北大ボートblog

北大ボート部部員によるほぼ定期更新ブログ。

1年の早さって… その10

2021-03-21 23:28:23 | 大会
 こんにちはこんばんは。3年目漕手の青木真太郎でございます。今週は、どうしても今日の出来事を書きたかったので、遅い更新になりました。

 今日何があったのかというと、学習院大学ボート部の内藤コーチからのお話をいただいて、現役ボート選手として活躍されている勝又晋一選手を迎えて、根掘り葉掘り聞いてみよう!という会が開催され、その後大学生同士の交流の場も持たれるという二部構成でした。

 集まったのは10大学36人のボート関係者でした。北大からは、僕を含めて4人が参加しました。

 第一部は勝又選手に事前に送った質問に答えていただく、というものでした。大学からボートを始めた選手が試合で勝つには、キャッチをうまくやるには、といった競技の話から、睡眠はどれくらい取っているか、食事はどのようなことを気にしているか、など競技以外のお話も聞けました。

 僕が特に興味深く感じたのは、「代表になれる選手とそうでない選手の差は?」という質問でした。勝又選手は、あくまで個人的な意見、ということでしたが、「他人に褒められるとやる気がでる報酬型の人よりも、自分の中に価値基準があり、それに基づいて行動できる成長型の人のほうが代表選手には多いように思う」とのことでした。この一言には気づかされることが多くありました。

 実は最近、自分一人でメニューをこなすのがきつくなってきていました。そこで、ZOOMで部員とつないで練習することが多かったのですが、「そうか、今は他人から応援されると頑張れるタイプなのか」ということに気づきました。こまめな応援は非常に力になります。

 しかし、少し前までは自分で勝手にトレーニングをやっていました。目標がはっきりして、かつ、自分が成長していることが数字で見えたからなのだろうと思います。

 今、少し頭打ち感がでて来てしまっているのでここで、もう一段階ギアを上げて、もう一度自分の目標を見直して春に向かっていければと思います。

 いつの間にか僕の話になってしまいましたね。話を戻しましょう。

 第二部では、学生同士の交流、ということで「ボート競技、ボート部の魅力とは?」という議題でいくつかのグループに分かれて話し合いました。

 水面を滑る爽快感がいい!といった意見や一生ものの仲間ができる!という意見が多くありました。変わったものでは、体を限界まで追い込める!というものもありました。

 他にもマネージャーに向けて、大会運営などの色々な経験ができる、というものもありました。新勧の触れ込みはどのようにするか毎年、悩みどころですが、「そういう視点もあったか!」と驚かされました。

 第二部で一応は終了だったのですが、その後で残りたい人は残って、雑談をしていました。勝又選手と直接質問する、という機会もあり非常に有意義でした。

 やはり、現役の代表クラスの選手からお話を聞けるということは非常に貴重な経験で、これからのボート競技への関わり方の指標になったように思います。

 主催していただいた学習院大学ボート部の内藤ヘッドコーチには感謝の念に堪えません、本当にありがとうございました。

 今後はこういう形の交流もより、活発に行われていくものと思います。

 春までもうすぐ。この連載も結構続いてきました!次回はどのような内容になるのか、乞うご期待!

 今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
コメント (2)