一言「ファンです」が言えなかった。
今でもそうだが、その頃は更にシャイな10代だ。
何か言って、握手したかったのに、何もできなかった。
心残りだった事が、思い出となった。
だらしねぇなぁ・・・
なだ いなだ氏はその後「老人党」を立ち上げる。
バーチャル政党だが、自由な政党だ。
既成社会に迎合せず、対決もせず、無理なく自己主張する。
そういう姿勢は、私もスンナリ同調できるのだ。
心の内部の不可思議さを追求した精神博士でもある作家だ。
(なだいなだ、とは、何もない、というスペイン語)
私の興味は、社会の矛盾よりも人の心の奥の不可思議さに移っていった。
とはいえ、まだまだ、否応無しに世間は荒れていた。
70年安保が締結されても、噴出した矛盾は簡単に収まらない。
噴出したエネルギーの当てる先も戸惑っていた時代だ。
時代の変化はフォーク歌詞にも象徴される。
社会政治的メッセージから、個人生活情景の歌が多くなった。
「結婚しようよ」は、時代が変わった印の歌でもあった。
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