東京の土人形 今戸焼? 今戸人形? いまどき人形 つれづれ

昔あった東京の人形を東京の土で、、、、

窯出し

2011-11-07 20:26:20 | 仕事場(今戸焼 土人形 浅草 隅田川)

P1010470やっと炉内の温度が下がったので蓋を開け、焼け具合を見ています。無事焼きあがったようです。

これが天然の東京の土の焼き色です。今戸から5~6キロ上流ですが、やや赤みが薄い。隅田川から500メートルと離れていない地点の土です。上から塗ってしまえば見えなくなりますが、江戸前の土で作るということにこだわっています。

とりあえず来年の干支の辰3種類も焼きあがってこれからが本番。やすりで木地を整え、下地を塗って、彩色にかかります。

P1010471


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4 コメント

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色を塗ったらわからない。 (都月満夫)
2011-11-09 11:44:01
でも、いまどきさんだけは知っている。
その心意気がすばらしい。
したっけ。
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ねずみ色の土が、焼き上がりはこういう色になるの... (ウリ坊)
2011-11-13 18:13:53
土に命が吹き込まれていくプロセスを拝見しているようで、楽しいです。
パリパリ割れないのが、本当に不思議です。
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都月さま (いまどき)
2011-11-17 22:36:37
コメントをありがとうございます。
このところずっと慌ただしかったので遅くなってしまい申し訳ありません。
仰るとおり、全て塗りあがった状態でしか人さまにお見せすることはないので、木地の土の焼き色などを見ていただくことはない訳で、実質的には中身の土は見えないです。でもやはり見えなくとも土は地元のものという思い入れです。
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ウリ坊さま (いまどき)
2011-11-17 22:41:48
コメントありがとうございます。
いつもやっている事なので、焼くとこうなるというのは経験的に頭に入っていますが、どうしてこういう色になるのか、、?土に鉄分が多いということなのですが、やっぱり色が変わり、固く焼きあがるということは不思議ですよね。科学変化的なことは全くわからないです。中の水分がしっかり乾かないうちに焼くと割れたり、亀裂が入ることはあります。
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