寺で修行をした。
掌に風穴という異次元空間を持つ。
特殊能力ではなく呪の力だ。
いずれ風穴が広がり死を迎える。
奈落という魔と立ち向かう犬夜叉達。
弥勒は犬夜叉達と同行している。
世界の平和の為でもあり、呪を解く為でもある。
祖父と父の仇でもある。
そんなシビアな運命を歩いている。
シビアだからこそ洒落る。
厳しいからこそ微笑む。
死と隣り合わせだからこそ生を尊ぶ。
生を尊ぶとは愉しむ事だ。
生を尊ぶから自然体になる。
自然体だから不マジメだ。
生真面目は自然体でない。
不マジメだがデタラメではない。
自然体は「いいかげん」だ。
その時、その場で変化する。
弥勒は我を忘れる事が少ない。
犬夜叉は感情に流されて行動する。
弥勒は感情を愉しんで行動する。
我(が)が感情を使いこなしているのだ。
心のバランスがとれたホンモノの坊さんだ。
我を無くすことは出来ない。
肉体は我が維持をしているからだ。
無くしたら・・・死んじゃう・・・。
無くそうと修行するのは時間の無駄使いだ。
人生は大切に使おうぜ。
無くす事は出来ないが使いこなすことは出来る。
完全でなくても、ある程度は使える。
我に使われるだけの人生はツマランぞ。
我なんて小さく可愛いヤツだ。
本気で相手をするほどの大きさじゃない。
適当に愉しむ為にも我を可愛がろうぜ。
我を無くせ、という指導者はニセモノだ。
いいかげんなワシより未熟者だ。
アホなワシより無知だ。
さっさと見切りをつけようぜ。
精神世界に係わるつもりなら、
犬夜叉のマンガを読みなよ。
そして弥勒法師から学ぼう。
学べないようなら、係わらない方がいいぞ。
(本館は 「氣の空間・氣功療法院」