水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

弥勒・2

2005-11-28 22:48:18 | Weblog

寺で修行をした。
掌に風穴という異次元空間を持つ。
特殊能力ではなく呪の力だ。
いずれ風穴が広がり死を迎える。

奈落という魔と立ち向かう犬夜叉達。
弥勒は犬夜叉達と同行している。
世界の平和の為でもあり、呪を解く為でもある。
祖父と父の仇でもある。
そんなシビアな運命を歩いている。

シビアだからこそ洒落る。
厳しいからこそ微笑む。
死と隣り合わせだからこそ生を尊ぶ。
生を尊ぶとは愉しむ事だ。
生を尊ぶから自然体になる。

自然体だから不マジメだ。
生真面目は自然体でない。
不マジメだがデタラメではない。
自然体は「いいかげん」だ。
その時、その場で変化する。

弥勒は我を忘れる事が少ない。
犬夜叉は感情に流されて行動する。
弥勒は感情を愉しんで行動する。
我(が)が感情を使いこなしているのだ。
心のバランスがとれたホンモノの坊さんだ。

我を無くすことは出来ない。
肉体は我が維持をしているからだ。
無くしたら・・・死んじゃう・・・。
無くそうと修行するのは時間の無駄使いだ。
人生は大切に使おうぜ。

無くす事は出来ないが使いこなすことは出来る。
完全でなくても、ある程度は使える。
我に使われるだけの人生はツマランぞ。
我なんて小さく可愛いヤツだ。
本気で相手をするほどの大きさじゃない。
適当に愉しむ為にも我を可愛がろうぜ。

我を無くせ、という指導者はニセモノだ。
いいかげんなワシより未熟者だ。
アホなワシより無知だ。
さっさと見切りをつけようぜ。

精神世界に係わるつもりなら、
犬夜叉のマンガを読みなよ。
そして弥勒法師から学ぼう。
学べないようなら、係わらない方がいいぞ。


(本館は 「氣の空間・氣功療法院」
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