この時期、干支や羽子板市向けの準備をしたいところですが、何にも増して優先させているのが被官さまの狐作りです。とにかく切らしてはいけないので、言われずとも常時狐を抜き出して乾燥させているのが常。ただ、そういう思いが実際の手の能率には至らないのがもどかしい感じです。先週電話をいただき、「あと9セットしか残っていない」と聞いて、大慌て。幸い乾燥させて貯めてある分があったので急いで素焼きに回して、窯から出して、磨いてから地塗り色塗りまで漕ぎつけ、2体ひと組にして薄葉紙で包んで、段ボールに詰めてお納めに行ってきました。
土手通りをタクシーで通過中。天気がよくて、腰が痛くなければチャリで運ぶところですが、、、。
季節が巡って、同じ景色でも色合いが違って見えますね。でもイチョウの木はまだ緑色。
いつものようにお参りして祠も覗いて帰ってきました。
いきなり「あと9セットしかない」といわれても「はいはい、30分で焼き上がりますよ」と動けるものではないので、せめて「あと30セットか20セット」で連絡いただきたいものです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます