毎日、研究をしています!と言えば、なんだかがんばっているような感じがしますが、実際はデータの作成がほとんどで、面白いことがわかるのは、ほんの一瞬です。それでも、成果が出ればいいですが、データ作成だけで終わってしまって、何も得ることがない場合もしばしばです。
それでも楽しく続けられるのは、データ作成の中で面白い発見があるからなんでしょうね。今、1906年の『中央公論』を読んでいるのですが、面白い小説と出会いました。
おじいさんが「お福」という女の子をひきとって育てました。お福と寝ると暖かいからという理由で17歳になっても一緒に寝ていました。しかし、お福が結婚して、家からいなくなると、ウツになってしまって・・・。嵐がすぎたある日、お福が心配になって、おじいさんの様子を見に帰ってきたとき、おじいさんはお福をぎゅっと抱きしめます・・・
ものすご~く、かいつまんで話すと、こんな話ですが、その文体が面白いなあと思って読みました。タイトルは、その子と寝ると暖かい、つまり「あん火」みたい、・・・で「あん火」、作者は佐藤紅緑(さとうこうろく)でした。そうか~。佐藤紅緑、つまり、サトウハチロー、佐藤愛子の父親、私が好きな佐藤愛子の小説『血脈』は、佐藤一族について描かれたもの。
1906年『中央公論』→「あん火」佐藤紅緑→佐藤愛子→『血脈』→佐藤一族
と、頭の中でつながったときの感動
ばらばらの情報が一つになったときは本当にうれしいですね。先日はそれだけでハッピーでした。研究だけだとしんどいときもありますが、こういった小さな情報がとてもうれしくて、忘れないうちに、書いておこうと思いました
それでも楽しく続けられるのは、データ作成の中で面白い発見があるからなんでしょうね。今、1906年の『中央公論』を読んでいるのですが、面白い小説と出会いました。
おじいさんが「お福」という女の子をひきとって育てました。お福と寝ると暖かいからという理由で17歳になっても一緒に寝ていました。しかし、お福が結婚して、家からいなくなると、ウツになってしまって・・・。嵐がすぎたある日、お福が心配になって、おじいさんの様子を見に帰ってきたとき、おじいさんはお福をぎゅっと抱きしめます・・・
ものすご~く、かいつまんで話すと、こんな話ですが、その文体が面白いなあと思って読みました。タイトルは、その子と寝ると暖かい、つまり「あん火」みたい、・・・で「あん火」、作者は佐藤紅緑(さとうこうろく)でした。そうか~。佐藤紅緑、つまり、サトウハチロー、佐藤愛子の父親、私が好きな佐藤愛子の小説『血脈』は、佐藤一族について描かれたもの。
1906年『中央公論』→「あん火」佐藤紅緑→佐藤愛子→『血脈』→佐藤一族
と、頭の中でつながったときの感動
ばらばらの情報が一つになったときは本当にうれしいですね。先日はそれだけでハッピーでした。研究だけだとしんどいときもありますが、こういった小さな情報がとてもうれしくて、忘れないうちに、書いておこうと思いました