生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

 番外のお知らせです

2013-10-11 09:36:48 | 日記

本日の「箕面通信」に時間が漏れていました。

「マララさんにノーベル平和賞を」のついでにお知らせした箕面での「教育を考える会」(仮)ですが、朝少し早い9時半からです。明12日(土)です。

「君が代」不起立や教科書問題などを取り上げつつ、現在の日本の教育問題を具体的に考えようとする会です。場所は、かやの中央の市民活動センターです。ぜひ多くの方のご参加をお待ちしています。

 


1754 ・マララさんへノーベル平和賞を――世界の多くの人が待ち望む受賞

2013-10-11 07:19:45 | 日記

おはようございます。
生き生き箕面通信1751(13101
4)をお届けします。

・マララさんへノーベル平和賞を――世界の多くの人が待ち望む受賞

 「今年のノーベル平和賞は、パキスタンのマララさんへ授与する」――本日10月11日の日本時間で夕方6時ごろ、世界の多くの人々が待ち望むニュースがノルウェーのオスロから伝えられるのでしょうか。

 国連本会議場でも堂々と信念を述べたマララ(敬称略)のスピーチは、こうでした。「本とペンを手に取りましょう。それが最強の武器です。一人の教師、一冊の本、一本のペンで、世界を変えることができるのです」

 世界には教育を受けられないでいる子どもが少なく見積もっても5700万人とされています。

 マララは11歳のとき、タリバンの支配下で恐怖におびえる人々の惨状を英国のBBC放送のブログに投稿して以来、タリバンに狙われるようになりました。15歳の秋の昨年10月9日、帰宅途中のスクールバスの中でとうとう銃撃され、ひん死の重傷。頭から入った銃弾はあごと首のあたりで止まっていたのですが、緊急搬送された英国の外科手術で摘出に成功、奇跡の回復をしました。

 国連は、誕生日の7月12日を「マララ・デー(英語名)」とすることを決めました。

 タリバンは、「『女性が教育を受ける権利』を訴えたためではなく、反タリバンの宣伝に使われているから狙ったのだ」と犯行を声明。「これからも機会をうかがって、再び生命を狙う」と予告しています。

 しかし、マララは、「殺人や拷問は、イスラムの教えに反する」と訴え、「今後も活動を続ける。ノーベル賞をと言ってくださる方もおられますが、大切なのは私の活動を支援してくださることです」と。そして、「タリバンに襲われて私が生命を失ったとしても、『教育を受ける権利の貴さ』にくらべたら、たいしたことはない」と、言いきっています。

 パキスタンのブロガーがこんな投稿をしているそうです。「泰然として自若、不動の自信、明瞭な話し方、英知のある言葉。マララはまさにこの国の誇りだ」

 マララの言葉は、「子どもに教育を」と訴えていますが、実は私たち大人こそが「大人としての教育」をかみしめるべきかもしれません。

 話はそれますが、ボクが住む大阪では、府立高校の校長が、自分の学校の先生を「君が代」」を声を出して歌っているかわざわざ目視して確認、三度”違反”すると免職にする。これは「大阪維新の会」という政治団体の方針ですが、それを率いる「橋下維新」の府立議員は、府民が選挙で投票し当選させたものです。校長が校長なら、有権者も有権者。

 日本の民主主義は、もともと脆弱でしたが、最近はその劣化が著しいスピードで進んでいるといえます。何かできることから始めましょう。そういえば明日12日(土)、ヴィソラにある箕面市民活動センターで、「教育を考える会」(仮)が開かれます。恩地さんが呼びかけ人の代表格で、ぼくも参加しており、どなたでも参加自由です。

 話がそれました。16歳、世界最年少のノーベル平和賞受賞を期待して待つことにします。