”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2006年07月26日 23時59分49秒 | Weblog
7月26日(水)晴
今日は久しぶりに朝から夏空になりました。やっぱり夏はこうじゃないとね。でもまだあけてないようなので困ったものです。週末の立山黒部は霧の中でしょうね。まぁ温泉があるからよしとしましょう。あまり天気がよかったのであこがれのYちゃんに食事を誘ってみたらOKとなり二人のPTA付きで食べて飲んできました。なので今日のブログはかぼちゃの馬車になるかもしれません。

ところで昨日まで日本人の宗教観は神道・仏教・儒教の習合思想だと言う話をしてきましたが、今日からそれぞれの宗教の知っておくとよい常識の話をしましょう。
今日はまず仏教の話からしてみます。
仏教と言えばお釈迦様ですがお寺にはいろいろな仏像が祀ってありますが皆さんはわかりますでしょうか?釈迦如来と阿弥陀如来・薬師如来・大日如来の違いや弥勒菩薩や観音菩薩・地蔵菩薩・文殊菩薩・普賢菩薩さらに帝釈天・弁財天・大黒天・毘沙門天・不動明王等々これらはみんな仏教に関係する仏様たちです。日本の仏教には13宗56派と言われる宗派があるそうです。そしてそれぞれの宗派により本尊とする仏や菩薩が異なっているそうです。
だんだんわからなくなってきたと思います。実は僕も奈良や京都に行くたびにどの仏様が何なのかさっぱりわかりませんでした。いろいろ断片的に知ることはできても体系的にはなかなか整理されたものがないので余計にわかりにくいのが現状です。そこで大胆にも自己流解釈を整理してみます。

まず仏教の開祖は釈迦ですが、釈迦は神様とか神の使いではなくほかの人々とともに同じ道を歩む同行者と考えていたので、釈迦の入寂後釈迦の教えを具体的にあらわす人格的存在として仏様が創造されたようです。ただ仏教が普及していく過程でいろいろな解釈からいくつかの仏様ができてきたようです。そして仏教では東西南北に4つ仏国土があり、それぞれに人々を導く仏がいると考えられています。南には釈迦如来、北に弥勒菩薩、西に阿弥陀如来、東に薬師如来がいるとされています。

釈迦如来を本尊とするのは多分禅宗(臨済宗・曹洞宗)や天台宗・日蓮宗などじゃないかと思います。まだ十分に確認できていないのですが。まぁどこにでもある本来の仏様のことだと思います。

弥勒菩薩は釈迦の後継者と言われ56億7000万年後に釈迦によって救済されなかった人も救済すると言われる未来仏です。従って56億年後には仏になることが約束された菩薩なんでしょう。そう言う意味で他の菩薩とはちょっと違います。京都・広隆寺や奈良・法隆寺にあります。

阿弥陀如来は慈悲と理性を兼ね備えた人格的存在の仏として人間を永久的に救ってくれると言われる仏様で浄土宗や浄土真宗の本尊です。

薬師如来は修行時代に一切衆生が欲するものは何でも得られるようにする。一切衆生の病気を治し、心身ともに健康にしてあげる。横暴な支配者に苦しめられている人々をその苦しみから救ってあげる。と言った本願を立てて仏になった仏様です。だから現実の世で利益を与えてくれるありがたい仏様と言われています。姿形はほとんど釈迦如来と同じですが左手に薬壷を持っている仏様です。日本では病気平癒の祈願をする仏様として作られたようです。奈良の法隆寺や薬師寺、室生寺にあります。但し室生寺の薬師如来は薬壷を持っていません。

この四人の仏様以外には密教系の大日如来があります。
大日如来は密教では宇宙の法則が体現されていると考えられている仏様です。そしてすべての仏様は大日如来の化身だとされています。空海が日本にもたらした真言宗の本尊です。密教の教えは7世紀頃インドで栄えたのですが、現在は日本とチベットに残っており、インドではヒンドゥー教に吸収されてしまいました。

以上が日本で言う仏様です。次は菩薩ですが、菩薩は仏様になる修行をしている仏になる一歩手前の人で我々庶民を導いてくれる存在です。この続きは明日にしますが、もうかぼちゃになってしまったけど時間を繰り上げてアップしておくことにします。
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しんさんのよもやま話

2006年07月26日 18時00分19秒 | Weblog
7月26日(水)晴
今日は久しぶりに朝から夏空になりました。やっぱり夏はこうじゃないとね。でもまだあけてないようなので困ったものです。週末の立山黒部は霧の中でしょうね。まぁ温泉があるからよしとしましょう。
ところで日本人の宗教観は神道・仏教・儒教の習合思想だと言う話をしてきましたが、今日からそれぞれの宗教の知っておくとよい常識の話をしましょう。
今日はまず仏教の話からしてみます。仏教と言えばお釈迦様ですがお寺にはいろいろな仏像が祀ってありますが皆さんはわかりますでしょうか?釈迦如来と阿弥陀如来・薬師如来・大日如来の違いや弥勒菩薩や観音菩薩・地蔵菩薩・文殊菩薩・普賢菩薩さらに帝釈天・弁財天・大黒天・毘沙門天・不動明王等々これらはみんな仏教に関係する仏様たちです。日本の仏教には13宗56派と言われる宗派があるそうです。そしてそれぞれの宗派により本尊とする仏や菩薩が異なっているそうです。
だんだんわからなくなってきたと思います。実は僕も奈良や京都に行くたびにどの仏様が何なのかさっぱりわかりませんでした。いろいろ断片的に知ることはできても体系的にはなかなか整理されたものがないので余計にわかりにくいのが現状です。そこで大胆にも自己流解釈を整理してみます。
まず仏教の開祖は釈迦ですが、釈迦は神様とか神の使いではなくほかの人々とともに同じ道を歩む同行者と考えていたので、釈迦の入寂後釈迦の教えを具体的にあらわす人格的存在として仏様が創造されたようです。ただ仏教が普及していく過程でいろいろな解釈からいくつかの仏様ができてきたようです。そして仏教では東西南北に4つ仏国土があり、それぞれに人々を導く仏がいると考えられています。南には釈迦如来、北に弥勒菩薩、西に阿弥陀如来、東に薬師如来がいるとされています。
釈迦如来を本尊とするのは多分禅宗(臨済宗・曹洞宗)や天台宗・日蓮宗などじゃないかと思います。まだ十分に確認できていないのですが。
弥勒菩薩は釈迦の後継者と言われ56億7000万年後に釈迦によって救済されなかった人も救済すると言われる未来仏です。従って56億年後までは菩薩なんでしょう。そう言う意味で他の菩薩とはちょっと違います。京都・広隆寺や奈良・法隆寺にあります。
阿弥陀如来は慈悲と理性を兼ね備えた人格的存在の仏として人間を永久的に救ってくれると言われる仏様で浄土宗や浄土真宗の本尊です。
薬師如来は
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