11月に入りいくつかのお納めに向けて作業のコマをどう回していくか思い悩みますが、まずは来月最初にまわってくる高崎のお稲荷さまの鉄砲狐の素焼きまで済んでいるもの、ヤスリがけした上で地塗りまで進めておくほう!が安心かと、土いじりは中断して作業しています。
鉄砲狐は彩色に関しては比較的シンプルな代わりに2体でペアにしなければならないのでまず納め数分の2倍の狐を抜き出して、地塗り、彩色の途中までは一律に塗りますが、最後に半分にヒゲん描き加えてヒゲありヒゲなしとでペアにします。それぞれがピッタリの数?になっていないと困るので、各工程でチェックするのです、
とりあえず、全部白く塗ったところで半々の数があるか確認中です。簡単そうなことですが、そそっかしい自分には汗握るところなんです。
以前三社様の被官稲荷様の狐を作っていましたが、数が半端ないのでそれはそれは大変でした。今では体力的なに厳しい感じがしますが、当時は若かったんだな、としみじみと思います。