生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

1771 ・ものもんたの「朝ズバッ」降板は、次男の「盗み」と自身のセクハラ問題だけが理由でしょうか

2013-10-28 07:06:10 | 日記

おはようございます。
生き生き箕面通信1771(131028)をお届けします。

・みのもんたの「朝ズバッ」降板は、次男の「盗み」と自身のセクハラ問題だけが理由でしょうか?

 「みのもんたさんの番組は終了し、11月2週から新しい番組にします」と、TBSテレビが発表しました。週刊誌などは一斉に、みのもんたの次男の「盗み」とみの自身の女性アナに対するセクハラ問題を理由に書き立てているのは、ご承知の通りです。しかし、どうも釈然としません。

 というのも、みのもんたバッシングがはじまる直前に、みのが安倍首相批判をかなりたっぷりとやったからです。こんな具合です。安倍首相のオリンピック招致演説の内容に対して、「安倍首相は東京オリンピックに6000億円出すんだって。福島の放射能汚染水対策には470億円。それも、オリンピックが来るから出す、という。オリンピックがなければ、470億円出さないのか。福島の原発事故から2年半、汚染水は出続けているんだよ。どう感じますか。世界中のみなさん」

 「誰か言わなければならないから、私が言わせてもらう。『東京は福島から250キロ離れているから安全です』と言う。それをきいた福島の人たちはどう思うでしょう。私は福島に8回行きましたよ。汚染水対策について聞いたら、『タンクに貯めているから、海には出していません』と説明された。ところが、東京に帰ってきたら、『タンクから漏れていました』だって。オイ、オイ、オイ。どうなってるんだ」

 「今は、4号炉に入らせてくれ、と言っている。やはり、(4号炉が)どうなっているか、自分の目で見て、伝えたい」

 実は、みのが原発や東京オリンピックについてそんな発言をしているとは知らず、原発再稼働に賛成する言辞をろうしているのだろうとばかり思っていました。だから、みのはキライ。だから、みのの番組は決して見ようとしませんでした。しかし、ネットに再現された「朝ズバッ」の動画をみると、「これはかなりヤバい」と思いました。

 安倍政権はとりわけ、テレビのお茶の間への影響力を重視しています。テレビを抑えることが、政権の支持率向上のカギと認識しています。だから、安倍首相がテレビの人気モノと会食したりして、”懐柔”してきました。もちろん、みのもんたとも食事をしました。そのみのが政権批判をしたのだから、安倍首相と取り巻きの世耕弘成氏らにとっては「裏切りもの。許せん!」と、激怒したことは想像に難くない。「このまま放ってはおけん」と思ったことでしょう。直ちに措置したことでしょう。

 次男の問題や、みののセクハラ癖など、あらを探せばいくらでもある。それを流して、反みのの空気を造るなどお茶の子さいさい。そんなことはなかったでしょうか。