ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2010.11.11 松・竹・梅!?

2010-11-11 06:35:44 | 日記
 夫が私のブログを読んで、「今日は“梅”!」とか「今日のは竹だな~」とかのたまう。
その日のブログの“出来”の話だ。句読点の打ち方がどうも気に食わない、とか文章が練れていない、とかいろいろおっしゃる。まあ、誰しもそれぞれ思い入れがあって文章を書くわけだから、それを添削されるのはあまり嬉しくないことだろうけれど。最初の一読者としてご意見には傾聴し、参考にさせて頂いている。そして「松!」の一声を言わせるように、日々、ない頭を捻っている。

 一方、息子は「どうせボクの悪口を書いているんでしょ!」と全く読もうとしない。
別に悪口を書いているつもりはないし、事実を捏造しているわけでもないから(これをやったら検察と同じだ!)読まれたら困ることは何もないのだけれど、「いいの、いいの、私が死んでから読んでね、遺書代わりだから!」と軽く流している。
 あの時、母はどういう気持ちでああ言ったのかとか、自分がああ言ったことで母はどれほど落ち込んだのか、とか、その一言、わずか一つの動作がどれほど嬉しかったか・・・とか。私がいなくなってからでもちょっとでも伝われば、それはそれで十分満足だ。
 だから、日々試行錯誤しつつ思春期の息子に恥も外聞もなく向き合っているダメ母の私の、その時の正直な気持ちを恥ずかしながら綺麗事なしにホンネで書いてある。でも、これって今の彼にとっては重すぎるかしら・・・。

 実際、読んで頂いている方の中には、お目にかかったことがない方も多数いらっしゃるけれど、私が書いている、ということを承知の上で読んでくださっている方の中には、一方的に私の生活だけを知るようで申し訳ない感じ、ともおっしゃる方も。コメントのやり取りを全くしていないのでどんなふうにこのブログを受け止めてくださっているのか、我が家の内情をこれほど晒していいのかな、という気がないわけではないけれど・・・。

 でもとにかく生存確認して頂くため、なんとか日々を無事に送っていることを伝えるために、本当に有難いものが出来たよな、とブログにも感謝する毎日である。

 さて、夫の禁煙の続報である。
 9月末の禁煙開始から早くも6週間が無事に過ぎ、最後の2週間分の一番小さいサイズのパッチが処方されている。
 息子曰く「一体お父さんのお腹には何が入っているの?」と言うほど、そして「私が妊娠6カ月くらいの頃のお腹だと思う。」と答えるほど、かつての痩身の面影がないほど立派になってしまったお腹。可哀想なことにパッチを貼った後が大きなマルの跡になってあちこち真っ赤にかぶれている。その都度いろいろ場所を換えているようだけれど、かなりサイズが大きいので、お腹も無事なところがなくなってきている。あまり動かないところ、ということで腕などは向かないようだ。痒くて痒くて・・・とたまらない様子。

 でも、いつになく頑張っている。あと2週間でパッチも卒業。さすがに小さなパッチになって眠気や体のだるさなど禁断症状らしきものが出ていて辛い様子ではある。
 正念場はパッチを貼らなくなって、ニコチンから本当に解放された時だけれど・・・。あと少し、何とか頑張り抜いてほしい。

 今日は都心で会議のため出張。開始時間がいつもより遅いので前泊しないで出席できる。今日まではステロイド効果で顔はぽっぽっと火照った感じはあるけれど、まだ元気なので、なんとか乗り切れそうだ。とにかく好中球が低めなので、手洗いうがいを徹底し、生ものを食べるのは我慢して今回のクールを完投したい。
 月末には休薬の週に合わせてインフルエンザ予防接種の予約もしているので、またスケジュールがずれてしまうと、辛いのだ。

コメント
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