水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「母のこと・317」

2012-06-26 19:23:07 | Weblog



長年通っていた病院は受け入れてくれなかった。
破裂したら来ても無駄だから、と。
病院の姿勢は、こういう時にあらわれる。
受け入れてくれた病院も手術は出来ないから見守るだけと宣言された。
モルヒネ等で苦しまないようにはするからと。

徐々に体内に漏れ出した血液。
子供達にも事情を説明し、きちんと見守ることにした。
もちろん氣功をしたが、こういう時には自分の氣も入ってしまう。
数時間して、私はヨレヨレになってしまった。
本当の家族に見守られながら義父は穏やかに逝った。

その夜のうちに家に運び、葬儀の手続き等。
本妻の家は姉妹二人だけで、姉は東京。
だから私が喪主代(名目上は義母)となった。
ちょうど、前期試験の最中だった。
後日、再試験をした。

義父は若い時から何度も生死をさまよう怪我と病気をした。
いつか私に言ったことがあった。
残りの人生は、他人の為に生きよう。
そうして義父は、お人好しと言われるほど他人の面倒をみた。
他の人が避ける役を何年も続けて引き受けていた。
ワガママな私には、とても真似ができない生き方だった。

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