アバウトなつぶやき

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茶道ゆかりの地・宇治

2009年03月27日 | おでかけ
 毎月2回、長男は金曜日に茶道のお稽古に行きます。
 今月の予定日だった今日は、春休みの上に先生の所用と兼ねられる事もあってお稽古の代わりに宇治を訪ねることとなりました。
 観光もしつつ、お茶にゆかりのある場所を訪ねます。

 まず、コマーシャルでも有名な福寿園…の前にある朝日焼の作陶館へ。

 夏休みに他のお生徒さんがここで作陶をしたのですが、長男とkzくんは都合が付かなかったので不参加だったのです。
 朝日焼は豊臣秀吉が絶賛し、小堀遠州の庇護を受けたという茶の湯に深いかかわりを持つやきもので、ほんのりピンク色になる釉薬や、焼成の際に鉄分が醸し出す赤い斑点が特徴的です。
 作陶へは長男・kzくん・チロちゃんが参加だったため、その時間を使って先生は所用を済ませに移動、ワタクシは子守りも兼ねつつ近所を散策しました。

 まずは先生も一緒に興聖寺(こうしょうじ)。

 10月に開催される宇治茶まつりで「茶壷口切の儀」が行われる場所です。
 ※宇治茶まつりの詳細はコチラをクリック→宇治茶まつり

 そして宇治上神社(うじがみじんじゃ)。

▲拝殿と…

▲本殿。
 世界遺産の上、知人が年内にここで挙式予定なので見てみたかったのだ。
 世界遺産だからそういう標識でもあるかと思ったら「さわらびの道」の途中にある鳥居にかかれてただけだったので、うっかり通り過ぎてしまいました。
 敷地は決して広く無いし派手さも無いけれど、神聖な感じのする落ち着いた建物でした。ちなみに拝観料もなし♪

 宇治上神社の見学を終えた頃、作陶のほうも終わり。
 みんなが合流しました。

 まずは宇治橋の「三の間」へ。

 ここから豊臣秀吉が宇治川の水を汲み上げる際に釣瓶を降ろしたのだそうです。

 その後は食事を済ませて、平等院を拝観し


 おみやげ店を散策し(先生はかんばやしへ)

永楽屋で買った大判の風呂敷と、その向かいの彩菜で買った宇治こんぺ(金平糖)♪


 最後に先生と子供達が対鳳庵(たいほうあん)でお茶を頂いてから帰りました。
 長男が正客をさせていただいたそうで、お褒めの言葉を頂いていました。

 途中、「辻利」の文字を見つけては「あ!抹茶アイスの辻利だ!」とか「○に十の屋号は中村藤吉なんだ~」とか、ワタクシとチロちゃんはテレビで見たことあるお店にミーハーぶりを発揮させていただきました。
 子供達にとっては勉強になったでしょうし、付いて行った母達も楽しんで来ました。
 高速が1000円になったら、京都なんて休日は一層混むんだろうなぁ。