西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

今日の午後は絵画と音楽の楽しみ

2011-12-04 | 生活・空間・芸術と俳句・川柳・短歌・詩
今日、「つなね」居住地の管理組合会合があったが、そこでyottuguさんから勧められて、午後に奈良県美術館でやっている礒江毅=グスタフ・イソエ特別展に午後行った。

イソエさんは大阪生まれ、若くしてスペインに渡り、修行、やがて頭角を現し、リアリズムの異才と呼ばれるようになり、日本でも本格的に活動しようとして矢先2007年に53歳で夭折した。まとまった展覧会は今回初めてのようだ。絵と共に礒江さん自身の「リアリズム」に関する発言も掲示してあって興味深い。「心そこにあらざれば見れども見えず」みたいな言い方もあった。

この6月には、神戸の自宅で膨大なデッサン画が発見され、特別に一室設けて展示してある、幸いなことに本日14時より学芸員の解説があった。日本のデッサンのやりかたとスペインではちょっと違っているようだ。


その後、興奮を鎮めるように歩いて、奈良モーツアルト会企画の月一の(きずなカフェコンサート・・第一日曜)で地域SNSの友人パールちゃんさん(奈良モーツアルト会会長)お勧め(美人演奏家・水谷浩子さん)のサックス演奏を聞きに行った。(東向き通り)この「カッフェ」は奈良県が出しているもので、身障者の作品なども展示してある。

地域SNSの友人gurioさんも来たので、ビールと赤ワインを飲みつつ待った。15時きっかりに始まった。オーバーザレインボウ(虹を越えて)やクリスマスソングなど約30分の演奏、パールちゃんさんも現われて楽しんだ。

終わって、水谷さんに挨拶、私は先日ベルギーに行って仕込んだ「サキソフォン」について話した、ディナンという都市で生まれたアドルフ・サックスさんが考案した楽器、「サキソフォン」とは、「サックスさんのの音」という意味・・・、と言ったら水谷さんもパールちゃんさんも「へーそうなの」と感心していた。

また、ネットでパールちゃんさんと知り合いの「ふる」さんも来ていてリアルに挨拶を交わしていた。ふるさんもサックスを吹くようだ。

今日の午後は、美術と音楽の「シャワー」で脳の旧皮質部分を喜ばせたかな、と思った。(過去ブログ:「平衡老化」参照)