生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

生き生き箕面通信668 ・主要国からあなどられる菅首相

2010-10-04 06:31:59 | 日記
おはようございます。「菅内閣支持率は前回より13ポイント急落して53%へ」(今朝の読売・世論調査より)
生き生き箕面通信668(101004)をおとどけします。

・主要国からあなどられる菅首相

 菅首相は昨日、ベルギーのブリュッセルで開かれるアジア欧州会議(ASEM)首脳会合に出席するため出発しました。

 最も大きな目的が「尖閣諸島は日本固有の領土」を各国首脳に改めて説明し、理解を得ることです。もうひとつ、この会合に出席する中国の温家宝首相と会談したい意向ももっています。しかし、中国側からは、「多忙」を理由に断られています。

 アメリカのオバマ大統領からも、まともに相手にしてえもらえず、会談しても時間は極めて短時間、中身はほどんどなし、です。それもそのはず、菅さんには日米間に横たわる懸案に対して、きちんとした解決案も持ち合わせず、結局、パフォーマンスだけといっても言い過ぎではない状況の繰り返しだからです。

 ヒラリー・クリントン米国務長官は、「韓国、日本などが大事」と、韓国を極めて重視する姿勢を示しました。韓国の李明博大統領は、自国の政策を相手に明瞭に伝え、実行してみせています。そうでなければ信頼関係など築けるはずがありません。

 国連総会での演説では、菅さんが登場するとぞろぞろと退場が相次ぎ、議場はガラガラのすっからかん。菅さんの演説は官僚が作文した無内容の空き缶、アカンと見切られているのです。

 「普天間は8月末までに決める」と言って、それができず、次には「オバマ大統領が訪日する11月までにめどをつけたい」も、見通しは真っ暗です。それでも、いまだに「辺野古で沖縄の方々の理解を得たい」と、何の見通しもないままただ繰り返すだけです。オバマさんが菅さんにまともに対応しないのも無理はありません。まともに対応するための肝心の内容がないのです。

 菅さんはこれほど軽く扱われても平気なのでしょうか。菅さんは平気でも、日本丸に乗り合わせてい私たちはたまったものではありません。 今は世界の状況が大きくパラダイム・シフトしつつあります。失われた20年をさらに続ける時間的な余裕はありません。