水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

琥珀・3

2005-11-23 21:23:06 | Weblog

日本で商業採掘し製品にしているのは一社のみ。
その店が盛岡駅ビル内の土産横丁にあった。
琥珀は宝石として値段の高い方ではない。
それでも世間から3段階下層で暮らすワシだ。
きちんとしたペンダントやネックレスなどは無理。
一番安いのが根付け(ストラップ)だった。

御土産は買った行為が喜ばれる。
買ったモノではないのだ。
その心配りを喜ぶものなんだ。
モノによってモンクを言うような相手もいる。
そういう相手とは縁を切ればいい。

ワシと付き合う本妻や愛人は理解している。
その喜ぶ笑顔を見たくて、安物買いをする。
本妻に一つ。愛人に一つ。ワシに一つ。
(愛人達は平等だが、代表として身近な一人に・・・)
本妻と愛人は同等だが、ワシはワシに贔屓する。

ワシも他のモノ達も平等だが、贔屓はする。
贔屓は個人的趣味の問題だ。
メンドウクサガリ屋のワシは身近に贔屓する。
身近なら、ワシ本人だろうが他人だろうが関係ない。
だから一番身近にいるワシ自身に贔屓する。
モンクあるか?

そういうわけで、ワシの根付けだけ少し大きい。
大きいといっても、その店ではオマケのような製品だ。
「琥珀は中に虫が入っているのが高くなります」
そうだろうなぁ・・・
8500万年前の姿を止めているのは琥珀以外に無い。
(久慈琥珀は外国琥珀よりかなり古いものなのだ)

命懸けの代償として治療費をいただく。
「氣」の力はワシの力ではない。
だが交換交流するダメージはワシの命だ。
氣功料金というが「氣」の値段ではない。
「氣」はタダなのだ。
ワシの身体と命と生活に料金が必要なのだ。

ここが他の施術師とワシの違いだ。
技術や経験や知識の施術はその人のモノだ。
その人の力と技の代償が料金だろう。
通常の施術師の料金は力と技の料金だ。

ワシは力も技も無い。
(蛇足だがイロオトコでも無く金も無い・・・)
あるのは交換交流するワシの身体と命だ。
もう一つ・・・いいかげんな性格だ。
見ず知らず相手に命を投げ出せる性格だ。
(う~m・・・単なるアホではある・・・)

ワシの命の代償だから安い・・・。
安いけれど、貴重な金だ。
クライアントにとっても貴重な金だ。
簡単にン万円やン十万円のアクセサリーに使えない。


(本館は 「氣の空間・氣功療法院」
コメント
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