第十七章(6)
真実不虚 故説般若波羅蜜多呪 即説呪曰
優れた経は多重の意味を持つ。
「真実不虚」も般若心経の本質となる。
全てが真実で嘘は何処にも無い。
慈愛や慈悲と同じ意味に通じる。
苦しみは小さくなっていただきたい。
楽に生きていただきたい。
心も身体も軽くなっていただきたい。
ブッちゃん(仏陀)は、そう思ったのだ。
「こだわるなよ」
「この世はイイカゲンだぜ」
「全て認めて生きようぜ」
「大丈夫だ。いい方法がある」
仏教の本質は優しさだ。
真実の追究じゃない。
真実は全てだから、追究しなくてもいい。
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