水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「迷説般若心経・25」

2007-08-31 22:49:20 | Weblog



  第二章(6)
  観自在菩薩行深 般若波羅蜜多時 

「観自在」は自分を観直す事じゃない。
自分を深く見つめる事でもない。
「自」が「在る」事を認めるだけでいい。
「在」が底にあるからといって、底までいかなくていい。
深く潜らなくてもいいのだ。

「行深」を「深く行をする」と訳すから間違う。
深く行こうとすると「力」が入る。
「更に力をぬいてごらん」と訳すのだぜ。
「冥想」は力を抜くこと。
だから、誰でもできるのだ。

「観自在(菩薩)行深」は誰でも出来る。
観音様という超スーパーウルトラマンが行ったのではない。
「観音様とはアンタ(観自在)の事だよ」
「アンタ(観自在)は普通に出来るんだよ」
ゲンちゃん(玄奘)は本文の最初にそう教えてくれている。

 

(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)
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