”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話・・・ビジネス編(85)

2006年07月06日 23時47分55秒 | ビジネス
7月6日(木)曇
今日は朝、ヨットにつけてあるGPSプロッタのアンテナ部分が正常に受信できるかどうかを試験してもらいに先週船からはずしてきたアンテナをフルノ電機に持ち込んでお願いし、その足で今度は病院で先週切除手術をした首筋の抜糸をしてもらいました。僕の会社は朝が9時半始まりなので2時間の年休を取るとかなりのことができるなと今更ながら実感しました。今迄何十年も仕事をしてきたけど気がつかなかったのがほんとに今更ながら・・・って感じです。
GPSのアンテナは会社に連絡があってやっぱりダメでした。新品のアンテナを購入しなきゃならないようで1万円飛んでいってしまいます。新品を買うのに試験代も2千円取られるとのこと。前回本体の試験もしてもらった時にただだったのでまぁしかたないとあきらめてます。
ところで今日の話ですが、たとえ企業に所属するサラリーマンでも、これからは自分が自分の会社を経営している感覚で仕事をしていくことが要求される。そしてそのためには自分で物事を判断できる「自分創り」が大切だと言った話を今迄してきました。
今日は「自分創り」をして行く上での心構えと言うか大切なことを話してみたいと思います。と言っても僕がほんとに自分創りができているかどうかは自信がないので偉そうに話せるかどうかわかりませんが少なくとも自分が今まで心がけてきたことと思って下さい。
まず第一に誠実であること。頼まれたことはどんな小さなことでもちゃんとやること。自分でやれなくて人に頼んだ時でもちゃんと確認しておくこと。納期や面会時間を必ず守ること。もしも何らかの事情があって守れない時には自分のできる精一杯の誠意を行動で示すこと。これらのことは一回やったからと言ってどうなるわけでもありませんが、日々いつも実践していると信頼が生まれます。信頼ができると言うことは自分と言うブランドを創って行くことでもある訳です。僕はそんなに要領がいいわけでもないし、話もうまいわけでもないし、風貌もさえないし、あまり営業マンに向いている人間ではなかったけど二十年近く営業マネージャーをさせてもらった大きな要因はこのことだと思っています。おかげでよく訪問していたお客様にはかわいがっていただきました。もっとも受注お礼の挨拶程度に伺っていたところには自分の姿をみせることができないのでその評価はよくわからないお客様もいるとは思いますが。僕が過去に営業の仕事をやって来てよかったなと思うことはどこの勤務地でもお前さんには世話になったなと言っていただき、送別会やら餞別やらしていただいたお客様いたことです。ですからまず誠実さが「自分創り」の第一歩だと思っています。
次に「やりきること」一度取り組んだことは中途半端にしないこと。自分の思ったようになったかどうかは別として最後までやり抜くことは自分を成長させます。失敗しそうになると逃げてしまう人がサラリーマンには多いのですが、失敗もちゃんと自分の栄養になるのです。仮に逃げて出世していく人もいますがこれからの厳しい時代には通用しなくなるでしょう。なぜなら何にも修羅場を経験しないで本当に人の上にたてると思いますか?最後まで踏み止まってきちっと処理して初めてノウハウや知恵が生まれるものだと思います。確かに日本の企業は減点主義の人事評価をするところが多いのでうまく逃げて失敗をしない人が出世している事実もありますが、そんな企業は今に必ずつぶれるでしょう。ホンダ技研では新しい車の開発に積極的にチャレンジして一番みごとに失敗した人を社長が表彰するそうです。こんな風土が浜松の小さな町工場を世界のホンダにしていったのだと思います。減点主義の人事評価は何もしない人が一番いいと言うことになってしまい、結局誰もチャレンジしなくなってしまいます。そんな会社がこの競争の激しい社会でいつまでも存在すると思いますか?これからは失敗を恐れずに自分の信じたことをとにかくやりきることが自分を創ることになると思います。問題はこう言うことを理解してくれる上司がいるかどうかが大きいかもしれませんね。いずれ相互選択型の社会では自分創りができない企業には人が集まらなくなる時代がもうすぐそばにきていると僕は思っています。
今日はここまでにします。自分創りの心構えとして今日は2点をとりあげました。明日も引き続き3番目4番目の話をしていきたいと思います。ただし明日は七夕の会と言う飲み会があるのでひょっとするとあさってになってしまうかもしれませんがよろしく。ではまた。
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