
発動するのに過ぎない。

体もよく心得ていて、本当に大切な、氣を張っている時には何とか症状を出さずに
待っているが、何かの区切りなど、安堵した折りに「よしきた」と修復(症状)をはじめる。

昨日の朝から症状が出ました。食べずに水だけのんで横になり、
半身浴もして休んでいましたが

先に回復していた息子がきゅうりに味噌を塗って食べたいと言い、
タッパーの中は空だったので
去年作った味噌のカメのふたをあけたら、
表面が黒褐色に赤光りしている、本当に美味しそうな味噌です。

あ、この味噌で味噌汁つくって飲んだら治る、と直勘し

お湯を沸かして、火を止めてから
生姜の搾り汁と味噌と小ネギを混ぜた。

みんなで美味しく飲む。
ほのかに汗ばむほどに温まる。

そのときはまだ熱と頭痛があったが、味噌汁で
湧いた力で掃除して布団を敷いて寝ると、
翌朝は熱も下がって頭はすっきり。

起床時はのどが痛かったが、
大きい痰が出たのを最後に喉の傷口が塞がりはじめて
痛みも治まっている。

基本、我が家では 風邪をひいたときに薬を飲まない。

時間をかけても、体が自分で治せば真の抵抗力になる。

薬は基本的に、原因を正すのではなく表面的な症状を抑えるだけだから、
日頃のちょっとした無理の積み重ねによる疲れは体内に残ったままだ。

例えるなら、ひびの入った壁にクロスを貼って隠しているようなもの。

きちんと向き合って、壁のひびそのものを埋めたり、壁ごと修復することが
本来のパフォーマンスにつながるのと、

いつも上塗りしてごまかしていても、
いずれ 内部から、骨組み、土台から壊れてしまうと
大きなダメージとなる。
たまに風邪をひいたチャンスに、小まめに心身を休めておけば
長持ちするでしょう。

さて、これからまた味噌汁をつくって飲もう。



日常から、自分や家族の心身は、自分たちで調え、守りませう。
おむすび、味噌汁、糠漬け、梅干し、水 という
ありふれたものこそ、比肩なき最上のお薬にござる。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする