生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

生き生き箕面通信693 ・台風の余波で伊波洋一さんは来られませんでした――「伊波さんを励ます会」

2010-10-30 07:11:52 | 日記
おはようございます。台風14号はきょう昼過ぎに近畿に最も接近する、と天気予報。
生き生き箕面通信693(101030)をお届けします。

・台風の余波で伊波洋一さんは来られませんでした――「伊波さんを励ます会」

 昨夕、「伊波さんとともに沖縄知事選を闘おう」という集会が大阪市内で開かれました。知事選に立候補することを表明している伊波洋一さん(宜野湾市長)が主の「励ます会」でしたが、台風には勝てず、沖縄から飛行機は欠航となったため、顔は見せることができませんでした。

 それでも会場の中央区民センターは450人の参加者で埋まりました。

 「沖縄に新しい風を吹かそう」「「沖縄の知事選に勝利することが日本に明るい未来をもたらす」「伊波洋一さんは命の危険にさらされており、伊波さんは命がけで闘っている」――参議院議員の山内徳信さんは、こう訴えました。山内さんは、伊波洋一後援会の共同代表です。

 山内さんは沖縄の歴史を振り返り、「沖縄は戦後一貫して、人権回復の闘いに必死に取り組んできた。本土の人にも手を差し伸べてきたが、なかなか掴んでくれなかったという思いもある。しかし、いままた、手を差し伸べています。今度こそしっかりとつかんでいただきたい」と強調しました。

 ぼくは、山内さんの訴えに全面的に賛同します。今回の知事選は、単に沖縄一県の問題ではなく、伊波候補を勝利へ導き、沖縄の米軍基地を沖縄から撤退させていくことが、日本の平和的な道を歩むための欠かせぬ一歩だと思うのです。

 伊波さんの勝利は、軍事基地を撤去させるという次元だけでなく、底流に流れているのは「人権を回復する」というより基本的な潮流です。アメリカの基地があることが、アメリカからのマインドコントロールを強固なものとし、国会をも蝕んでいます。いまやそれがそれとして意識できないくらいにまで浸透しきっています。疎外の極致とでもいうのでしょうか。

 ぼくはまた、伊波さんが命を狙われていると、真剣に心配しています。いざとなれば、日本の極道はなんでもやります。アメリカのCIA
などの”闇の組織”は、世界中でやってはならないことを平気でやってきました。それも数多く。

 わたしたち本土の人間は、あまりにもとっぽく、平和ボケしています。「沖縄の知事選なんてカンケーネー」が本音です。だから、日本丸というボロ船を本気で修理しようともしません。とうぜん、沈没する運命です。

 会場で山内さんに個人的に聞いてみました。「小沢一郎氏なら日本の現状を変えることができると思いますか」と。山内さんは「小沢さんは、米軍は第七艦隊だけでいいといったことがあります。小沢さんなら、日本が面白くなるのではないでしょう」といっていました。