私の子供の頃は、インドの東西にパキスタンがあって、東パキスタン、西パキスタンと習ったが、今はパキスタンは西のみで東がバングラデシュになっている。いずれにせよインドはヒンヅー教が主、パキスタンとバングラデシュはイスラム教が主である。先だっての海田礼子さんの話の続き(昨日のブログ参照)・・バングラデシュの町では、男性が目立って女性が殆ど見当たらない。女性は、旦那とか家族以外に余り見られてはいけない、というイスラムの教えによる。男性が買い物をして、例えばその食材で女性が料理するが、配分は自分が最後でおかずがなくなる時もある。だから米だけは多く炊くとのことだ。イスラムは厳格、息苦しいところがある。持参金が少ないと女性は苛められるらしい。ヒンヅーの方は、カースト制度が残っているとはいえ大らか、バングラよりインドに若者の旅行客が多い一つの理由ではないか、と海田さんは言う。そう言えば昔1960年代に小田 実さんの『何でも見てやろう』で若き小田さんがカルカッタで過ごす話を写真と共に思い出した。
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バングラデシュの記事があったので、補足させてください。
バングラデシュの都市部では女性はかなりの頻度で見ることが出来ます。
まだ、農村部には行ってませんので、農村部の実態はわかりませんが。
商店で食料や生活用品を購入している姿以外にも、商店の店員や銀行員
としてお客の前に姿を現しています。
都市部では女性が家の中だけに閉じこもるという姿は少しづつ減っ
てきているようです。
ダッカ大学やチッタゴン大学のように都市部で男女が一緒にいる空間では、
サロワカミューズやサリー姿のほか、肌があまり露出しない範囲でシャツ
にズボンという格好も見えます。
大学のスポーツ大会の際には動きやすい格好で人前に出ることもあります。
イスラム教の国では有りますが、すこしづつ女性の扱いが変わって
きているようです。