生き生き箕面通信

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1762 ・無人機攻撃多用のオバマ大統領は明らかに”殺し屋”ではありませんか

2013-10-19 07:16:16 | 日記

おはようございます。
生き生き箕面通信1762(131019)をお届けします。

・無人攻撃機多用のオバマ大統領は明らかに”殺し屋”ではありませんか

 「無人機攻撃はテロリズムをあおっている」と、ノーベル平和賞の有力候補に挙げらマララさんがオバマさんに直接話したそうです。「市民が犠牲になり、国民は怒っている」とも訴えたと伝えられています。

 16歳少女の言葉を、アメリカ大統領はどう受け止めたでしょうか。朝日新聞は本日10月19日の朝刊一面トップで「無人攻撃機問題」を取り上げ、マララさんとオバマさんの話は2面で取り上げました。

 「米英無人機 市民479人犠牲」がトップ見出し。国連人権理事会が依頼した専門家チームの調査で、04年以降パキスタンなど3か国で民間人が500人近く殺されたことが判明しました。

 無人機攻撃は、基本的には安全なアメリカ本土にいる操縦者が、攻撃地近くから無線操縦で飛ばした攻撃機にピンポイントで爆撃させるシステムです。狙う標的はテロリストというものの、その情報は現地でCIA(米中央情報局)や現地通報者から集めたものです。

MQ-1B *米国の無人機RQ-1プレデター(略奪者の意)、Wikipediaよりコピペ

 問題は、裁判も経ずにいきなり爆殺することです。本当にテロリストなのか、本当にテロリストだとしてもだから殺してもいいのか、そのテロリストとされる標的は例えばパキスタンなどにいるわけですが、パキスタンの主権や了解は無視してもいいのか、巻き添えで殺される市民の保障はどうするのか、など余りに問題が多すぎます。

 この問題の多い無人攻撃機を、オバマさんは多用しています。アメリカの兵隊の死傷が少ないからですが、パキスタンの民間人などの犠牲は軽視する判断です。

 さらに、中国も無人機を開発し、すでに尖閣諸島上空に姿を現しています。日本も無人機導入に積極的です。つまり、世界中で無人機が飛び回る時代に入りつつあります。いつ、どこで、いきなりやられるか分からない時代ともいえます。

 今年のノーベル平和賞は化学兵器禁止機関(OPCW)が受賞しましたが、化学兵器が禁止されるべきものなら、無人機も同じではないでしょうか。上空からスーッと忍び寄ってきていきなり市民も巻き添えに爆殺する。それこそテロリストといえます。つまり、オバマ大統領はアメリカ・テロリスト団の親玉ともいえます。

 オバマさんは、ノーベル平和賞受賞者です。平和賞受賞の名に反するのではないですか。オバマさん、せめてノーベル平和賞は返上しようではありませんか。