水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「風間陽水の依頼簿(カルテ)・355」

2014-10-08 19:11:48 | Weblog



カルテ番号 ね・5(13)

こういう立場の人からの意見だ。
今までの自分の世界からの見識とは違うだろう。
それがそのまま通用するかどうかは判らないが、幅広い見識にはなるだろう。
根本拓也は自分と違う意見でも、知識の一部として否定しない。
その姿勢がスタッフや同業者から一目置かれる理由の一つだ。

院長はしずかに話し出した。
「まず、プロの姿勢で大切なのは何だと思いますか?」
根本拓也は先ほどのプロの定義を院長に訊いてみたくなった。
「先生、その前に先生はプロというのをどう定義しているのですか?」
「一言でいえば、存在を懸けているか、否かでしょうね。
プロとしての仕事というのは技術内容であって、それは別な要素です。
つまり、素人でも素晴らしい技を持っている人は多数います。
プロスポーツ界などそうですね。
元々の才能が凄ければ、プロでなくても世界一も沢山います。
オリンピックなどがそうですね」

その答えに根本拓也は納得した。
そうなのだ。
自分の存在をその仕事にかけているか、どうかなのだ。
プロが敵わないような天才の才能があっても、それだけではプロではない。
また人を集められる魅力だけでもプロではない。
パンダはプロといえない。

(登場する人物・組織・その他はフィックションです)


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