水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「迷説般若心経・240」

2008-04-02 19:14:20 | Weblog



  第十九章(7)
  般若心経

「智恵」という言葉が小さな意味に誤解される。
頭が良くなければ使えないイメージがある。
頭が主体のイメージがある。
だが、ホンモノの智恵に頭は関係ない。

「幸せ」に成る、あるいは近づく方法や気づき。
それが「智恵」というものだ。
暮らしに密着しない智恵など、ニセモノなのだ。
人間には人間の暮らしがあり、ケモノにはケモノの暮らしがある。
それぞれが、暮らしの中で「幸せ」を見出す。

こういう基本的な事が判らないで「智恵」を語る。
だから「経」が曲がってしまう。
優れた般若心経も偏屈な解説になってしまう。
「空」がどうとか、「無」がどうとか・・・。
そんな言葉にこだわるからツマラン人生になるのさ。

                           
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)
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