第十九章(5)
般若心経
般若(パーニャ)の意味のおさらいだ。
宇宙の智恵でも仏智でも神智でもいい。
だがここまで書いてきて(書かされてきて)ワシ的な訳がある。
それは「生命の智恵」が般若には相応しいと思う。
生命といっても肉体的な生命だけではない。
生きる事(生き方)。
存在している事。
個人に限れば意識や精神、魂まで含めた「生命」だ。
個を離れれば「地球全体の生命」でもある。
般若ってのは、個人的な心の智恵じゃない。
もっと全体的、全的、統合的な智恵なのだ。
小さな個人の心に限定しては、もったいない。
個人の心の経は、般若心経の一部でしかない。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)