おはようございます。
生き生き箕面通信150(090420)をお届けします。
・宝塚の市長選、「市民派」の中川智子さんが当選
汚職事件で二代続けて現役市長が逮捕されるという不名誉な出直し選挙が昨日(4月19日)行われ、中川智子さんが民主推薦の前県議、伊藤順一さんらを破り、初の女性市長が誕生しました。中川さんは、もともとは土井たかこ氏に勢いがあったころの”土井チルドレン”で、社民党衆院議員を2期務めましたが、落選後はボランティア活動を続けており、今回は社民党を離党し、「市民派」として、公示日の9日前に急きょ立候補したのでした。共産党が支持、社民党市議らが応援しました。
投票率は、前回の06年を1.4%下回る44.2%でした。この結果から見ると、宝塚の市民は自分たちの街の”再生”にあまり関心はなく、例によって「投票に行ったところで大して変わり映えしない」と斜めに構えた姿勢のようです。こういっては何ですが、有権者の半分以上が棄権する、選挙に行かないのでは、自ら民主主義を放棄し、民主主義を貶めて、ダメ市政になっても仕方がない。宝塚のように、それなりの地域民主主義が存在しても不思議ではなさそうにみえるところですら「このざま」ですから、残念ですが、日本の民主主義はレベルが低いとそしられてももって瞑すべし。官僚政治を許しているのは、結局は有権者の責任ですよね。官僚政治にいくら文句があっても、選挙に行かないようでは、この現実を受け入れるしかない。
ただ、中川さんの当選で少し目につくのは、「市民派」の勝利とされたことです。既成政党への期待感が少ない中では、まだ市民派の賞味期限は切れていないといえるのでしょうか。中川さんは、地道にボランティア活動を続け、地域に密着して支持者が多かったようです。日頃のコツコツと働きかけ続ける努力が欠かせないようです。
小沢氏は今週から遊説を再開するそうですが、コツコツとがんばって「風」の向きを変えてほしいと期待します。同時に各候補は、政権交代に向けてコツコツと、しかし力強く「日本の改革」に向けて活動を進めていただきたいと期待します。
生き生き箕面通信150(090420)をお届けします。
・宝塚の市長選、「市民派」の中川智子さんが当選
汚職事件で二代続けて現役市長が逮捕されるという不名誉な出直し選挙が昨日(4月19日)行われ、中川智子さんが民主推薦の前県議、伊藤順一さんらを破り、初の女性市長が誕生しました。中川さんは、もともとは土井たかこ氏に勢いがあったころの”土井チルドレン”で、社民党衆院議員を2期務めましたが、落選後はボランティア活動を続けており、今回は社民党を離党し、「市民派」として、公示日の9日前に急きょ立候補したのでした。共産党が支持、社民党市議らが応援しました。
投票率は、前回の06年を1.4%下回る44.2%でした。この結果から見ると、宝塚の市民は自分たちの街の”再生”にあまり関心はなく、例によって「投票に行ったところで大して変わり映えしない」と斜めに構えた姿勢のようです。こういっては何ですが、有権者の半分以上が棄権する、選挙に行かないのでは、自ら民主主義を放棄し、民主主義を貶めて、ダメ市政になっても仕方がない。宝塚のように、それなりの地域民主主義が存在しても不思議ではなさそうにみえるところですら「このざま」ですから、残念ですが、日本の民主主義はレベルが低いとそしられてももって瞑すべし。官僚政治を許しているのは、結局は有権者の責任ですよね。官僚政治にいくら文句があっても、選挙に行かないようでは、この現実を受け入れるしかない。
ただ、中川さんの当選で少し目につくのは、「市民派」の勝利とされたことです。既成政党への期待感が少ない中では、まだ市民派の賞味期限は切れていないといえるのでしょうか。中川さんは、地道にボランティア活動を続け、地域に密着して支持者が多かったようです。日頃のコツコツと働きかけ続ける努力が欠かせないようです。
小沢氏は今週から遊説を再開するそうですが、コツコツとがんばって「風」の向きを変えてほしいと期待します。同時に各候補は、政権交代に向けてコツコツと、しかし力強く「日本の改革」に向けて活動を進めていただきたいと期待します。