アバウトなつぶやき

i-boshiのサイト:「アバウトな暮らし」日記ページです

着衣泳教室

2009年08月01日 | ぷちねた
 昨日は小学校で着衣泳教室が開催されました。


 マンガやドラマだと、溺れてる人を見かけるとすぐに飛び込んで助けちゃったりしてますよね。
 ご存知の方のほうが多いでしょうが、実際、服を着たまま水に入ると衣服が重くて自由に動けないものだそうです。
 たとえ服を脱いでも、溺れた人が救助に来た人にしがみついてしまい、両方が溺れてしまうこともままあります。
 やはり、救助は専門家-消防署員やライフセーバーなど-に任せたほうが賢明です。

 それを踏まえて、不意に入水(にゅうすい)してしまった場合、救助が来るまでになんとか体を浮かせて呼吸を確保する…それが着衣泳の主題です。

 まずは体が浮く仕組みについての説明から始まり、ゆっくりと水に入ったらその重さを実感するためにプール内をぐるぐる歩きます。 

 これは結構疲れるらしい。

 洗った靴を持参していたのでそれをプール内に入れ「靴にも浮力がある」ことを確認させます。(ただし、体育館シューズは沈みました。ソールにエアの入ったタイプは楽勝で浮きます♪)
 その後の事ですが、ランドセルなどもプール内に放り込んでいました。ランドセル内の本はすぐに水がしみこむわけでは無いのでずいぶんと体を浮かせる手伝いをしてくれます。また、本を抜いてもランドセルはまず浮くんですね~。知らなかった。
 「帰り道に川に落ちたとしても、重いと思ってランドセルを外しちゃいけませんよ。ランドセルは浮き輪だと思って背負ったまま(胸側に抱く方が理想的)にして下さい。」だって。
 
 メインはペットボトルを使って体を浮かせる練習です。
 空のペットボトルを胸にしっかり抱いて、ペットボトルからは目を離して空を見上げます。するとあごが上がるので、鼻や口が水面より高くなり呼吸を確保できます。
 身近にあるものを使って、なんとか顔を浮かせること。もし、水に落ちた人を見たら身近なものを投げて、浮く手助けをしてあげて下さい、と言われました。
 前述のランドセルを始め、開封前のトイレットペーパーやスナック菓子の袋、水筒、クーラーボックスなども放り込んで検証していました。

 多少なりとも泳げる長男は、ペットボトルで充分浮いていましたが、次男は先生の手が離れた途端にぶくぶくぶく…。
 水辺に行く時はライフジャケットを忘れてはなりませんね。

 お盆頃、主人と長男は福井の知人宅へ出かけてしまうので、今年は次男とプールへ行くつもりでした。でも、泳げないワタクシが浮き輪で対処できるだろうか。
 プールにライフジャケットはあんまりだよねぇ(ーー;)