西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

釧路市湿原展望資料館に行く

2006-08-18 | 住まい・建築と庭
釧路と言えば釧路湿原である。丹頂鶴飛来でも有名である。釧路の北に「鶴居村」というのもあるくらいだ。湿原保護の国際的なラムサール条約にも登録されている。JR釧路駅前から阿寒バスに乗って「釧路湿原展望資料館(湿原展望台)」まで行った。当日(17日)は霧が立ち込めて回りはさっぱり見えなかった。でも「湿原展望台」の入り口看板に「霧とロマンのまち 釧路」とあったので霧は仕方あるまい。また統計では釧路では年に霧の日が110日ばかり、晴れた日が60日というから霧の日に来る確率が高いのだ。この建物も毛綱毅曠さんの設計だ。私は見た瞬間、何故か、ふとドイツ・ポツダムのメンデルゾーン設計のアインシュタイン塔(06年6月28日ブログ)を思い出した。この塔の屋上からもさっぱり湿原が見えないので、下りて湿原の周りを少し家内と歩いた。この歩く道が「木道」になっているのが良い。水芭蕉の尾瀬でもそうであるが、ここでは幅1.5メートル位、左右の端に少し木を立ち上げてある。真中は細い材を横にして並べている。傾斜が少ないので階段ではなく斜路でいけるのであろう。回りは蕗の「おばけ」のような葉っぱ、熊笹が被っていた。正に森林浴、身も心もすっきりする気がした。

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