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生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

生き生き箕面通信344 ・本日、日米戦争を決定(68年前)

2009-11-05 06:26:52 | 日記
おはようございます。夙川のにしき鯉が数匹、元気に泳いでいました。もう何年も前からです。
生き生き箕面通信344(091105)をお届けします。

・本日、対米戦争を決定(68年前)
 皇居一の間で昭和16年(1941年)11月5日、御前会議が開かれ、原嘉道・枢密院議長が「いまをおいて戦機を逸しては、米国の頤使(アゴで使われる)に屈するもやむを得ないことになる。従って米に対して開戦の決意をするも已むなきものと認む」と、結論を出しました。このときの出席者は、東条首相、東郷外相、鈴木(貞一)企画院総裁、賀屋蔵相、それに陸海軍総長でした。

 このほぼ1か月の12月8日、真珠湾を奇襲攻撃し、日米開戦となりました。その後は、敗戦、アメリカの属国となり、今に至っています。

 そして、オバマ大統領の来日を控え、アメリカの顔色をうかがい、右往左往しています。

 今朝の朝日新聞は舟橋洋一・主筆の論文を掲載しました。題して「『入亜入欧』こそ歴史的使命だ」です。そのなかで具体的に普天間移転に触れ、「県外移設も嘉手納統合も難しい。現実には『辺野古沖』案と海兵隊のグアム移転安を基地統合再編の第一歩と位置づけたい」と、主張しています。

 これは、アメリカの主張そのものです。沖縄の人々の長い間の苦しみについては一言も触れることなく、あっさりと基地を押し付ける論調です。

 舟橋氏は、朝日の特派員としてアメリカ総局長を歴任、またアメリカの政策シンクタンク、ブルッキングス研究所の客員研究員もしてきました。こういう人々によく見られるのは、名うてのジャパン・ハンドラーとしての役割です。重要な局面では必ずアメリカ寄りの立場から、一種の根回しの役割を進んで引き受けます。

 いま鳩山首相も狙われるようになりました。オバマ大統領との会談待ちですが、アメリカの虎の尾を踏むようなことになれば、献金問題がさらに激化して辞任せざるを得ないところへ追い込まれます。水戸黄門役だった渡部恒三・前最高顧問は「鳩山君のあとは岡田(克也)君がいい」などといい始めています。