西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

「自産自消」社会へー食の安全性確保へー

2008-11-16 | 食物栄養・健康・医療・農業・教育
地産地消という言葉は、結構以前から聞いているが、「自産自消」という言葉を初めて見た。10月22日の『日経』夕刊である。

まあ、食物の安全性確保が国民の最大関心事の一つになっている今日、消費者自身の「自産自消」を目指している起業家は「マイファーム」(高槻)の西辻一真さん(26)だ。福井市出身、京大農学部出身、リクルートに就職、関西の価格やサービスに厳しいところで成功すれば関東攻略はたやすいと意気込んでいる。

やっていることは、昔からあることはある「貸し農園」だ。それは、自ら育てた農産物を自ら消費する安全・安心の「自産自消」を広めることだ。休耕田を借りるてやるようだ。

5年間で全国に千ヵ所の貸し農園を開くのが目標と言う。現在の内外の食環境からみれば十分可能ではなかろうか。

出来れば、これを農薬、化学肥料を使わず、耕すこともない「自然農」でやってもらうと、美味しい上に環境保全にもなり、更にインパクトがあるのに、と思う。